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そういえば今更だけど…

「おつっす」


「あ、おつかれぇ♪」


とある日の放課後。俺はいつもと変わらず部室に足を運んでいた。部室には全員が揃っていて、各々好きなことをやっていた


「…桜先輩?」


「うん??どうしたんだぃ??」


とりあえず俺は席に荷物を置き、桜先輩と話を始めることにした。桜先輩は椅子に座り、シュガートーストをかじっている


「…今になってから思った疑問、聞いていいっすか?」


「ん?私で答えられる疑問ならどんどん答えてあげるよぉ?」


桜先輩はにこにこしながら俺の方を向く。…なに考えてるんだ?


「…これなんすけど」


俺が取り出したのは部室のロッカーに入ってたトランプだ


「…4月、これで俺相手に入部試験出したじゃないっすか」


「そうだねぇ、ブラックジャックをしたねぇ♪なつかしぃなぁ♪」


「それでなんすけど…部を作ったとき、桜先輩が一人で立ち上げたんすよね?…他の二人…時雨先輩と阿見津先輩はどうやって部に入れたんすか?」


「んにゅ?うちの部の歴史かなぁ?え~とねぇ…ひとみんはもう知ってると思うけれど私と幼馴染みだからぁ、ちょっとお願いしたら入ってくれたんだぁ♪」


無理矢理ですね、分かります。近くで風達としゃべってた時雨先輩はこの時だけすごい勢いで振り向いていた


「じゃあ阿見津先輩は?」


「ゆみちゃんはあっつんと同じで入部試験やったよぉ?」


「ブラックジャックっすか?」


「そうだねぇ♪弓ちゃん、ビックリするくらい強くてねぇ♪」


桜先輩がしみじみと語っている。…阿見津先輩、そういうの得意なのか?


『私は河内君が思う程強くはないよ?』


「!?あ、阿見津先輩!?」


知らぬ間に阿見津先輩が俺の背後で画面を見せてきてた。…いつからいたの!?


「いやいやぁ、弓ちゃんは普通に強かったよぉ?私びっくりだもん♪」


『でも河内君も強かったんですよね?』


「そうだねぇ…あっちゅんは弓ちゃんとは違ってカードの引きはそうでもないけど、すごく運がいいんだよねぇ♪」


「…それは引きとは違うんすか?」


思わず軽く突っ込んでしまった。…実際違う気がするんだが…


『だったら…どうです、カオル先輩?私と河内君…一戦交えてみますか?』


そこで阿見津先輩がこんな提案をしてきた。…俺が、阿見津先輩と戦う?


「おぉ~♪弓ちゃん、中々おもいきったことを言い出したねぇ♪」


桜先輩はすっごく嬉しそうに阿見津先輩の手を握ってる。…うわぁ、この展開…


「じゃあ、急だけど始めるよぉ♪ショー部のぉ…♪」


『勝負♪』


「…はぁ…」


ですよねー…


そして急に始まった勝負、俺と阿見津先輩は机を挟み向かいあった。手元には二枚のトランプ。勝負内容はブラックジャックだ


『…お手柔らかにお願いします♪』


「…それはこっちのセリフっすよ、阿見津先輩。…桜先輩を倒したんなら随分な頭の良さがあるんでしょう?」


「いいねぇいいねぇ♪まずは言葉で戦うなんて、熱いよぉ♪」


俺たちが話してるなか、桜先輩はテンションがハイになってる。そして風達も部活だと嗅ぎ付けギャラリーになってる。…いつもながら滅茶苦茶だ


「あっつん、ショー部一を決める戦いだよ!」


「弓佳、初代部員の意地を見せてやれ!!」


「まぁ、どちらも頑張ればよろしくてよ?」


各々が好きな事を言ってる。…俺もギャラリーがよかったなぁ…


「じゃあ、第1回戦!はいっ!」


そして桜先輩がトランプをきり、2枚を二人に渡す。これからショー部の勝負が始まる…!

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