表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/128

桜 コハル

「…暇だな」


「暇だね~」


「暇ですわね」


とある日の部活。部室には俺、風、憐香の三人が暇を持て余していた


「…帰るか」


「ですわね…これ以上待ちぼうけしても仕方がありませんし…」


「え?…でもカオル先輩たち、今日は来るよ?」


俺と憐香が意気投合したのだが、風が焦りながら拒否を示す。…でも待っててもなぁ…


だがそこで部室がノックされた


「…?来客みたいですわね」


「桜先輩たちならノックはしないよな…。どうぞ?」


とりあえず俺が呼び掛ける。するとドアが開き、現れたのは…


「…ここがショー部ですか…」


中学生位の女の子が入り口前にいた。ただあの長い黒髪といい、大きい目といい、どっかで見た気が…


「貴方達は、姉の部に所属する方達ですね?」


「姉?…もしかして」


「カオル先輩の妹さん?」


そうなのだ、その女の子は桜先輩に似ていたのだ。服こそセーラー服だが、長い髪に大きい目がそっくりなのだ。…ただ…


「なんのようですの??」


憐香の言う通りだった。…あまりにも急すぎるのだ


「あ、申し遅れました。私は桜カオルの妹、桜 コハル(さくら こはる)です」


「あ、初めまして…」


丁寧に挨拶をしてくるので反射的に挨拶を返す俺。…桜先輩と違って随分ピシッとしてるなぁ


「今日はとりあえず姉から連絡が来て、とりあえず今日ここに来るように伝えられたんですけど…」


「…なるほど、桜先輩の無茶ぶりか…」


いつも通りの桜先輩の無茶ぶりで妹さんは今ここに来ているらしい。…居なくても迷惑かけてくれるなぁ


「…淳、風さん?どうします?勝手に帰すのはなんか…あれじゃありませんこと?」


「あれってなんだよ…」


「でも憐香ちゃんの言う通りだね?カオル先輩が呼んだんなら、私たちが判断するのは…」


四人でどうしようかを悩んでいる。…この子も大変だなぁ…


「でしたら、貴方がたのお邪魔じゃなければ私もここで姉を待たせてもらってもいいですか?」


そこでコハルが提案してきた。…しっかりしてるな


「まぁ、俺たちが否定する道理はないさ。居たらいいと思うぞ?妹さん?」


そう俺は伝える。するとコハルは俺に向き直り、真顔で


「私の事はコハル、と呼んでください、河内さん?」


と、言ってきた。…あれ?


「…なんで俺の名を?」


「姉から貴方の事は聞いてましたから」


その疑問もコハルはさらっと答えた。…桜先輩、何をこの子に話したんだ?


そしてとりあえずコハルを部室に招き、四人で桜先輩を待った。…何をしたらいいか分からないから、無言だったんだがな。そしてしばらくして桜先輩たちがやって来た。そして桜先輩にコハルの事を伝えると


「今日なんとなく呼んでみただけぇ♪」


と、天使スマイルを見せた。…まじで呼んだだけか!?


そしてとりあえずは今日は駄弁って部活は終わった…


…えー…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ