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リレー小説!③河内淳編

『までも、これからもそうなるのかな。でも、今日という今日は手伝ってもらうから。…とりあえず、縄は…さっき拾ったわ。これの指紋さえ採集してしまえば、犯人は見つかるはず…。とりあえず指紋を取ってみると、指紋はDさんの指紋と、Bさんの指紋が取れた。だが二人は揃って容疑を否認してます。…さて、さらなる証拠が必要になりますね。…とりあえず必要な証拠を集めましょうか。…えーと、アリバイはまず二人は無いんです。そして、縄からは二人の指紋が取れてます。という事は、まず縄が何故近くに落ちていたか、ということなんですよね。普通なら犯人は凶器に用いたような物はそのままにして置くはずが無いんです。…となると、縄を犯行現場に置いた意味を聞く必要があるんです。…貴方なら、どう考えますか?私なら、こう考えます。…犯人は、もう一人に恨みがあり、その犯人に罪をきせることによって自分の恨みを晴らす気なんでしょう。なので私はこれ』


「…ふぅ、どうです?」


「「…」」


俺が自信満々で書き終え、周りを見渡してみると…皆、なんか冷たい顔をしていた。…なんで?しっかり話繋がってるじゃん?


「ど、どうしたんです?」


「…なんか、あっちゅんって残念だよねぇ?」


桜先輩がいきなり言葉での先制パンチをかましてくる。…残念ってなんだよ!?


「…私も同感だ。普通すぎる。それに…縄をそこら辺で拾ったというのは無理があるでしょう?」


「うっ…」


今度は時雨先輩から叩かれる。…このパターン、全員から言われるのか!?勘弁してくれ…謝るから…!


『イマイチ真相に近づいて居ない』


「ぐぅっ…」


阿見津先輩から真顔で厳しい一言を言ってくる。…真相に今近づいちゃダメなんじゃないの!?三人目だよ、俺!?


「…あっつん…」


「うぅ…」


風が冷めた目で俺をみながら呟く。…つめてぇ…


「…」


そして極めつけは…憐香だった


「凡愚はやはり凡愚ですのね、傷ついた私が馬鹿でしたわ。…そこで土下座しなさい!」


「…はい…」


はい、そこで土下座しましたよ。…もう、惨めですよ。イジメですよ…


そして土下座から解放され(10分位反省させられました)、小説リレー再開になった。次は時雨先輩の番だ


「次は私の番ね…もう状況は最悪だけれど…なんとか修正して終盤にもって行きますか?」


時雨先輩がため息をつきながら書き始める。…ちくしょう、お手並み拝見だよっ!!


次回へ続くんだよっ!!


「あたしのればんは無いの~?」


ありません(笑)

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