表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/128

リレー小説!②大道寺憐香編

『くるかと思ったのだけれど、やはり出てこなかったわ。あ、私の自己紹介がまだだったわね。私は希望探偵事務所に勤務してるEという者よ、覚えておきなさい。…さて、縄だったわね?そんなものは確実にあの場所にあるのよ。…あの場所ってどこかって?ふふん、考えてもご覧なさい?学校の体育祭で必ず用いるじゃない?…え?さすがに綱引きの縄じゃ人の首を絞められないって?バカ!違うわよ!縄跳びの縄よ!あれを使えば人の首は絞められるわ。問題はその縄は沢山の学生が持ち歩いてる、と言うことよ。…解決になってないって??ふん、そうね。全く解決にはなってないわね。…文句ばっかり言うなら貴方も考えたらいかが!?全く…ここの事務所の経営も私に任せっきりだし…これでもやっと最近見つけた仕事ですのよ!?もっとやる気を持ってくれたって…、え?余計なお世話、ですって?…そう、そんな事言うのね。だったら貴方、ここから出ていきなさいよ!!今』


「ふふん、どうよ!?」


『「…」』


書き終えた憐香がふんぞり返る中、他のメンバーは苦笑いを浮かべていた。…


「あのなぁ憐香。これは、話をどう進めてるんだ?」


あくまで冷静に聞く俺。うん、冷静だよ?目が血走ってなんか、イナイヨ?


「はぁ?淳、貴方この文章から何も読み取れないのかしら?どこまでも凡愚なのね?」


だがこの言葉で俺は我慢できなくなってしまった!


「誰も痴話喧嘩を望んでる訳じゃねぇよ!?事件解決しろよ!?縄ネタ引っ張りすぎだろ!?体育館倉庫に縄置いておけよ!?」


「な…ちょ…」


あまりにも混乱してて、意味不な突っ込みをしてしまった。だけど仕方ないだろ!?殺人事件の話から急に修羅場になったら、こうなるでしょ!?


「ちょいちょいあっつん、どーどーっ!」


その間に風が割って入ってきた。…いけねぇいけねぇ、落ち着かなきゃな


「…悪い、取り乱したわ」


「…そんなに言わなくても宜しいんじゃなくて…?」


憐香が凄く落ち込んでいた。…随分打たれ弱いな


「すまないな憐香」


「…そこまでいうんなら、貴方の文才見せてもらいますよ!」


そう言いながら、憐香は完全にむくれてしまった。周りの視線も痛い。…ちくしょう…


「…すいませんした…」


「「…」」


とりあえず、あまり突っ込むのは時と場を見なきゃな…学習したぜ…


「次は俺っすね。…どう進めるかな…」


「喜劇がいいねぇ?♪」


「だからカオル、ここから喜劇は無理だって…」


『昼ドラ(;´・ω・)b』


「あっつんなりに作っちゃえばなんだっていいと思うよ~?」


「…」


各々が好き放題言ってる中、俺は書き始める…


次回へ…続くっ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ