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リレー小説作り!①阿見津弓佳編

『昔々、ある学校で殺人事件が発生しました。殺されたのは3年のAさん。初めはクラスの生徒の犯行だと思われました。ですが、このクラスの聴取を警察がした所、全員にアリバイがありました。この日は実はクラスで遊びに行く日だったのです。その日はAさんも出席する予定だったのですが、時間になっても来なかったのでクラスの友人が学校に戻って見た所、教室でAさんは死んでいたそうです。警察はそこで、Aさんにゆかりのある人を容疑者に絞りました。彼の旧友のBさん。彼の従兄弟のCさん。そして彼の彼女、Dさんです。彼らにはアリバイがありません。果たして犯人は誰なのだろうか?…まず整理しなきゃいけないのはAさんの死因です。Aさんの死因は首を絞められた事による窒息死でした。首には縄で締められた痕もありました。そこで警察はまずその縄を探すことを始めました。ですがその縄は意外な所から出てきたのです。実はその縄は体育館の倉庫からでて』


『…終わっちゃった』


阿見津先輩の出番はここで終わりだ。心なしか残念そうだが、これがルールなので仕方がないのだ


「とりあえずこれで終わりっすね」


「…内容はよくあるような殺人事件かしらね?」


次の順番である憐香が呟く。この部での経歴こそ昨日の今日なのだが、その割には既に慣れているように感じる


「まぁ実際、この話の通りに進める必要性はないんだよぉ?今は悲劇っぽくても、最後には喜劇に変わってましたぁ♪的な感じでもOKなんだよ♪」


桜先輩がいつもと変わらぬ太陽が逃げたしたくなるくらいの笑顔を振り撒いてくる。…桜先輩、喜劇にする気満々だよなぁ…


「カオル。この状況からどうやって喜劇に持ってくつもりだ?いくらなんでも無茶すぎるでしょう」


それに対し冷静に突っ込む時雨先輩。最近定着してるのはボケるのに桜先輩と風、突っ込むのに俺と時雨先輩って役が定着してるな


「ふっふ~ん♪それは私に順番が回るまでお楽しみだよ~ぅ♪」


まるで全ての物事は私にとって喜劇でしかないような物の考えをする桜先輩。…頭に天使でも住んでるのか?


『頑張って書いたから、あまり崩さないでね?』


「あら、先輩は私を信用してくださらないのかしら?」


『でもカオルさんにあんな事言われたら不安にもなるよ?』


「…確かにそうですわね」


また傍らでは阿見津先輩と憐香が話している。…以外と気が合いそうだな


「ねーねーあっつん?あっつんはどんな話しにしてくの?」


「…風。それを言ったら意味ねーだろ」


「でもでも、皆で協力して1つの文章作るんだから、別に教えてくれてもいいでしょ?」


「第一、まだ俺の番じゃねぇのにどう話せってんだよ…」


「妄想だよ!!」


「…そうですか…」


そしてここでは俺と風がよく分からない会話をしてる。今日もショー部は、賑やかだ


「じゃ、次は私ですわね…行きますわよ!」

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