表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
123/128

マジでとガチでの違い…?

「でさ、マジですごくね?」


「だよな!?ファングスの野村のあのサヨナラホームラン!ガチでやべー!」


「…」



「…桜先輩」


「ふにゅ?どーしたぃ、あっちゅん?何か悩みごとかぃ?」


とある日の放課後、俺はいつも通り部室に居た。だが、俺はずっとあることを考えていて、今桜先輩に聞く決心がついて声をかけた


「悩みじゃないっす。でも少し気になることがあって…」


「なんだぃなんだぃ?気になるなぁ♪」


桜先輩はこーいう事はしっかり聞いてくれる人だ。…よし


「マジで、とガチで、の違い、分かりますか?」


「ふにゅ!?…むむむ…」


そう、俺が気になっていたのはマジで、とガチで、の言葉の違いだ。実際意味は同じな気がするが…皆はどう考えてるんだろうか?


桜先輩は唸りながら考えたあと…携帯を取り出した。…何してるんだ?


「桜先輩?」


「いやぁねぇ、こーいう話は若い子の方が分かるからぁ、ちょっとコハに聞いてみるねぇ♪」


どうやらコハルにメールを打っているらしい。…いや、あんたも若いだろ


そして少ししたらコハルのメールが返ってきた内容は…


『お姉さまも若いんだから、お姉さまが分からないんなら私も分からない筈ですが?』


「ふにゅ~…、コハが冷たいよぅ…」


「…は、はは…」


コハル、ナイス突っ込み!



とりあえず、桜先輩は分からず、この後アリス、時雨先輩、風、憐香と聞くが…


「辞書に載ってないヨ、その言葉!!」


「悪い、そーいう言葉遊びは苦手だ。聞くなら他の奴に聞け」


「う~ん…前回のテスト、現代文赤点ギリギリだったからな~。…分からない!!」


「私、その様な下等な言葉は使いませんの。当然知る筈もありませんわ」


この四人も全く分からなかった。まぁ、正直俺もこの二つは同じようにしか見えない。…こうなったら、ショー部一の頭脳に賭けるか


「阿見津先輩、話の経緯は分かりますね?」


「…うん、大体は聞いたよ?」


そう、阿見津先輩だ。…俺はショー部の人間に雑学的なものを聞くときは阿見津先輩を最後にする。頼みの綱みたいなものだからな。阿見津先輩はにっこり笑い、答えてくれる


「…少し説明が難しいから…例文を二つだすね?」


「よろしくっす」


「…まず、1つ目は…『これはマジですごい石だ』」


「はい」


「二つ目は『これはガチですごい石だ』」


「はい」


「…どっちが凄い石だと思う?」


「え?…えーっと…どっちも変わらない気が…」


「…だよね?そうなの、実際どちらもすごい石なんだよ?」


「は、はぁ…」


「…だから、マジで、とガチで、にはあまり違いが無いの。強いていうなら、ガチで、は最近言うようになった言葉なのかな?」


「…へぇ~」


「…これが、答えです。これでいいですか?」


阿見津先輩が笑いかけてくる。…実際は、違いが無いのか。解決だな


「はい、阿見津先輩。ガチで謎が解けました」


「…?う、うん…」


「阿見津先輩、マジでありがとうっす」


「…??」


「…文法、合ってますか?」


「…多分間違ってるよ。…意味が近いからって、乱用したらだめ…」


ですよねー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ