なにこれ
本日
12月25日土曜日
「んじゃ、これやっといてね~」
非情な上司は今日も私のメールに面倒な仕事を詰め込んでいく
ただでさえ今やってる仕事の納期が間に合わねえってのに、こんちくしょう
私は眠い目をこすりながら聖夜を過ごしていた。
私は23歳、独身、彼氏&彼女なし
入社4年目のピチピチの18歳
「あーあ、結局今年も出会いも恋も無かったな〜」
あと1週間の一年を想い呟いた
「大体、あの**上司が私の処理能力オーバーな量の仕事を振ってくるのが悪い」
土曜日に休みだったのは何ヶ月前だ?
いや、今年そんな日があった記憶がない。
そう、上司ガチャ大当たりだ。
上司ガチャでノーマルを引いた同期は、いつの間にか苗字が変わっていた。
風の噂では今産休らしい。
それに比べて、私は、、、
暗黒面も真っ青通り越して黒くなるぐらいのブラック環境だ。
もう無理、しんどい
寝て起きたらあの*ソ上司、*んでないかな。
いかんいかん
集中しなければ、まじで終わらん
−−−
「ふ~やっど終わっだー
もうテッペンか、早く帰って、、、家に、、、これ、、まずい、、、」
みーちゃん、ごめん
餌抜きで
「うへっまぶしっ」
まぶたに刺さるような光で目を覚ました
なんで?自分のデスクで寝たはず
「なんだあれ、看板?」
万華鏡のような景色には異物すぎる看板が立っていた。
えっとなになに
看板の前にしゃがみ込み内容を確認してみる
−あなたは選ばれた−
不幸なあなた
人生を変えたいあなた
選択肢をあげる
いつかの死か
今すぐの死か
選んで
わけがわからない
どちらも結局死じゃないですかヤダ
「流石に今すぐの死はちょっとお断りしたいな」
まだ生きたい、若いから
やり残したことがあるから
選ぶなら、いつか
そう思った瞬間看板の内容が変わった
−あなたは選んだ−
いつか必ず来る死を
待ち続ける不幸を
楽になれたのに
つまらない
もういいや
「は?」
床に空いた穴から私はボッシュートになった
見ないで
深夜テンション




