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春夏秋冬の君

作者: 名雪

あの時のことを思い出すのは苦手だ。

涙が止まらなくなるから。後悔することが多いから。自分を責めたくなるから。君の時間が止まった日。

僕が今思い出すのは君と過ごした春夏秋冬。


ー春ー

暖かな日差しと君の眼差しを受けながら桜が舞い散る道を歩いた。

君の肩や頭についた桜の花びらがまるで僕達を見守ってくれているようだった。

ー夏ー

波の音と暑い日差しを受けながら暑い砂浜の上で肩を寄せあった。

この空と海のようにいつまでも在りつづけようと二人で誓い合った。


ー秋ー

美しい紅葉と美しい君が重なり合って僕の瞳に写っていた。

カサカサと落ち葉達が鳴らす音は演奏会のようで二人で聴き入っていた。


ー冬ー

純白の雪の寒さと君の優しさと温もりを改めて実感した。

二人手を繋いでお互いの体温を感じながらゆっくりゆっくり歩いた。


君と過ごす春夏秋冬が永遠に続けばと春夏秋冬の星に願いを込めた。

どうでしたか?

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― 新着の感想 ―
[一言]  失礼しますm(__)m  楽しく読ませていただきました。  とても文章表現上手いと思いました。また、春夏秋冬の内容も詩のように綺麗でした。
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