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たった一つの・・・

作者: 赤苺

幸せな日々は



ただの幻に過ぎなかった―――――・・・




「愛してる」と口にした


「愛してる」と返してくれた


とても幸せで―――



「ごめん」謝りたかった


貴方をね、裏切るしか無い


とても辛くって―――



貴方の声は


もう聞こえないよ


耳を塞いで


涙を枯らして



私を許してくれるなら


お願い


どうか貴方のもとに戻りたいよ―――・・



「忘れちゃう」貴方のこと


「忘れちゃう」楽しかった日々


落としていく思い―――



「ごめん」もう伝えれない


貴方にね、もう会えないんだ


嫌だ、嫌なんだ―――



貴方のことだけ


もう忘れちゃう


でも最後まで


貴方を追いかけた



あぁ・・・意地悪な神様へ


お願い


貴方が幸せになってくれますように・・・



お願い


貴方が強く生きてくれるように・・・



fin.


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