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ハイブリッド  作者: 天尾 義七
1章 Its no use crying over spilled milk
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3 お嬢様と執事

今語り部である少年が呼吸困難で話せない状況であるため、復活するまでの時間を利用し、この物語に出ている少年少女について説明しよう。

 まずは少女の方だが、現在12歳明日中学の入学式を控えた身である。家は小さい物は鉛筆から大きい物だとロケットまでという大企業のお嬢様である。こういった大企業に生まれたこのお嬢様は礼儀作法、帝王学等いった英才教育を施されていたのだが、お嬢様は昔から絵に描いたようなお転婆で、西にツチノコがいればと聞けば、網を持って山へ突入し、東にUFOが目撃されたと聞けばミステリーサークルを書きにスコップ片手に遠征に行きと、とにかく突拍子もない行動ばかり。

 それでいて、流石は大企業のご令嬢と言うべきか言われた事は一度で覚え、下された課題は120%で返して来るというハイスペックぶりである。(余計周囲の人間が注意できない状況になってしまっているが、)

 そんなお嬢様も小学校を卒業前に中学校では「一人暮らしがしたーい」といったのである。(流石に周囲の人間も安全面から、猛反対されたが、直後家の警備担当者全員を叩きのめし、私が一番強いから大丈夫の一言で黙らせた)

せめて、誰か人を付けてくれ家からの要望に対して、「じゃーセバスチャンを指名」との返答されたのである。

セバスチャンとは今ベッドで転がっている少年の事である。(ちなみに、あだ名に反して黒髪黒目の身長160cm程の日本人である。)

 この少年はお嬢様が冒険時に引っ張り回す中と所謂幼馴染と言う存在である。お嬢様の家からも、一つ条件を付けたのだが、おっと少年が復活しかけているので、その話はまた今度で、


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