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野良猫転生

作者: 雨居恋路


世界のうんと南にある港町にとってもキレイな野良猫がいたの。その子はそうね、ノラにでもしときましょ。


ノラは、キレイなだけじゃなくて頭もよかったの。

人間がなに考えてるのか、なんとなくわかるのね。

優しそうな人にはお愛想ふってご飯をもらったり、雨宿りさせてもらったり。

こわそうな魚屋のおじさんからは盗むんじゃなくて、おじさんが落としちゃった魚をもらったりしてね。

おじさんも売り物にならないから仕方ないって、しぶしぶあげてるふりして、ノラのことかわいがってたんじゃないかしら?


それにね、ノラはとっても身体能力が高かったの。

ほら、この世界には魔獣とか飛龍とかいるじゃない?

でもノラはそういうこわいものから逃げるのもお手の物よ。

生まれたのは北の森で、とても寒いところだったから、ノラは旅をしたの。

その途中にある火山をすみかにしている火竜にだって見付からずに、その山を越えて港町にまで来たんだから。


ただの野良猫が世界の北から南に旅ができるのかって?

ノラにはできたのよ。

それには理由があるの。


ノラはね、もとは人間だったのよ!


なんでそんなこと知ってるかって?


それはわたしがこの世界の神様だから!


驚いた?

あら、驚かないの?

残念。

まぁいいわ。


人間だったときのノラは、すごく体が弱かったの。

平均寿命が80歳の国で、たった16年で死んじゃった。

だからわたしがこの世界に呼ぶことにしたの。


そう、異世界転生よ!

いいでしょ?

好きでしょ?


願い事をみっつ叶えてあげるって言ったらあの子は黒くてキレイな野良猫になりたいって言うのよ。

飼い猫とか、猫耳とかならまだわかるのよ。

この世界には獣人もいるしね? 猫耳だけじゃなくて二足歩行する犬が国王だったり、巨大なドラゴンになれる竜人だっているし。アライグマが教祖様で手洗いするのが戒律の宗教もあるくらいだし。

なのに、絶対野良猫って言うんだもん。ただの野良猫。

まぁわたしは知ってたけどね?


だってわたし、この世界の神様だから!


え? 何度も言わなくてもわかったって?

冷たいなぁ。


で、ふたつめはなんにするかって聞いたら、回避能力が、欲しいって。

力のない弱い野良猫が、世界を旅するには必須だからって力説するのよ。

あの子、ずっと病室ですごしていたから……。その気持ちはわかるのよ。

もっと必要なものがあると思ったけど、仕方ないじゃない?

だからなにからも逃げられるスキルを付与したの。


で、最後のみっつめになってあの子はうんうん悩みだしてね。

あれもこれもって考えてたんだけど、結局ひとつに決められなくて時間切れになっちゃった。


ナメクジ星の龍のくせに! って怒られたけど、失礼しちゃうわよね。

こんな美人をつかまえて、ナメクジだなんて!

あとから知ったんだけど、神様の姿って人にはその人が思う神様に見えるらしいの。

不思議じゃない?

あの子にはナメクジ星の龍が神様なんだって。

たしかにみっつ願い事叶えてくれるのは地球の龍じゃなくてナメクジ星の龍だけど……。


え? なんの話かわからないって?

ほら、ちょっとオタクだったから……。


みっつめの願い事は聞けなかったけれど、役に立つかも? と思って前世の記憶を消さないでおいたの。

ほら、わたしって優しい神様だから。


ともかく、ノラはこの世界で野良猫になったのよ。

自由気ままな旅をして、誰にも囚われない、強くてキレイな野良猫よ。

この世界の端で生まれて、すぐにお母さんとはぐれたわ。

じゃないと野良猫にはなれないからね。悲しいけれど運命だったのよね。

カラスに襲われそうになって逃げたら迷子だなんて、回避能力が高いのも困りものよねぇ。


ようやく目が見えるようになったところだから、本当に大変だったんだけど、それでもノラははじめて見る世界にワクワクしていたの。

どこに行くにも、なにをするのも自由よ。

走っても走っても、どこまでも走れる気がして、ちょっと走りすぎちゃったりしてね。

身軽だから高いところもへっちゃらで、のんびり屋根の上でお昼寝したり。

ただ、寒いのは苦手だったから南に旅したの。


港町の人はみんなおおらかで、ゆかいだったから、ここを拠点にしようと決めて、自分のねぐらを作ったの。

とはいえ、ノラは猫だから、雨露がしのげる廃墟を見つけただけだけどね。

発情期の雄猫に狙われそうなときでも、いつでも逃げられるように隠し通路まで作っていたわ。

頭の悪そうな雄猫なんかと番になんかなりたくなかったから。


でもある日、そのねぐらに人が来たのよ。

淡い金髪に碧い瞳、まっしろな肌によくみたらしっかりついた筋肉。もうまさに王子様か騎士様かって青年よ。

便宜上ナイトって名前にしときましょ。

ナイトはノラになにか言うんだけど、ノラにはさっぱりわからなかったの。

当たり前よね、猫だもの。

言語チートもらっておけばよかったって、そのときはじめて思ったわ。

ただ、その声が前世でとっても好きな声だったの。

ノラはすぐさま逃げたわ。


金髪碧眼、優しそうな笑顔に品のある立ち居振る舞い。そしてあの声。

必ず中盤で主人公を裏切るって評判の声優さんの声だったのよ!

好きだけど、好きだからこそ、間違いない。

せっせと整えたお気に入りのねぐらを泣く泣く捨てたわ。


回避能力のおかげで逃げたのはいいんだけど、居心地のいいねぐらを捨てることになるのは悔しいじゃない?

だからノラはナイトに仕返ししようと思ったのよ。

といっても野良猫にできることなんて限られてるから、どうしたらナイトをぎゃふんと言わせられるか考えたわ。

ねぇ、ぎゃふんって本当に言う人いると思う?

絶対いないと思ってるんだけど、がびーんって言う人を知ってるから、いないとも限らないんじゃない?


え? ノラはどうしたかって?

マタタビを使ったのよ。

ナイトが寝てるところに、彼の収納袋に大量のマタタビを入れたの。

そうすれば、町中の猫が集まってきてナイトを困らせることができると思ったのよ。

ノラは頭がいいくせに、ドジなのよねぇ。

自分も猫だってこと、忘れてたの。

持っていくまではよかったんだけど、ナイトのところまで着いたらすっかりマタタビに酔ってしまったの。


目が覚めたらナイトがお腹に顔を埋めていたわ……。

イケメンが台無しになるくらい、デレデレの顔しててひいたわ……。

相変わらず何を言ってるわからないし、ノラがわからないことに、すごく怒ってもいたわ。

ノラはもう関わるのはよそうってまた逃げたの。

人間同士で裏切りがあってもノラには関係ないし、金髪碧眼イケボが必ず裏切るとも限らないし。

猫吸いしてメロメロになる人が、闇堕ちはしないてしょ?


ノラがいつものように屋根の上で昼寝をしていたら、捕まったの。あのナイトに。

回避能力は最高ランク。飛龍からだって逃げられるノラが、獣人ですらないただの人間に捕まって、それはもう驚いたわ。

爪で引っ掻いても、猫パンチを浴びせても、びくともしない。

さんざん暴れたノラだけど、回避能力は高くても体力は普通の野良猫分しかなかったから、すぐにぐったりしちゃった。


野良猫になってはじめて恐怖を覚えたわ。

寝てる火竜のそばを通るときより、岩竜の頭の上だって気付かないで昼寝したときよりも、雨宿りに入った洞窟が奇竜の産卵場所だったときよりも。

大きな声で叫んだけど、ナイトはむっつり顔のまま。

騎士じゃなくてマッドサイエンティストかもしれない。中の人、マッドサイエンティストとかあやしい研究者も似合うし。

モルモットにされるかもってこわかったのね。


ナイトはあれやこれやとなにか呪文のような言葉を唱えるんだけど、なんにも起きなくて、ノラは眠くなってしまったの。

猫だから勝手なのよね。

すっかり海に日が落ちたころ。

ようやく手が離れたの。ナイトも疲れちゃったのね。

たっぷり寝てたノラは勝ち誇った顔でその場から立ち去ったの。


ところが、翌朝になるとまたナイトがやってきた。

ノラはすぐさま走って逃げた。

人間には通れない細い道や、高い塀を乗り越えたのに気付けばナイトは目の前に現れたわ。

ちょっとしたストーカーよね。

もしくはマイアミあたりで鑑識のはずなのに気付けば背後にいるあの人みたい。ほんといつもどうやって背後に回ったの? ってくらい背後から銃つきつけてくるのよ。かっこよすぎ。


ごほん。

ノラは町から出ようと決心したわ。


人目につかない深夜。

黒猫だからノラは誰にも気付かれずに町を出られたの。

とても居心地のいい町だったから少し名残惜しいけど、ナイトがいたら休まる日もないと思ったのね。

きっとすぐにノラのことは忘れてしまうだろうし。

だってノラはただのキレイで頭が良くて回避能力がめちゃくちゃ高いだけの野良猫だから。

忘れた頃にまた戻ってきてもいいし、もしかしたらもっといい町が見つかるかもしれない。

今度は温泉があればいいわぁなんて思ってたの。

北は寒いから東か西か。

どちらにしようか迷っていたら、また現れたのよ。ナイトが。


ナイトはノラを捕まえるなり呪文を唱えたわ。

なんて言ってるかはわからなかったけど、どんな呪文かはわかった。

テイムよ。

魔獣じゃないのにテイムが効くなんてずるいって思ったけど、そのときからノラはナイトから離れられなくなっちゃったの。

スペック高いストーカーとか、ほんと最悪よね。


一緒にいてわかったんだけど、ナイトは騎士様じゃなかったわ。

トレジャーハンターらしいの。

世界各地でお宝を見つけてはギルドに卸す、そういうお仕事ね。

それも凄腕の。


最初はいやいや従ってたノラなんだけど、しばらくして気付いたの。

ナイトの肩に乗ってるだけで、世界各地を旅できることに。

ノラは猫だからなんの役にも立たないし、ナイトは当然ノラになにかさせることもなかったわ。

たまーにあの百年の恋も興ざめな、だらしのない顔で吸われるけど、減るもんじゃないしね。

ご飯もちゃんと用意してくれるし、ベッドだってノラのほうが占領してたし。


飼い猫になってお屋敷の中で暮らすのがイヤで、野良猫になったけど、こうして旅ができるなら、飼い猫でもいいかな? って思い始めたときよ。

ナイトは世界中歩き回ってなにかを探していたの。ついでに見つけたものが、とても価値のあるものだからお金には困らなかっんだけど、探しものはなかなか見つからなくて。

だけど、ようやく見つけたの。

土の中から。

なんだか見た目の悪い芋。

こんなの探してたの? ってノラが不思議に思ってたらナイトはその場で調理しはじめたの。


さぞすごい貴重でおいしい芋なんでしょうね? と見てたんだけど、お芋の調理が終わったのはなんと半日後!

しかも出来上がったのは、こんにゃくだったの。

びっくりじゃない? こんにゃくなんてそんなどうしても食べたい食べ物じゃないし、がんばって作らなきゃいけない割にカロリーゼロ!

それを大事そうに掲げて食べるのもおかしくて


「意味がわからない!」


ってノラは叫んだのよ。

もちろん、猫語でね。

そしたらナイトが


「やっと声が聞けた……っ」


ってむせび泣くのよ。

あら? なんで言葉がわかるの? ってノラはそれはもうびっくりして背中丸めて飛び跳ねたくらいよ。


「くそっ! なんで俺は言語魔法があるゲームやってなかったんだよ! せめてそういうアニメでも見てりゃどうにかなったのに! 思い出したのがホンニャクコンニャクのせいで、超苦労したじゃねぇか! お前もお前で、なんで猫になんか転生してんだよ! せめて獣人だったら通じたのに! この世界、言語ひとつだから、翻訳魔法は存在しないし。俺が〝前世で知りうる限りの魔法(すこしふしぎ含む)を生成できる能力〟、女神様からもらってなかったらどうなってたと思うんだよ!」


ナイトは一息でそこまで言うと、また泣き出したの。


「よかった……。コンニャクの作り方、ばあちゃんから教えてもらってて。ばあちゃんっ子じゃなかったら、一生お前と会話できなかった……」

「泣かなくてもいいじゃない。別にあたしと話せなくても。猫なんだし」

「猫になろうが、毛虫になろうが、お前に会うために転生したんだ……っ!」


ナイトも転生者だったのよ!

しかも前世ではノラの恋人でね。前世でもストーカーまがいの猛アタックで、ノラったら絆されて……。

え? なに? 聞こえなーい!

ごめんごめん。

ともかく、前世でノラが死んでからしばらくしてナイトは事故で死んじゃったの。あ、後追いではないわよ。

なんだっけ? 流行りのトラック転生? 違う?

あぁ、小さい子助けてってやつね。はいはい。

見た目ヤンキーのくせに実は優しくて中身はオタクらしい最期よねぇ……。

あと注文付け過ぎ。〝すこしふしぎ含む〟ってなによ。

まぁわたし万能だから、叶えてあげましたけど!


「そっか。でもよく見つけたね? こんなどこにでもいそうな黒猫なのに、あたしってどうしてわかったの?」

「そんなの、俺の最初の願いが〝どんな姿になっていてもお前を見つけられる能力〟にしたからに決まってるだろ?」

「なにそれ、こわいし!」

「むしろなんでお前は野良猫なんだよ! 生まれ変わって一緒になろうってのは、嘘だったのか!」


若いときって、そういう約束しがちよね。

でもそういうときは、たいてい別れのときでこう気持ちが盛り上がってるから恥ずかしげもなく言えるのよ。

来世なんてあるとは思わないしね。


それに、ノラは辛かったの。

彼を置いてひとりにしちゃうのが。

自分のことは忘れて幸せになってね、なんてかっこいいこと言えなかったし。

もし本当に来世があって、また会ったときにおんなじように別れが来たら?

またおんなじように彼を苦しめる。


なら人間なんかにならないほうがいいって、そう思ったのよね。


「お前はほんとバカだな。たとえお前が猫だろうが、毛虫だろうが、なんなら石とか木だって俺はお前を好きになる。前世でだって手が触れるのがやっとだぞ? 身体が結ばれなくたって、かまわないんだよ」

「バカはどっちよ……。またあたしのほうが先に逝かなきゃなんないのに、どうして探し出したりしたのよ! 猫の寿命なんて人間の半分もないのにっ」

「そこはぬかりない! 仲間にしたモンスターは敵に攻撃されるか、俺から離れない限り死ぬことはない。お前はペットだから戦闘にでることもないし、これで一生離れることはない!」

「仲間になりたそうになんてしてないんだからね!」

「マタタビで酔ってるときに、なりたそうな顔してたぞ? 表情読み取りにくくて〝はい〟っていうのが遅くなったけど……。だからもう怖がらなくていいんだ。言ったろ? 俺、お前以外を好きになることはないって。なんどだってお前を好きになるって……」


もうそこからノラはナイトに抱きかかえられて、みゃーみゃー泣くしかできなかったわ。

文字通りみゃーみゃーよ。

言葉になんかならないし、言葉なんて必要なかったの。

ナイトも一緒に泣いて。イケメンが台無しになるくらいに泣いたわ。

泣き止んだノラは、ふと気になったのよ。


「ねぇなんでそんな顔なの? 声まで変わって」

「見つける能力はもらったから、あとはお前が好きなキャラに寄せた。好きだったろ? この声まで」

「んみゃー! バカはどっちよ! たしかに金髪碧眼イケボは好きだったけど、それは観賞用! そんないい声してるから、あんたが裏切り者ポジションの悪落ちキャラじゃないかって、ビビってたんだからね! もしかしてそれがみっつめの願い事?」

「いや、これは女神のおまけだ」

「女神? 龍じゃなかった?」


ナイトにはちゃんと美人な女神に見えていたのね。

え? 美人とは言ってないって?

ほんともう、黙って!


そんなわけでふたりは世界中を旅したの。

ついでにコンニャクの栽培をして、ホンニャクコンニャクを販売したのよ。

これが大ヒット!

ふつうの動物や魔獣なんかは、もともと言葉がつたないから、バウリンガル程度ではあったんたけど。

それでも調子の悪い家畜はどこが痛いかわかるようになったし、飛龍が人間を襲うって思われてたけど発情期にフラレた腹いせだってわかって、飛龍お見合いパーティーが開かれたり。

まぁそんな感じで幸せに過ごしたのよ。


ナイトはただの人間だから、寿命が来てね。

この世界では80歳まで生きるの珍しいのよ。大往生ってやつね。

ナイトのすぐあとにノラも息を引き取ったわ。

子どもはいなかったけど、ホンニャクコンニャクを製造販売のために会社を作ったから、大勢の仲間に見守られて。

ふたりは幸せな人生だった、って満足して眠ったの。


これで野良猫になったノラの話はおしまい。

え? ナイトのみっつめのお願いが気になる?


「俺とお前が幸せになれる世界を作れるようにしてくれ」


ですって。

なにそれ? ツクール? ツクールなの?

もうおかげでややこしいことになってるのよ。

野良猫で死んだと思ったら二神にさせられるし、あの子が死んで野良猫になるまでに世界を作らなきゃいけないし。

ナイトが転生した時点でわたしの仕事は終わったけど、またあのノラと出会って旅して死んでこの世界を作るところから始まるんだと思うと、気持ち的にね?

あのわたしが私でもあたしでもないパラレルなんだかループなんだかよくわからなくなるから、考えるのやめたのよね。


ナイトってほら、周回プレイ大好きだから。


「お前だってエンディング見ると物語が終わっちゃうって、ゲームやめるだろ? 同じだよ、同じ。それともなに? いま、幸せじゃないって言いたいのか?」

「そうは言ってないじゃない。幸せよ? ようやくわたしたちの子どもが生まれたんだから」

「まぁその子どもたちは話が長くて寝ちゃったけどね。お前、いったい誰と話してたんだ……? こわっ!」


うん。やっぱり金髪碧眼イケボは観賞用に限るわ。

落ち着かないのよ、あの声……。

でもだからって銀髪ロングで帝王ボイスもどうかと思うのよ?

いやほんとあの人神様レベルだけど、世界滅ぼしそうじゃない!

せっかく作ったんだから、やめてよね?


わたしたちがこの世界の神様なんだから!




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― 新着の感想 ―
[一言] 芋からこんにゃく作ったとこで吹きました。 やさしいふたりが可愛かったです。
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