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大怪盗サンチェスの冒険記  作者: 村右衛門
サンチェスと決別の刻
104/104

あとがき

サンチェスシリーズのあとがきとなります。

シリーズの裏話や制作段階のお話、他にも村右衛門の関わった小説の宣伝などごちゃまぜです。もし良ければ、お読み下さい

 改めまして、村右衛門です!


 この度、「大怪盗サンチェスの冒険記」シリーズが完結することとなりました。

 これまで読んでくださった皆さんのお蔭でここまで続けてくることが出来ました。改めて本当に、ありがとうございました!!


 ここからは、作品全体を通してのあとがきとなります。正直、あとがきにしては長いですが、もし良ければ、読んで下さい。



 ◇



 三年前に初投稿を果たしてから、ついに完結の時を迎えました。

「大怪盗サンチェスの冒険記」シリーズは、小説家になろうで初めて投稿した作品であり、これまで村右衛門の代表作として掲載され続けてきました。



 最初に大元となる原案を作ったのは六年ほど前のことで、原稿用紙に一話と二話のお話が書かれていました。

 その原稿を懐かしさ半分で読み返し、気まぐれで書き直したのが五年前。さらに、ウェブ上に投稿するならば、とブラッシュアップを重ねたのが三年前になります。

 最初は死ぬまで続ける、と思いながら書き始めたこのシリーズですが、まさかここまで早く完結の時が来るとは思っていませんでした。

 しかし、この作品の終わり方として、ヴェンガンザの復讐劇を持ってこよう、というのはかなり前から構想していたものです。


 死んだラスボスは復活させたい、というのが原案を作っていた頃、幼いながらに思ったことだったので、アレキサンドラのヴェンガンザ復活というのはずっと決まっていたことでもありました。

 それをどのようにしてストーリーに組み込むのか。そして、実際にどうやって解決するのか。その事を考えていたのが三年前です。

 ちなみに、サンチェスシリーズの終盤、怒涛の伏線回収が行われていた……と思っているのですが、その部分の着想を得たのは2ヶ月くらい前で、結構最近です。

 そろそろヴェンガンザを連れてこないとなぁ、と思いながら書いていて、ふとサンチェスの復活ってそもそもどうやって証明するんだっけ、と思ったわけです。


 ひたすらに第一原稿を読み漁って「本人確認」の方法を探していたのですが、そのデータが見つからず、どうしたものか、と思っていたときに、「そうだ、サンチェスは警察病院行ってたぞ!」と思い出したのです。

 あの時のひらめきは文字通り頭に雷落ちたかのような衝撃で、そこから大きく最終章へと舵を切っていく形になりました。


 完結しました!!とここまで大々的にやりましたので、続編は確実に出ません。

 と言っても、作品の中に置いてけぼりを食らっている伏線の類が全く無い、というわけでもありません。


 例えばで挙げるなら、番外編で登場したエクトル警部の幼馴染、アルトゥロ。

 謎の女怪盗フィリアルの過去と嶋野警部の関わり。

 他にも思い出せていない隠し要素があったりするかも知れません。

 そういった要素が残ってしまっているのは何故か、と言いますと、本来の第一原稿から大きくプロットが外れたためです。

 ヴェンガンザ逮捕で完結、という形を作り出すため、第一原稿には存在したエピソードのいくつかを削ることになりました。結果としていくつかの要素は残ったままになってしまったわけです。


 と言っても、物語の大筋であるサンチェスの怪盗人生、という部分には直接かかわらない部分ですので、無理矢理に詰め込む形で書くのは避けました。

 もしも、この作品が好評で、各キャラクターの過去などスピンオフが皆さんから所望されるのであれば、シリーズ化した短編集として別に投稿したいと思います。


 ということで、「スピンオフ希望」の感想、是非ともお願いします!!



 ◇



 さて、私の小説大好き人生の象徴ともなるサンチェスシリーズは完結し、恐らく代表作の座も他の成長期の小説に譲ることになるかと思います。

 それでも、サンチェスシリーズは僕の中で不滅ですので、感想やブックマークなど、是非お願いします!!!



 最後に……少しだけ他作の宣伝を……


「ある日覚醒した聖女の力、殺すしか能が無い!」

 禁呪を巡る魔法ファンタジーです。

 私村右衛門初のファンタジーであり、これからは恐らくこの作品が代表作になると思います。


「無駄」

 自叙伝を書くことを目的として人生を振り返る、というストーリーです。

 正直、投稿頻度は怪しいです。


 ※別投稿者様の作品ですが、文章を村右衛門が担当しております

「付き合ってないと言いつついちゃつくカップルが面白い」

 Foroot様の原案、私が文章、という形での合同作品です。

 青春ラブコメという目が潰れそうなほどキラキラした情景と、噂を巡る黒い世界のギャップがおすすめです!!


 上記作品を含め、他の短編なども村右衛門のマイページ、そのブックマーク欄などから読めますので、是非一作だけでも、目を通していただければと思います。



 では今度こそ、村右衛門でございました、また、お会いしましょう!!!

「ある日覚醒した聖女の力、殺すしか能が無い!」の投稿を再開します。

お楽しみに!!

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