そんなことで・・・
なんか、いきなりすぎだ、いろいろ。
柊木に「バイトしてくれない?」と頼まれたが、一応保留とした。
まあ、そんなに忙しいって訳でもないし、バイト代出るからやってみようかな。
そんなことで、次の日、『East Blue』に顔を出すことにした。
「いらっしゃいm・・・もみじちゃんっ!バイトのこと、考えてくれた?」
「ああ。もちろん。」
「じゃあ、奥に行って。蒼さんいるから。あとで俺も行く。」
「わかった。」
といって、奥に行った。
昨日いた事務所的な所のドアをノックした。
「ん、いいよ、入ってきて。」
「失礼します。」
蒼さんはケーキ?の雑誌を読んでソファに座っていた。
「ん、座りなよ。」
言葉が出たと同時に雑誌を置いた。
「ありがとうございます。」
そういって、蒼さんの向かい側に座った。
「んで、バイトのことなんだが、今年この店の従業員が何人もやめちまって、
俺と純の二人だけになったんだが、人手が足りなくてな。求人募集もしたんだが一向に来なくてよ。
だから、純に外に出て探しに行ってもらったわけ。」
「それだったら、私以外でもよくありませんですか?」
「それは俺もしらん。純に聞け。」
理由はあいつか、なんか「君がよかったから。」とか言いそうだな。
「蒼さんが出てもよくありませんか?」
「いや、俺は見た目とか、あと、人見知りだからな・・・」
まあ、金髪につり目だったら大概は怖いだろうな。いや、かっこいいのだが……
そう思ったら、柊木は温厚そうで何かとしゃべりやすそうだ。実際そうだった。
「まあ、バイトの内容だが、22,23,24の三日間外でケーキを売るんだ。
それをやってほしい。その前までの日は中でレジとかしてもらう。」
「わかりました。」
「んじゃあ、決定で。あと、今日から入ってもらってもいいか?」
「いいですよ。この後とかも暇ですし。」
「おう、ありがと。あと、制服だがあっこの部屋ん中に入れてあるから、それ着て出てきてくれ。」
「はい。」
そんなことで私のバイトが始まった。
あー、もうグダグダ過ぎてすいません。
けれど、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。