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二片

 白蓮(びゃくれん)千秋嶺(せんしゅうりょう)より西に位置し、並大抵の者は足を踏み入れることは出来ないとされる天鏡山(てんきょうざん)の麓に立っていた。天鏡山の頂上には凌雪閣(りょうせつかく)が聳え立つ。凌雪閣は、白虎の仙人として選ばれしモノが住まう場であり、白蓮は白虎の導きによりてこの地にやってきたのだ。


『天命を受けしモノ試練を以て凌雪閣の主とす』


立札に書いしてあるものの、試練の内容は分からない。山頂に辿り着けばこの立札の真意が分かるはずだと思い白蓮は天鏡山に足を踏み入れた。


天鏡山に足を踏み入れて歩き続けるが、一向に前に進んでる兆しがない。言うなれば、同じ場所をぐるぐると回っている感覚に襲われる。何処を見ても自身の背丈より何十倍ほどの木が密に生えている。そのせいか、方向性を失いそうになる。


(もしや……此が試練というのか?迷路ではないのか?)


このまま歩き続けても埒が明かないと思い白蓮は一旦その場に座り込み考えることにした。しかし、試練の内容すら分からない白蓮からしたらお手上げの状態だった。そして、考えている内に白蓮は段々と睡魔に襲われて眠りについた。白蓮が眠りについたとき、木陰から、光る瞳が白蓮を見ていたのだった。


文字数少ないですが、区切りのいい感じだったのでここで一旦投稿です。

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