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あなたが魔法の異世界をおくる。  作者: 島野虎太郎
巨大樹より
16/18

おもち

 臼に炊いた米を入れ、杵で叩く。

ペッタンペッタンと餅が伸びる音がする。

しかし、本当に魔法は便利だ。1人でも餅をこねられるのだから。おいそこ!寂しそうとか言わない!

 なぁに、醤油もきな粉もある。大豆様々だよなぁ、なんて思いながら。まだまだ餅をつく。

 ペッタンペッタン

 ペッタンペッタン

 ペッタンペッタン

 ペッタンペッタン」

「ペッタンペッタン」

 ...あれ?おかしいなぁ。何か音が声になってきてるぞぉ?

「何をしてるのかと思ったけど、そのチーズみたいなの、何?」

 ああ、これは『モチ』って言うんだ。あっちじゃ、年明けに『オゾウニ』っていう煮物や、焼いたりとかして食べるんだよ。

「へぇ〜、面白いね。もしかして皆んなを呼んだのはこのためかい?」

 うん、集まる機会も少ないし、良いかなって。

「うん名案。じゃ、私もあっちで待ってるね?」

 りょーかい。楽しみにしてて。

「もちろん!また後で!()()()()


 また、あとで。

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