国家的な移動になるなんてね
「ゆるゆるキャラキャラホイホイ」
テレビを見ている僕、
政府が僕のためにテレビを買ってきてくれたんだ。
ぼくは宇宙人でありながら、自由を享受できた人ってことか。
「あっ、そうだ……」
ぼくは君に言った。
もちろん、笑顔で、大声で
「秋葉に行きたいんだけど」
「えっ?」
君は机からノートを落としてみせた。すごいね!
ヘリコプターや戦闘機、または戦車がついてくるなかで、ぼくは運ばれてくる。護衛なんて必要ないのに。
「なぜ、きさまを運ばないといけないんだ」
「ごめんねぇ、兵隊さんがた」
「はぁ、部下との信頼関係も全然だし、やになっちゃうよ本当に」
「タバコ吸って、息でも臭くなったんじゃない?大丈夫ですか?」
「うるさいなぁ、炎で燃やすぞ」
「オーコワイワイ」
「怖くないだろ」
こうして、ぼくは国家の軍隊と一緒に秋葉へ行った。
ぼくは1日にして、名所となった。
その代わり、有名なビルが1つ破壊されることになった。そのまちの人たちは僕に文句を言ったけど、その場所に新たな商業施設がたつこと、そして、お金をもらったことで、彼らは僕を神格化したかのような対応をする。ぼくはそれが滑稽で仕方なかった。僕は笑ったけど、彼らは笑ってないだよ、そう、心の中では僕なんて……ゴミのようにね。だけど、僕は君と約束をしているんだ。そう、だから、僕は攻撃しない。君が生きてる限りは……




