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学校の大きな木は僕です。
無口な君は僕を見ない。
ただ、黙って、俯いている。
僕は誰かって?
僕は誰でもない僕さ、
名前は言わない、けれど、君は僕をみているよ、
ずっと、ずっと、永遠に、
鳥が止まった、そして、僕の体を啄む。
痛みが僕の気持ちを成長させる。
と思っていた、けれど、最終的に僕は死ぬ。
博士が言った、「君はもうすぐ死ぬんだ」と
そして、付け加えた、「ばっさいしなくちゃ」と
僕は無口な窓辺に座ってる君に会いに、
「え~とどちら様ですか、ってえぇ!」
君は見上げる、驚きの声と共に、
そう、それはおっきな木、それが僕なんだ。




