２３０．【副読】★解説★一章 悪魔たちの円舞曲（ロンド）アイテム編
本作は【堕肉の果て】一章『悪魔たちの円舞曲』の副読になります。
人物、スキル、アイテムなどの解説版となりますので更に理解を深め、お楽しみ頂ければ嬉しいです。
本編のネタバレ要素もありますので、まだ本編を未読の方はそちらから読んで頂く方が楽しんで頂けると思います。
アイテム編
■重要なアイテム
【 ずた袋 】
オルクスが持っていた袋、汚い！
コユキの家族たちの魂を魔神アスタロトの元へ転送していた袋。
コユキは『便利な袋』として廃棄物入れにしてしまった。
幸福寺に持ち込んでからは、善悪が台所の三角コーナーの袋として愛用していた。
【 アフラ・マズダ 】
善悪が首に掛けている白銀の念珠。（当初『アフロ増田』と呼んでいた）
善悪が三歳になった時にコユキの叔母ツミコから譲り受けた神器である。
本人がその価値を分かっているかがどうか、いやはや？
【 アンラ・マンユ 】
善悪が首に掛けている漆黒の念珠。（当初『半生ムニュ』と呼んでいた）
善悪が十五歳の時、久々に幸福寺を訪ねてきたツミコが、善悪の祖父へ渡し、祖父から善悪へと渡された神器である。
あらゆる存在を封印する能力を有する、別格の神器である、らしい。
【 スプラタ・マンユ 】
コユキが持つ神器、二本のかぎ棒の総称。
一本は、オルクス達兄弟を生み出した、本人達曰く故郷らしい。
もう一本は、『スプンタ・マンユ』と呼ばれ、自ら『真なる聖女』のもとへ現れる、らしい。
■コユキのアイテム
【 ピンクのビキニ 】
ショッキングピンクの毛糸で編まれたビキニタイプの下着、上下セット。
コユキがいざという時のために自ら編んで作った勝負下着だが、現在は戦闘服として使用されている。
一枚目のパンツは善悪がうっかり護摩壇で燃やしてしまったため、現在使用しているのは二枚目のパンツ。
たぶんコユキが急いで編んだものと思われる。
【 アライグマの帽子 】
三重県松阪市でモラクスと戦った際、現場に居合わせた辻井道夫からもらった食肉出荷組合の帽子。
虚ろな、焦点の合わない目をしたアライグマの刺繍が施されている。
ある日、コユキの夢の中に『キースタ』と名乗る人物？ が現れる。
コユキはアライグマの顔をした三人の創造神？ の前で恐ろしい目に遭い、それ以降ほぼ毎日帽子に祈りを捧げている。
【 ツナギ作業服 】
こちらも三重県松阪市でモラクスと戦った後、ほぼ全裸になってしまったコユキを見るに見かねて、秋沢農場の主、秋沢明がくれたもの。
今は亡き秋沢明の父（百キロ以上の巨漢）用だったので、コユキでもなんとか着ることができた。
ありがたい。
コユキもお気に召したようでその後の遠征でも頻繁に着用している。
【 コユキのスマホ 】
ここ三年くらいは詐欺の受信用と、朝昼晩の食事アラームにしか使っていなかったが、最近は遠征時に善悪と連絡をとるための必需品になっている。
【 チラシ 】
大切なことを忘れないように書き留めておくためのメモ用紙。
昨今、裏が白いチラシは貴重である。
コユキ、善悪両者共にツルツルした素材ではなく、ザラッとした素材の紙の方が好み。
『鉛筆でもよく書ける！』と重宝がっている。 ……昭和
【 BL雑誌ゲロゲロ 】
あの『ラビリンスオブフレンジー～狂乱の迷宮～』を連載していたBL漫画雑誌。
コユキは創刊当初からのコアなファンであり、青春と情熱を全て捧げてきたが、突然、廃刊になってしまった。
その時のコユキの怒り、落胆、喪失感は常人には計り知れない……
【 チョコチップクッキー 】
コユキの好きなお菓子のひとつ。
好物になった切欠はコユキ唯一の女友達、（中学校時代に交換留学生としてアメリカのユタ州から来たキャシー）に振舞ってもらったこと。
板チョコをザクザクと粗く大きめに刻んだものを、多めにクッキー生地に練りこみ、スプーンでガホっとすくった生地をそのまま天板に大きめに広げ焼いたもの。
■善悪、幸福寺、檀家オールスターズのアイテム
【 袈裟 】
善悪の仕事服
つい忘れがちだが、善悪は密教系の坊主で幸福寺の住職なのだ。
法事などへ赴く時はちゃんと正装している。
【 作務衣 】
善悪の普段着。（通年）
特に薄紫の作務衣がお気に入りらしい。
【 竹箒 】
善悪愛用のホウキ
庭を清掃するときは勿論、コユキの能力を確かめるためにコユキの頭頂部めがけて振り下ろすことも可能。
万能な竹箒。
【 悪魔もぐらのフィギュア 】（二体あります）
①左肘が動かない『悪魔もぐら』
可動ギミックのボールジョイントにクラックが入っている様子
②吹木悠亜さんから譲り受けた『悪魔もぐら』
なんと!! シリアルナンバーは…… ゼロ!!
【 ゴーグル 】
善悪のゴーグル
指揮官だけに装着が許されたゴーグル。
対コユキ戦では神速のコユキに、あっさりキャストオフさせられてしまった。
【 防毒マスク 】
善悪のマスク
指揮官だけに装着が許された吸収缶のついた本格的な防毒マスク。
【 スローインナイフ 】
怖い
【 マチェットナイフ 】
怖い
【 ティザー銃 】
怖い
【 催涙スプレー 】
怖い
【 ラップ 】
善悪の頭頂部を滴り落ちる蝋から守るための装備
万が一頭に蝋が垂れても、ラップでカバーしておけばペリリと剥がすだけでキレイに！
【 ハウツー本 】
善悪の愛読書、選りすぐりの三冊
コユキに貸し出したら、昼寝のための枕代わりにされ、涎まみれになった。
①楽しく身につくステゴロ
ステゴロを楽しく身につける方法が書いてある
②今すぐ使える喧嘩テクニック
今すぐ使える喧嘩テクニックが書いてある
③マンガで見る徒手空拳
徒手空拳の技がマンガで見やすく書いてある
【 ソフビ 】
ソフトビニール製の人形
【 フライパン 】
鉄製フライパン
善悪愛用の逸品。
様々な料理に使用する。
【 ロングピース 】
善悪の従兄弟、幸福光影が吸っていたカッコイイ感じのタバコ
（善悪はそう思っている）
【 ピンポン球 】
ピンポンするための球
幸福寺では昔、善悪のパパンが卓球教室を開いていたため、ピンポン球が大量にある。
【 百目蝋燭 】
カラフルな、とっても長持ちする巨大な蝋燭
色々な使い方があるかも？
【 荒縄 】
ビビットな色目の荒縄
善悪のパパンとママンの共有物らしい。
使い方はご想像におまかせします。（実は仏具）
【 噴霧器 】
農薬などを撒くためのもの
檀家オールスターズが唐辛子入りの水を撒くために使用した。
【 ウォーターブラスター 】
水鉄砲
檀家オールスターズが唐辛子入りの水を噴射するために使用した。
【 シックル 】
農作業用の鎌
こちらも檀家オールスターズがコユキ討伐の際にブンブン振り回していた。
危ない。
【 ペットボトルの蓋 】
スプラタ・マンユ用のコップ（湯呑み）
魔界遠征の際は、一人一つずつ輪ゴムで体にくくりつけていた。
【 磬の紐】
善悪や善悪の御先祖様、パパンとママンが毎朝毎夕、法力と聖魔力を込め続けた特別な紐。
悪魔は触れるだけで体が蝕まれてしまう。
■その他のアイテム
【 エノキダケ 】
まっピンクのエノキダケ
焼いてポン酢をつけると、メシドロボウらしい。
【 タマゴダケ 】
純白の石突に真っ赤チンの傘のキノコ
煮てよし！ 焼いてよし！ とっても美味らしい。
【 ムラサキアブラシメジモドキ 】
紫色のキノコ
見た目に反して超美味い！ らしい。
シヴァは『自分の体と同じ色だから！』という理由で食べなかった。
【 コガネタケ 】
と思ったらオオワライタケ
コガネタケとオオワライタケは区別がつきにくい。
オオワライタケは毒キノコ！
【 ヒラタケ 】
と思ったらツキヨタケ
ヒラタケとツキヨタケは区別がつきにくい。
ツキヨタケは毒キノコ！
【 セガ○ターン 】
ヒロフミが長年使用しているゲーム機。
コユキがうっかり踏んで破壊してしまった。
【 ソニック○ッジホッグ 】
ヒロフミが長年プレイしているゲームソフト。
他のゲームも薦めてみたが、ちょっとやって直ぐ飽きてしまう。
結局、ソニック○ッジホッグだけプレイし続けている。
【 赤い石 】
スプラタ・マンユの魔核
鉛でできているらしい。
【 透明な石 】
ふぐ男、三つ首竜（野生動物）の魔核
珪素ベースの石英でできている。
【 赤い石（小） 】
コカトリス、バジリスク（レッサーデーモン）の魔核
鉛の酸化物。 スプラタ・マンユの魔核に比べるとかなり小さい。
【 透明な石 】
山形の黒毛和牛（モラクスの劣化版）の魔核
ダイヤモンドだった。（不純物も多く希少価値は皆無）
【 お～いしぃ茶糖茶（無糖） 】
ヒロフミが考案したペットボトル飲料。
一攫千金を狙って農協から借金までして作ったプライベートブランド。
ラベルを一見すると甘い『うす茶糖』っぽいので『無糖』の表示を大きくしたお茶。
まだまだ在庫あり。
コユキは手にするたび賞味期限を確認している。
【 シャトーブリアン 】
牛ヒレ肉の中でも中央部分の最も肉質が良い部位、またはそのステーキのこと。
牛一頭から、わずか六百グラム程しかとれない超希少な最高級のお肉。
【 駝肉のパテ 】
善悪が腕によりをかけて調理した駝鳥肉のパテ
駝鳥の肉は善悪の指示により、コユキが茨城遠征の際手に入れたもの。
すっごいおいしい！ らしい。
【 とら○の羊羹 】
とってもおいしい高級羊羹。
オセの肉は一切使用しておりません。
【 ポン酢 】
幸福寺オリジナル2019善悪スペシャルのポン酢
焼いたキノコにかければ絶品のメシドロボウに！
お読みいただきありがとうございます。
感謝！ 感激！ 感動！ です(*'v'*)
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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