1861.妄信にご注意を
でわ、判り易く、燃えるゴミってありますよね?
万が一、ゴミとか出せない場所にお住みであっても、燃やすって事はギリ判るのでは無いでしょうか?
アレですけど、対になっている言葉、不燃物って言いますよね?
不燃物? 燃えない物、です?
アレ燃え難い物なんですよね?
高温、超高温、爆発的な高圧下であれば何でも燃えますよね? 泥でも岩でも、無論、ガラスや金属だってっ!
キラキラ眩しいお日様、恒星に突っ込んだら全部燃えますよ? 不燃物!
ただ、皆さんの星、その物理的な制約や観測点からは非常に燃え難い、つまり難燃性が高い物を便宜上、『燃えない』と表現しているのです。
これが、知の愚、です。
ガラスや金属、陶器や家電、一番燃え易い使い捨てライターまで、科学的で近未来で最新の生命体である皆さんにはまとめて、『不燃物』なのです。
これは科学? うーん、多分に行政が準備出来る焼却施設の機能に基いた言葉ですよね?
元々燃え盛るマグマに包まれた星の上で生成された物質しか無いのが現状です。
燃えますよ、この星ってか燃え盛って生まれたのが宇宙ですから。
正確な表現をすれば『燃え難くてウチの自治体では無理です、物』なんですよね。
「んな事は判ってるんだよ! それを知った上で使ってるに決まっているだろ! この馬鹿っ!」
なるほど、そりゃそうでしょうとも。
若しかして行政や産まれる前から世の中で使っている言葉や慣習に疑問も持たずに科学的? とかほざいているのかと思ってしまったものですから、これはとんだ失礼を致しました、どうかお許し頂きたい。
賢明な方々は兎も角、安直に印刷物や放送、教師をはじめとした指導者や権威に全てをおもね切って一顧だにしない、無条件信任は愚の中の愚、先程来ご紹介している知の愚、知り得た知識、教えられた事、自分達が説明可能でテストに出て教科書や物の本に書いてある事、それ以外は間違い、若しくは存在しないと断じる愚行の事を指します。
「今日ってさ暑かったよね?」
「は? 今日はそんなに暑くなかったよ? 温度計でもそんなだったしネットでも涼しかったって言ってたじゃん!」
「あれ? そう…… 暑く感じたんだけど……」
「機械やネットは正しいよ! 馬鹿じゃん!」
「ご、ごめんっ…… じゃあ気のせいだったかも……」
温度計が壊れた、若しくはネットが間違えていたとか? それらが正しかったとしても会話していた相手が居た場所が暑かったとかさ! 熱中症かもとか熱があるのではっ? 大丈夫かよっ? とかね。
言うまでも無くこっちが普通である、皆さんの反応も当然こっちだろう。
「アァシこのタレント好きじゃないんだよねー」
「は? 何でだよ? ネットでも雑誌でも新聞でだって好感度凄いんだぜ? お前おかしいんじゃね?」
「ご、ごめん、これからちゃんと好きになるね」
間違ってもこんなクルクルな事は無いだろうから安心だが万が一、億が一そうであったなら、それが知の愚、である。
好きも嫌いも暑いも涼しいも、相対的、各個が感じる感覚で、指標はあれど科学的に証明出来た所で他者に強制出来る物では無い。
まあ科学っぽく見せる為の、統計とか当社調べなんて物も混同されている時代ではそれ等の悪意も手伝っている訳なので一概に愚だとも言い難いのではあるが……
誰かにとって真実であってもそれが事実とは言えない、それが科学や常識だったりもする、全てが未完成な世の中では当然の帰結なのだ。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です(*'v'*)
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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