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処女しかいない高校
男女が行為をしている現場を目的してしまい苛立っていたある日、GRSと名乗る謎の人物によって処女しかいない高校を知ることになり、そこに転入を決意する。
転入を決意したその日の夜、冷静になって考えてみると「処女しかいない高校」を知ったのはネットで、デマと真実を天秤にかけたらデマに傾くことを予想するのは工業高校でも容易かろう。一瞬でも信じてしまった自分が恥ずかしくなる。
そもそも処女だけの高校なんて実在するのか?おれと同い年の女子なんて全員行為に励んでいるものだろうと、この考えは教科書で排卵の知識を持った頃から変わっていない。
私はよく寝る前になぜ男にしか金玉がついていないのか深く考える時がある。いつもは、女にも内向的だったり外交的だったりするものがあるだろう。神様は不平等にならないように男にも金玉をくださったのだという考えしか思い浮かばなかった。
ただその日だけは無数に答えが見つかった。




