表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
246/430

9-17 憧れの戦い

◆注意 本日2話目です◆


■設定変更のお知らせ■

『9-12』のルルママと一緒に出走したキスミア猫は、ジューベーだけに変更いたします。

ご了承ください。

 DRAGONはネット中継もされているため、メリスの演武はキスミアでも見られていた。ここメリスの実家でも大型のテレビにネットを繋いで視聴中である。


「お姉ちゃん!」


 7歳になったばかりの妹のメーニャがソファの上に立ち、テレビを指差してみんなに教えてあげる。

 遠き日本で元気いっぱいに過ごすメリスの姿を見て、家族もホッとした笑顔になった。まあ頻繁に電話をしているので元気なのは知っていたが。


「ニルナ、ニーファ、お姉ちゃんだよ」


 メーニャは、愛猫であるニルナと最近飼うことになった子猫のニーファに教えてあげる。

 ニルナはメリスと長い付き合いだったので、メーニャに言われずともわかっているが、妹分に合わせて「にゃー」と嬉しげに鳴いた。

 ニーファの方は、そんなことよりもニルナのうねうねするシッポに夢中だ。


 テレビの中で、メリスが演武を始めた。

 紫色のオーラを纏い、とんでもない速度で移動し、キスミア人によく見られる柔軟性を武器にして凄まじい連撃を繰り出す。

 ギミックに差し掛かればそれを存分に利用して、スピーディでスタイリッシュな技をキメていく。


 両親と祖父母も地球さんTVでその活躍は見ているが、それからしばらく経った本日の演武を手に汗握って観戦した。


 日本人がそこそこ多く住むキスミアには『可愛い子には旅をさせろ』ということわざが伝わっており、割と使われる言葉だった。キスミアは閉ざされた土地のため、隣国のセイスなどに出ていくのもひとつの道だったからだ。

 そんなことわざを思い出さずにはいられないほどに、娘は劇的に強くなっていた。

 隣近所からも歓声が上がっており、家族は鼻高々だ。


「にゃふしゅ! にゃふしゅ!」


 メーニャは小刻みにジャンプしながら両手をブンブン振り、メリスの真似をしつつ応援する。本日のメーニャはとてもテンションが高かった。


 メリスが日本に留学することになって一番泣いたのは、他でもない妹のメーニャだった。

 姉にとって風見女学園に留学できるのはかなりのチャンスだったわけだが、6歳だったメーニャには理解できるはずもなく。

 その寂しさを忘れられたのはニルナと最近来た子猫のニーファのおかげだろう。『人生、猫を撫でておけば間違いない』というキスミアに古くからあることわざが示す通りだ。


 活躍する姉の姿をその心に焼き付けるメーニャ。

 日本だけでなく、ここにもまた一つ、強く憧れを抱く気持ちがあった。




 遠き地からそんな応援を受けながら、メリスはいよいよファイナルゾーンに入った。


 メリスが選んだのはテクニカルコース。

 テクニカルコースのファイナルゾーンはほかの2つと違い、200メートルもある。その内容は単純なギミックが密集しているというものだ。

 身体能力が問われるコースであり、重戦士や魔法使いには不向きな半面、軽戦士系が大活躍できる造りになっていた。


 加速したメリスは、最初に設置されたロイター板をスルーして、自前のスキル『大ジャンプ』を使って弾丸のようにファイナルゾーンに飛び込んだ。


 まず現れるのは『鋼鉄の竹林』などと名づけられている、5本2列に並んだ登り棒。各幅は4メートルと、常人では飛び移るのすら難しい間隔が空いている。

 多くの選手が登ってからジャンプで飛び移ったり、三角飛びでクリアするなどして、まあ冒険者のスペックならクリアはさほど難しいものではなかった。


 そんな中で、メリスは誰もやらなかった演武を繰り出した。登り棒なのに鉄棒のように大車輪を始めたのだ。横式大車輪である。


 とはいえ、メリスとて重力には敵わない。

 そのため1本の棒に対して長居はせずに1回転。一瞬にして加速を得て、別の棒へと飛び移り、そこでもまた1回転して飛ぶ。

 どういうふうに体を使っているのかはメリス本人にすらわかっておらず、それどころか、メリスは鋼鉄の竹林の直前でどういうアクションをするか決めていた。つまり、本能ができるとわかっていたのだろう。


 最後の登り棒に到着したメリスはこれまでの横式大車輪をやめ、棒に両足の裏と片手をついてピタリと貼りつく。『GE・NINJA』が覚える『壁貼りつき』だ。

 それも一瞬のこと、『高速移動』で踏み切ったメリスが斜め下へと矢のように落下した。


 いつの間に抜いたのか二刀小太刀が空中を十字に切り裂くと、激しいエフェクトが生まれた。

 それはスキル【目立つ】の発動であった。ゲーム的な概念で言えばクリティカルの際に発動する【目立つ】が、メリスにだけ見える敵に対して決まったのだ。


 激しい斬光を潜り抜けるようにメリスがまた一気に加速する。

 続くギミックは高さ1メートルから2メートルほどの『丸太ステップ』。高さこそ冒険者用に高くなっているが、丸太の断面の上を跳ぶアスレチックによくあるやつだ。


 なんの躊躇もなく踏み込んだメリスは、まるで体操の床の演技でもやっているかのように丸太を跳んでいく。しかも、空中で腰の鞘に収まった小太刀を抜いて一撃入れ、着地する前に納刀する早業すらも披露してみせる。

 この場には雑技をしに来ているわけではない。素晴らしいアクションで終わらず、その中に回避や攻撃の性能を示さなければならないのだ。


「す、すげぇ……」


 最前列にいる中学生男子が、ドキドキしながら夢中でメリスのアクションを目で追った。

 長い手足と端正な顔立ち、アニメかコスプレでしか見たことがない目が覚めるような銀髪のお姉さん。

 これほど美しい光景があるのだろうかと、中学生男子は感動すら覚えた。彼の性癖が確立した瞬間でもある。将来はキスミアに移住しよう。


 メリスのアクションはまさにNINJAというにふさわしい派手な技の数々で、観客はまるでジェットコースターに乗っているような気分で歓声を上げ続ける。

 多くの人がスマホを構えてその美しい姿の撮影を試みるが、慣性キャンセルの効果を持つ『高速移動』を駆使した動きをまともに捉えるのは極めて困難だった。


「寒い?」


 熱気に包まれて体が熱くなるはずなのに、通過していくメリスを目で追う観客たちはふと肌寒いことに気づく。


 その出所はメリスであった。

 小太刀と足を振るごとに冷気が舞い始め、それが風に乗って観客を冷やしているのだ。


 


 華麗な演武を繰り広げ、いよいよフィニッシュゾーンのラストを迎えた。


 テクニカルコースの最後にあるのは、四足の首長龍だ。

 無限鳥居に出てくるものと同じ大きさをしているのだが、パーティコースにある龍ギミックのようにギミック自体が可変して攻撃を受け流す造りにはなっていない。

 特筆すべきは選手に対して尻尾を向けた形で設置されていることと、その首の先には風船でできた龍の顔がつけられていることだろう。つまり顔に一撃だけ攻撃できるのだ。


 選手に対して龍が背中を向けるこの配置。

 それは世界中の人が、そしてメリスが何十回も見た、三人娘の龍滅のワンシーンの再現であった。

 あの戦いで、ルルは誰もが目を剥くスタイリッシュな技を首長龍に対して行なった。


 今のあなたならどうする?

 つまり、冒険者にそう問いかけたギミックである。


 龍の背後で、メリスの足が止まる。

 タブレットの中でしか知らない光景が目の前にあった。


「一緒に戦うデスワよ」


 メリスはそう呟くと、目を閉じる。

 そして、再び開けた瞳には紫色の炎が灯り、世界が変わった。

 観客も歓声も消え、その場はあの日、あの時に行なわれた龍滅の瞬間だった。


 それは【覚醒イメージトレーニング】。

 それも相当に魔力を上乗せしたもので、幻影から大きな攻撃を食うと魔力が消し飛び、昏倒や呼吸困難を起こしかねない危険なものだった。


 命子を食らわんと口を開ける龍。

 命子は体を半歩ずらすが、龍もまたその動きに合わせて首の軌道を変えた。


『撃て』


 命子の呟きとともに、水弾が龍の顔面を真横に弾く。

 命子のすぐ横でずらりと牙の生えた口がガチンと閉じた。


『スラッシュソォォォド!』


 その刹那飛び込んできたささらが斬撃を放ち、水弾の衝撃で揺れる龍の瞳を一つ潰す。

 絶叫を上げる龍の口に命子が火弾を放ち、たまらず首が跳ね上がる。


 命子たちの動きは、いまのメリスや冒険者たちに遠く及ばないもの。

 しかし、勝利を掴み取ろうと足掻く気持ちは、今の冒険者の誰にも決して劣らない。

 肌が切れそうなほど空気が張り詰めているのは、そんな気持ちによってこの場の全員の集中力が極限にまで達しているからだろう。


 夢にまで見たその光景の中で、メリスはルルと一緒に駆けだした。

 大ジャンプで龍の背に飛び乗り、一気に龍の首を駆け上がる。

 絶対に勝つ。

 そんな気迫を纏ったルルの隣で、メリスの魂もまた熱を帯びる。


 自分があの戦いに一緒に居たのなら——繰り返し行なった想像が、メリスの体を動かす。


 ルルが龍の目玉を小鎌で抉りながら、跳んだ。

 それと同時に、メリスは鱗に手を引っかけて、瞬時に首の前側に回り込む。


「にゃーっ!」


 そして、絶叫する龍の下顎に向けて、思い切り小太刀を突き刺しながら、力いっぱい龍の首を蹴った。


「「ニンニン!」」


 龍の下顎から口内にまで達するほど深く切り裂きながら離脱したメリスは、ルルと同時に着地する。

 その隣にはささらと命子の姿もあった。




 風船を破裂させたその動きはそこまで速くなく、ここに至るまでのメリスの演武には似つかわしくない一撃だった。メリスの魂が、あの瞬間の命子たちの実力に引っ張られたのだ。


 観客は肩透かしを食らったが、メリスはこの上なく満足していた。

 幻影だけれど、あの戦いに参加できたのだから。


 その気持ちが魂のカギを開ける。


《Sインフォ:パーソナルイベント『憧れの戦い』を達成しました。魂の器が完成しました。これよりマナ進化が始まります》


 無限鳥居の幻影が消え、メリスは一つ息を吐いて、笑顔で周りに手を振った。

 その時である。ふいに心臓が大きく脈打った。


 運動したから疲れたのかな、とメリスはさして気に留めずに歩を進めるが、数歩進んだところで、ドックンと視界が幾重にもブレるほどの血の脈動を覚える。


「う、みゃ……?」


 メリスは堪らず自分の体を抱きしめながら膝をついた。

 血が沸くように滾り、体が燃えるように熱い。それは人生で経験したことがないような体の異変だった。


『お、おや、これはメリス選手、どうしたのでしょうか?』


 これには称賛の言葉を並べていた実況者も安否を心配し、観客もどよめいた。


 そんなざわめきの中で、メリスは命子の言葉を思い出した。

 少し前から命子は、このダンジョンをクリアする頃にはたぶんマナ進化するよ、と言っていたのだ。

 おそらく、なにかの引き金を引いて、それがいま来たのだろうとメリスは察した。魂の研究がほぼできていない現状なので、こういった謎の引き金を引くことは割とあるのだ。


 救護班が観客をかき分けてやってくるが、それよりも早く、メリスの足元に一匹の猫が現れた。ルルの家で飼い始めたジューベーだ。


 ジューベーがニャーと鳴く。

 それははたから見れば、猫が女の子を心配する光景。

 けれど、メリス本人にもたらされた現象はまったく違った。


 その鳴き声で、メリスは雪山の頂上で香箱座りをして佇むフニャルーを幻視する。曇天の中にあってフニャルーの体だけが輝いて見えた。

 フニャルーは上体を起こしてメリスに顔を向けると、黄金の瞳を光らせてニャーと鳴いた。その鳴き声は吹雪の螺旋となってメリスとの間にトンネルを作る。


「みゃ、みゃー!」


 メリスが力を振り絞って鳴き返すと、フニャルーは満足そうに目を細め、消えていった。


「め、メリスちゃん、大丈夫デス!?」


 ジューベーのあとを追ってコースに入ってきたルルママが、メリスの肩に手をかけて心配するが、メリスは答えるどころではなかった。


 同じく救護班もメリスに近づくが、次の瞬間、その全員が突如として吹き荒れた突風によって飛ばされた。


「これはマナ進化よ! 全員、手出しはしないで!」


 駆けつけた馬場が吹き飛ばされたルルママを抱き留めながら言う。

 マナ進化は謎に包まれている。この状態でなにかすると不都合が起こる可能性もあるため、無理になにかをしないように周りの者に注意する。


 大気中から翡翠色の帯が現れて、うず巻く風に巻き込まれるようにしてメリスの体を包み込む。


 ——ああ、やっとルルたちに追いつける。


 メリスは少しの不安と大きな喜びを心に宿しながら、美しい翡翠色の帯を見つめて気を失った。




 翡翠色の繭の中で、メリスは遥か昔に聞いたような覚えがある歌を体の全てで感じた。

 それは、まるで自分の過去も現在も未来も祝福してくれているような美しい旋律だった。


 そんな歌の中で、メリスは果てしなく大きな存在たちと会う夢を見る。

 心弾むメリスがその瞼の裏側で見る夢は、その大きな存在たちに、大好きな幼馴染と新しくできた大好きな仲間たちのことを紹介する自分の姿だった。


 夢の中のメリスは、過去、幼馴染と別れてとても寂しかったこと、幼馴染が自分を置いてどんどん先に行ってしまってもっと寂しく思ったことを包み隠さず話して、しゅんとする。

 だけど、一生懸命頑張って強くなって、みんなとたくさん冒険するんだ、と明るく未来を語るのだった。




 メリスを包み込んでいた翡翠色の卵型の繭が紐解かれる。

 脱力しながら天へ向いて浮かんでいるメリスの胸に、マナが吸い込まれていく。


 周辺の観客はその神秘的な光景に声を出すことすらできなかった。

 マナ進化を前にして畏敬の念を覚えている者も多い。これは魂が重要になったこの世界で、大きな魔法現象や巨大な魂を目の当たりにすると起こることだった。

 そんな中でも使命感のごとくスマホの動画を回している剛の者がいるのは、流石としか言えまい。


 全てのマナを吸い込んだメリスは、ゆっくりと瞼を開いた。

 高いビルの向こう側に太陽は消えているが、その反面、空がとても青く感じる。


 すぅーっと息を吸えば、これまでの努力の結晶が体の中で踊っているような、極上の味がした。

 音もなく地につま先をつけたメリスは、その一歩で自分の体に力が漲っていることを理解した。足のバネが前と今では全然違うのだ。


 メリスはハッとして頭に手をやった。

 手のひらに触れるのは、今までなんでなかったのだろうかと不思議に思える感触。

 さらにお尻に手を回してみれば、触る前からあるとわかる自分の意志で動くその存在。


 そう、ネコミミとネコシッポである。


「にゃ、にゃーっ、んふふふぅ!」


 メリスは最高の笑みを見せて、ニャンとポーズを取った。

 ネコミミとネコシッポを発現したことで、メリスの心を万能感が満たしていく。今だったらそこら辺のビルの外壁を走って登れそうな気分だった。


 メリスのポージングとともに、周りの時間が動き出す。


「「「わぁああああああ!」」」


「「「ネコミミィィ!」」」


 今大会で一番の大歓声が上がった。

 みんなが祝福してくれていることに、メリスははにかみつつネコミミをピコピコと動かす。


「メリス!」「メリスさん!」


 そんな中で、メリスの下にルルとささらが駆け付けた。

 メリスの心にぶわりと喜びが込み上げてくる。


「ルル、シャーラ!」


「おめでとうございます、メリスさん!」


「おめでとデス、メリス!」


 駆け寄るなり二人はメリスをサンドイッチして祝福した。大撮影タイムである。


 自分のマナ進化に駆けつけてくれた二人に、メリスはとても嬉しく思ったが、まだ二人の出走は残っているはずだ。それともそれほどマナ進化に時間がかかったのだろうか。


「二人とも大会はどうしたデスワよ?」


「シレンとメーコが行ってきてあげてって言ったデス」


「このあとすぐ戻らなくてはなりませんが、ちょっとだけ来ちゃいましたの。せっかくのマナ進化ですもの」


 紫蓮は、一人でマナ進化したのが少し寂しく感じていた。

 仲間と一緒ならきっと凄く祝福してもらえただろうに。


 そんな自分の経験と、メリスだけマナ進化が遅れていたことも考えて、紫蓮はルルとささらに祝福してきてあげてほしいとお願いしたのだ。大会は大切だけれど、初めてのマナ進化は人生で一度きりなのだから。


 命子はそういう粋な優しさは考えつきもしなかったが、その意見には賛成して、自分は二人がもしすぐに帰ってこられなかった時のためにその場に残った。


「みゃー、シレン、メーコ……」


 メリスは二人の優しさに心がぽかぽかした。

 けれどそれもつかの間、キリッとして二人に言う。


「ルル、シャーラ、メルシシルー。でももう戻るデスワよ。迷惑かけちゃうデスワよ」


「ニャウ。またあとで撫でまわすデス。猫ごっこするデス」


「ルルさん、めっ!」


「ルル、シャーラ、来てくれてメルシシルー!」


 歓声が大きいので周りには聞こえないだろうが、ルルの言葉にささらがすかさず叱るのだが、メリスの満面の笑顔に自然と笑みがこぼれるのだった。


読んでくださりありがとうございます。


設定変更ですが、妹が寂しがっているのに、いいお姉ちゃんならニルナを日本に呼び寄せないよな、という考えからこのように変更させていただきました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] この作品を読んでいるとちょくちょくあることなのですが、 登場人物たちが成長し仲間や超常的なものたちがそれを支えて祝福するシーンに涙が溢れてきます。 今回はメリスがマナ進化に至るまでの仲間へ…
[一言] いい話だったなー(涙) >>『人生、猫を撫でておけば間違いない』 ほぼ正解ですが、世(私)の中にはカレーは飲み物、猫はお吸い物と言う言葉がございます。 猫吸い、お忘れなく!!
[良い点] 今回も凄く可愛くてかっこよくて良かったです! [一言] 漫画版一巻の予約をしました! あと書籍の3巻を切望しています!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ