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6章・裏 もう一人の自分 4

 本日もよろしくお願いします。

 蒼は、藤堂たちの活躍を一生懸命撮影していた。

 ロックアイの恐ろしい姿や自衛隊が傷つく姿から目を逸らさずに撮影し続ける。


 そんな蒼の下にも、異変が起こる。


「ひぅ……」


 凄まじいプレッシャーの直後に聞こえたその声に、蒼は腰を抜かした。


『せっかくの祭りじゃ。我も少し楽しませてもらおうか――』


 その声を聴くたびに自分の中の何かが強引にこじ開けられているような感覚に陥り、震え上がる。

 蹲った蒼は近くに転がる青を掴んで縋るようにして抱きしめると、必死に目を閉じた。


 その間も転がったカメラが教室内を撮影し続ける。

 猿宿の住民たちは、目を見開き、脂汗を浮かべながら胸を押さえこんでおり、事態の異常さを視聴者に知らしめた。しかし、この辺りから蒼と青の視聴者は一気に減りだした。事件の情報収集のため、風見町に注目が集まったからだ。


 閉じた瞼の裏側で、蒼は、踏み入れることさえ畏れ多い神気をまとった森林や、波紋一つ立たない光り輝く泉のイメージが浮かび上がっていた。


 昔から自信がなく、そんな自分を変えたくて頑張って都会の大学へ行き。

 けれど、都会の風に心がポッキリと折られて。

 そして、この里に逃げ帰ってきた弱い自分が、そんな神聖な森林の中で蹲って泣いていた。


 これが自分。これが雨水蒼。

 情けない。

 蒼はこのまま森の中に溶けて消えてしまいたいほど自分のことが恥ずかしくなった。

 きつく閉じた蒼の眦からとめどなく涙が流れる。


 そんな蒼のそばに、ぽつりと光が瞬いた。


『みょんたろう:頑張ってお喋りできてえらい』


 光はそう言って、蒼の頭を撫でていく。


『ななな:凄いな、よくこんなの作れるね。尊敬する』


 また一人。


『サバンナ@387:また噛んだww頑張れぇ!』


 また一人。


『えんぴつ:次も楽しみにしています。手のケガ早く治ると良いですね』


 また一人。

 たくさんの光が蹲る蒼に囁いては、時に頭を優しく撫で、時に背中を陽気に叩いていく。


「あ、あぁ……」


 蒼は、青を抱きしめた。


『さあ、我が魂の因子を持つ子らよ――』


『ネリス:青の配信で、あまり人が得意じゃなかった我は救われたよ――』


『我が試練、乗り越えてみせよ』


『――我も頑張るから、青も頑張れ』


 目に見えない何かの声と、光り輝くリスナーさんのコメントが交差する。

 幻想の中の蒼の傍らで、バーチャル空間の青が蹲った蒼の身体を起こした。

 向かい合った青が優しく微笑んで言った。


『ねえ、嬉しいこともいっぱいあったでしょう?』




 蒼は涙に濡れた瞳をカッと開き、歯を食いしばって立ち上がる。

 転がるカメラをガッと掴み、もう絶対に蹲ってなるものかと窓枠に腕を回した。


 外を見ると、遠く離れた風見町の上空に、光り輝く巨大な魔法陣が展開されていた。

 びっくりする蒼だが、それに構っている暇はない。


 校庭では、全ての自衛官が目を大きく見開きながら、胸を押さえて跪いている。

 ロックアイもまた活動を停止し、地面に転がっていた。


「が、頑張れぇ!」


 蒼は生まれて初めて出すような大きな声で声援を送った。しかし、使ってこなかった声帯は弱く、大きいつもりでも小さな声だ。


「頑張れぇ!」


 蒼は明日のことなど考えず、声を張り上げて応援する。

 そんな蒼の目が、膜の近くで膝をつく藤堂を発見する。


「青!」


 蒼は、青を操作して藤堂のそばまで移動させる。

 楽な攻略を許さないボスフィールドは、人形だけを内部に入れることを許さない。だから青はぬいぐるみの手で膜の壁を叩く。それに合わせて、蒼が叫ぶ。


「藤堂さん、頑張って! 藤堂さん!」


 蒼は力の限り叫んだ。




 青い髪のぬいぐるみがポスポスと膜を叩き続ける。

 藤堂は、その様子を、そして、校舎の二階から声援を送る蒼を見る。


「は、ははっ、命子ちゃんと言い、雨水さんと言い……まったく……」


 藤堂は、苦笑いを浮かべる。

 誰よりも早くこの異変から抜け出し、応援を始めた蒼。

 いったいどうして精神力の塊である自衛隊よりも早く抜け出せたのか、藤堂には見当がつかない。


 どうしてこう、女性は強いのか。

 新世界になり、その輝きは一層強くなったように藤堂には思えた。


「負けちゃいられないよなぁ……っ! ぐるぁああ!」


 心の底からそう叫んだ藤堂は、強大なプレッシャーを断ち切るようにして、足に力を込めて立ち上がる。

 その気持ちに呼応するようにして、瞳と魔導書、四肢と剣から紫の炎が噴出する。


 藤堂はその様子に驚きつつも、命子の前例を知っているので悪いものではないと理解する。


「お前ら! いつまで寝ぼけてやがる!」


 藤堂の野太い声が校庭に轟く。

 上官の厳しい声に、脂汗まみれの顔で苦笑いを浮かべつつ、一人、また一人と立ち上がっていく。


 藤堂はそれを待たずに、未だ恐慌状態から抜け出ていないロックアイに向けて走り出した。


 藤堂は一歩踏み出した瞬間に、一段階自分が強くなったことを実感した。

 いつものごつい脚が紫のオーラを纏ったことで、眠っていた力を解放したかのように力強く躍動する。


「水弾! 土弾!」


 藤堂が魔導書から魔法を放つ。

 その瞬間、ロックアイが恐慌から辛うじて抜け出し、瞳を光らせる。

 藤堂の放った2つの魔法が3つずつに爆ぜ、藤堂自身に降り注ぐ。


 藤堂は目をギンッと見開き、6つに分かれた散弾を最小限の動きで回避する。1つが身体を掠めるがそのルートこそ最短と前へ踏み込む。


 急速接近する藤堂にロックアイは瞳を閉じようとするが、それよりも早く藤堂の剣が届く。


「ストライクソード!」


『剣士』としても腕を磨いてきた藤堂の技が、瞳に叩き込まれる。

 紫のオーラを纏った愛剣がロックアイの瞳に突き刺さる。


 ロックアイは、その剣を挟み込むようにして岩の瞼が閉じた。


 藤堂は左手の剣を軽く上に放ると、空いた左手を右手で握るロングソードに添える。

 両手持ちになったロングソードに力が籠められる。

 服の下に隠れた大きな筋肉が膨れ上がる。今やその筋肉は紫のオーラを纏い、とてつもない力を発揮する。


「おらぁあああ!」


 上段に振られた剣は瞳を縦に切り裂き、さらには岩の瞼を強引にこじ開ける。

 藤堂は、上段にある両手を放し、未だ滞空中のもう片方の剣をキャッチすると、こじ開けて晒された瞳に向かって斬撃を放つ。


『キィイイイイイイ!』


 恐らく弱点であろう場所に強烈なダメージを受けたロックアイは、激昂モードに入る。

 藤堂は自分の攻撃力が想像以上に上がっていることに気づくが、それを喜んでいる暇はない。

 眼前で巨大な瞳が不吉な色に輝いたのだ。


 ヤバい。

 そう思った瞬間に、藤堂は横っ飛びで回避した。

 それと同時に藤堂が今までいた場所に、直径1メートルはあろう太い光線が駆け抜けていく。


 光線は土を穿ち、紫の膜に当たって霧散する。

 その射線上では、藤堂と同じく緊急回避した自衛官たちが、顔を青ざめて立ち上がるところだった。


 受け身を取ってすぐさま立ち上がった藤堂は、激昂モードに入ったロックアイの姿を見た。

 身体を覆っていた岩の外皮に、無数の目玉ができていた。


 その小さな目玉が光るたびに、光弾が生み出され直ちに射出される。その一発はこの場にいる者にとってそこまで手痛いダメージではないが、百を超える目玉があるため連射性能が極めてえげつない。ハチの巣にされれば一瞬で防具の耐久力が無くなりそうである。

 そして、メインの瞳は外皮で半目状態になっており、光の粒子を充電し始める。まるで充電のゲージを表しているかのように岩の瞼が捲れていき、瞳が露になっていく。恐らく、その充電が終われば、必殺技が再度放たれるのだろう。


 四方八方にばら撒かれる光弾は、藤堂の下にも殺到する。

 しかし、藤堂は目を見開き、その全てを回避していく。

 命子と同じように、全ての球の軌道が向かってきた瞬間に理解できた。


 これが命子ちゃんの見ていた世界か。

 そう思いながら、藤堂はゆらりゆらりと歩いていく。


 とはいえ、藤堂は命子と違って被弾面積が広いため、全てを回避するなど不可能。時には剣で弾き、時には身体を掠らせ、時には魔導書を犠牲にしてガードする。

 走って近づくことなどとてもできない。しかし、一歩ずつ確実にロックアイへと近づいていく。


 その時、遠くから魔法職が援護の魔法を放った。

 その瞬間、複数の瞳が光り輝き、魔法を跳ね返す。


 藤堂は一時的に光弾の弾幕が弱まったことにハッとした。

 どうやって倒すのか理解したのだ。


 これは副官も同じだった。

 すぐさま膜の中に盾職と魔法職を投入して陣形を組ませると、魔法を放つよう命じる。

 激昂モードで生じた小さな瞳も魔法を跳ね返す技を持っていたが、これを行なった瞳は光弾を放つことができない。そう、藤堂が行なっている光弾を全部躱す戦法は、正攻法ではなかった。

 ちなみに、1つの魔法につき10個の瞳が跳ね返す作業に入るが、隊内の誰も正確な数字がわからないまま、この作戦を進めた。


 本来6人で戦うボスなので、全ての瞳を魔法跳ね返し作業に従事させることは難しいだろう。きっと、ある程度の光弾を近接アタッカーも回避するのが普通の戦いになるはずだ。しかし、無制限に人を投入できるこの戦いでは、それが可能だった。

 藤堂は、光弾が飛ばなくなった戦場を駆ける。


 先ほどのレーザーで飛ばされたもう一本の剣を拾いながら、徐々に開き始める瞳に肉薄する。


「ストライクソード!」


 紫のオーラを纏った剣が瞳に突き刺さる。

 本来なら追撃など入れられないほど光弾が殺到するはずだが、仲間の援護射撃のおかげでそれも起こらず、藤堂は瞳を滅多切りにしていく。

 明らかに自分たちとは違うその高威力の攻撃に、副官によって攻撃参加を命じられた部下たちは手が出せず、喉を鳴らすばかり。


「頑張れ! 藤堂さん、頑張ってぇ!」


 校舎から上がる多くの声援を背中で聞く藤堂は、その声援の呼び水となった、か細くも懸命に応援する一つの声を聞いて、男臭く笑う。


「やっぱり、あの香りは新時代を彩る香りなんだろうな。なぁ、地球さん」


 振り上げた二刀を振り下ろす。

 藤堂の大きな体をまんべんなく使った斬撃は、瞳に大きな十字傷を作った。十字傷の上で紫の残光がふわりと消えていく。

 藤堂は、攻撃の手を止め、くるりと振り返る。

 そして、ロングソードを鞘に納めると同時に、ロックアイは光の柱となって消えていった。


 大歓声に包まれる中、藤堂は今まで紫の膜があった場所に落ちている青のぬいぐるみを拾い上げ、背中の土を大きな手で払ってあげた。




「やった! やった!」


 歓声に包まれる校舎の中で、蒼はぴょんぴょんジャンプして喜んだ。

 持っているカメラが上下に激しく揺れるが、風見町がとんでもない事態になっているのでこの時間帯にこの動画を見ている人は皆無に近かった。後日、アーカイブを見た人は気持ち悪くなるかもしれない。


 そんな蒼は、自分のおばあちゃんと目が合った。

 優しく微笑むおばあちゃんの顔を見て、蒼は正気を取り戻していく。

 自分とは思えないほどに元気いっぱいな声を出していて、なんだか気恥ずかしい。

 もじもじする蒼の腰をおばあちゃんは、とんとんと叩いた。


「お前らしく生きたらええ。大人しくしたい時には無理に笑わんでもええ。元気に笑いたい時にいっぱい笑えばええんよ。お前は誰にも恥じることがない立派な子なんじゃからな?」


「おばあちゃん……うん、うん!」


「今は元気いっぱいに笑うんじゃろ。なっ?」


「うん!」


 おばあちゃんの言葉はすっと蒼の心に溶け込んで、蒼は今の喜びを誰に恥じることなく表した。

 その笑顔を見て、おばあちゃんは笑顔で頷き返した。




 ロックアイが倒された裏側で、猿宿内のボスもまた続々と倒されていく。

 多くがG・F級のボスなので6人以上投入できるし、苦戦もほぼしない。

 そんな自衛隊の活躍はさておき。


 蒼は昇降口に向かった。

 青を迎えに行くためだ。蒼も知らないことだったが、遠隔操作中に魔力切れを起こした場合、取り残された人形に遠隔でパスを繋げることができなかったのだ。


 昇降口に立った蒼だったが、外では多くの自衛官が忙しそうに働いていた。

 迷惑をかけてしまうかもしれない。

 そう思ってまごまごする蒼に、藤堂が近寄ってきた。


「っっっ!?」


 蒼は、急激に胸がドキドキし始めた。

 そのドキドキの正体が分からず、怖くなって逃げようとするも、藤堂が手に持っている物を見て、踏み留まる。


「あなたとこの子のおかげで立ち上がることができました。ありがとうございます」


 実際のところはそんなことなかった。

 蒼が声援を送った頃にはプレッシャーは去り、強すぎる余韻によって参っていた状態だったので、放っておいても藤堂は一分以内に立ち上がっただろう。しかし、いち早く声援を送ってくれた子に、それをわざわざ言う意味はまったくない。


 だが、この隊の中で自分だけが紫の炎を出せた原因は、もしかしたらこの子かもしれないという思いはあった。

 命子が激情の中で目に炎を宿らせたように、おどおどしたこの女性が奮った勇気によって、自分の中でスイッチが入ったのかもしれないと考えたのだ。

 だから、藤堂のお礼は心からのものでもあった。


「しょ、しょんなこと……ひぅ、ひぅううう……」


 顔を真っ赤にさせて俯く蒼の視線の先に、青が差し出される。

 蒼は慌ててそれを受け取るが、その際に男らしいぶっとい指にちょんと触れる。

 蒼の目がぐるぐるし始めた。


「素晴らしい相棒ですね」


 藤堂の言葉に蒼の目が正気を取り戻し、口をむにむにさせて、青を抱きしめた。


「はい。最高の相棒です!」


 蒼はそう答え、赤らめた顔で元気に笑ってみせた。

 それは、蒼の抱くぬいぐるみに引けを取らない綺麗な笑顔であった。


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 雨水蒼

 21歳

 ジョブ 見習い人形士

 レベル 4

 カルマ +2845

 魔力量 32/32


・スキル

【合成強化】


・ジョブスキル

【人形魔法】【人形操作】

【人形お手入れ】【人形の作り方・入門編】

【人形の友】【人形士の心得】


・称号

【地球さんを祝福した者】

【次元龍の波動を跳ねのけた者】

 ※次元龍が興味を抱いたよ。

【試練を乗り越えた者 1】

 ※魔力の成長限界が+30拡張される。


★以下マスクデータ ※蒼には見えない


《マナ因子・強》

・人間 ・女性

・次元龍の加護


《マナ因子・中》

・合成強化の芽 ・魔力放出


《マナ因子・弱》

・念動の種 ・人形士

・並列思考 ・空間属性の種

・他、膨大な数

  →当人の性質などにまつわる様々な事柄。

  →魔力を使用した小さな事柄。

  →カルマ履歴などなど


《試練》

・踏み出す勇気 ・大いなる大地を見る

・次元龍の波動を跳ねのける

・試練を乗り越える


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 藤堂 景虎

 32歳

 ジョブ 剣士

 レベル 21

 カルマ +5312

 魔力量 254/254


・スキル

【修行者セット】【見習い魔導書士セット】

【見習い剣士セット】

【アイテムボックス】【筋力アップ 中】

【敏捷アップ 中】【剣装備時、物攻アップ 中】


・ジョブスキル

【剣技2】【剣士の術理2】

【剣士の身体つき2】


・称号

【1層踏破者・ソロ】※効果ロスト

【冒険者】【試練を乗り越えた者 1】


★以降マスクデータ ※藤堂には見えない


《マナ因子・強》

・人間 ・男性

・見習い魔導書士 ・見習い剣士

・たくましい身体 ・空間把握

・身体強化『攻』『速』

・他、少数

  →魔力を使用し続けた大きな事柄。


《マナ因子・中》

・魔力放出 ・念動の芽

・水、土、無の芽 ・身体強化『術』の芽

・次元龍の注目 ・空間属性の芽

・他、少数

  →魔力を使用した大きな事柄。


《マナ因子・弱》

・膨大な数

  →当人の性質などにまつわる様々な事柄。

  →魔力を使用した小さな事柄。

  →カルマ履歴などなど


《試練》

・仲間のために力を使う

・他者のために力を使う

・献身の心 ・試練を乗り越える


■■■■■■■■■

 読んでくださりありがとうございます。

 一先ず蒼の物語は終了です。


 ブクマ、評価、感想、ありがとうございます。

 誤字報告も助かっています、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 雨水さん、この後にも一回登場しますが再登場するといいなぁ。不遇スキルがどう化けるか楽しみだ。
[気になる点] 蒼ちゃんの称号にストーカーが!?!?
[気になる点] >「水弾! 風弾!」 >藤堂が魔導書から魔法を放つ。 前話(164稿)では >ロングソード二刀流と魔導書2冊により、 >頭上から降り注ぐ水弾と土弾が、 魔導書の属性を切り替えた描…
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