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6章・裏 もう一人の自分 1

 お待たせいたしました。本日から再開させていただきます。

 アーカイブの最大再生数5万回。

 生配信の同時接続者数最大4500人。

 登録者数1万人。

 そして、本日の生配信を見てくれていた人は744人。

 配信歴、1年2か月。


 それがVチューバー水飴青みずあめあおを表す数字だった。

 自分で作った青い髪の分身に乗り移り、持ち前のゴミコミュ力で噛み噛みのトークを披露するのが売り……というわけではない。

 青の売りは物作り配信である。Vチューバーとしては珍しく、綺麗な手だけをリアルに登場させており、テーブルの上で作れる物の製作工程を配信していた。主に、アニメキャラのハンコ、お絵描き、ぬいぐるみを製作する回が多い。

 そのトークからは、物作り女子で人気沸騰の紫蓮をリスペクトしている様子が垣間見える。


「そ、それじゃあ、上手に死仙さんのハンコができたので、今日はこれでおしましです。お、おしまし……えへへっ、噛んじゃった。今日はこれでおしましです……です! ば、バイバーイ」


 噛み散らかしたあおは配信終了のアイコンをクリックして配信を終える。ちなみに、彼女のお別れの言葉は毎回定まっていない。


「えへへ、今日は744人も見てくれた」


 蒼はそう言って喜ぶが、地球さんがレベルアップしてからは他の動画にシェアを奪われてしまっていた。物作り動画も【生産魔法】を使ったものなどが続々と出てきているため、なおさらである。

 蒼も一応はレベル教育を受けたのだが、戦うのが怖くてレベルは1までしか上がらず、【生産魔法】を使って配信できるほどの魔力はなかった。もちろん時間を置けばその限りではないのだが。


「でも、やっぱり今日もネリスさんからコメントはなかったな。もう見てくれてないのかな……どう思う、相棒」


 蒼は、自分で作った『青』のぬいぐるみのおでこをピンと弾いて、もの思いにふける。

 ネリスさんは青に初めてコメントしてくれた人で、恐らく初めてチャンネル登録してくれた人だ。

 そんなネリスさんだが、地球さんがレベルアップして以降は、あまり見てくれていない気配がした。


 蒼がまるで片想いの相手がどうしているか考える乙女のようにぼんやりとしていると。


『ピーンポーンパーンポーン! みなさん、元気してた!? 地球さんだよ!』


 地球さんのお話が唐突に始まった。




 地球さんの告知を聞いた蒼はすぐにカーテンを細く開けた。

 そこに広がっているのは山と山の間にできたそこそこ大きな集落・猿宿の風景。蒼の家は少し高い所にあるため、谷間に形成されている郷の様子がよく見える。


 この集落の成り立ちは諸説あり、集落の人に最も支持されているのは、武田信玄が用いた忍者集団・透波の隠れ里だった説。

 もう一つは、甲州街道から小田原へ抜ける山道の旅籠が発展したという説。猿が泊まりに来るような山深い場所にある宿、ということからそんな名前になったと指摘する者もいる。

 まあそれはともかく。


 蒼が見た光景は、いつものド田舎の風景だけではなかった。

 空に緑色の膜が張られているのだ。いつもは静かな集落も、少し騒がしい。

 近所のおばちゃんが外に出てきて、やがて井戸端会議が始まる。


 蒼は大急ぎでパソコンの前に座った。

 いつも書き込みをしている掲示板サイトにお邪魔して、自分はどうすればいいか質問してみる。


「え、えへへ。顔文字はお嫌いですか……可愛いのに……」


 打たれ弱い蒼は、顔文字を怒られて少ししょんぼりしつつ、指示された通りテレビを点ける。

 エネーチケーにチャンネルを回すと、そこにはロリが映っていた。


「め、命子ちゃんのお母さんだ! わぁ……」


 蒼は、可愛いなぁ、としばらく一生懸命避難マニュアルを読み上げるロリママを見つめていたが、はっと我に返って、慌てて総理大臣の緊急記者会見にチャンネルを回した。

 要約すると、地域の住民を纏めてこの町で一番防衛に向いている小中学校周辺の建物に避難してほしい旨が伝えられている。


「うぅうう……だ、誰かがやってくれるよね?」


 そう思った蒼は、お布団に入った。

 けれど、本当に誰かがやってくれるのだろうか、という想いがくるまったお布団の中にあっという間に充満していく。

 蒼はお布団から出ると、またカーテンを細く開ける。


 蒼はごくりと喉を鳴らした。

 蒼の家の前でおばちゃんたちが談笑してしまっているのだ。

 緑色の空を見上げて、こんなの生まれて初めてだ、不気味な空だわ、などと実に呑気。


 蒼は慌ててテレビを点けた。

 大江戸テレビでは風見町にあるダンジョン区の様子を鈴木夢太郎がリポートしており、アジテレビでは風見町の青空修行道場の活動が報道されていた。


 風見町と猿宿の人たちとでは、顔付きが全然違う。張り上げる指示の声も、それに応える動きも、何もかも違うように思える。

 風見町のものこそが本来しなければならない動きであり、それほどの事態になっていることが窺えた。


「うぐぅ……」


 蒼はパソコンの前まで行くと、青のぬいぐるみを震える手で持ち、ギュッと胸に抱いた。

 そうして、そのままお布団に向かおうとする蒼の目に、ネットで拾ってプリントした冒険者協会のポスターが映った。

 イメージガールをした龍滅の三娘。その中には水飴青が画像加工されて混じっている。

 青は自信に満ち溢れ、英雄の仲間というにふさわしいカッコいいポージングをしていた。


「……っ」


 青の眼差しに後ろめたさを感じた蒼は、顔を伏せて、ぬいぐるみを強く抱く。

 ちらりともう一度ポスターを見て、また顔を伏せる。


「そろそろ夕飯だから、一度帰るわ」


 外からそんな声が聞こえて、蒼は泣きそうな顔を上げた。

 お前はそれで良いのか。

 パソコンのファンが静かに回る部屋の中、太陽のように強い眼差しを持つ命子が、ささらが、ルルが、そして、青が、問いかけてくるようだった。


 蒼はぎゅっとぬいぐるみを抱きしめると、部屋を飛び出した。

 部屋のすぐそばの玄関でサンダルを履き、えいやと引き戸を荒々しく開ける。

 ガラスを使った引き戸の音は大きく、まだ家の前にいたおばちゃんたちが一斉に蒼に注目する。


「あら、蒼ちゃんじゃないのー」


 陽気な隣のおばちゃんの声に、蒼は身体をビクつかせ、反射的に顔を青のぬいぐるみで隠した。

 その瞬間、蒼は不思議と恥ずかしさが薄れていき、いつもの配信と同じ程度の気持ちになっていく。


「お、おば、おばちゃん。避難しないとダメだよ」


「でも、明日の朝からでしょ?」


「そ、そうだけど……で、でも、今から自衛隊が来るから、先にみんなで準備しなくちゃ間に合わないって……」


 反論された蒼は、ごにょごにょと言葉の勢いを失っていく。

 それを見て、おばちゃんたちが肩を竦めつつ、解散しそうな空気になっていく。


 ダメだ、と諦めてしまいそうになった蒼だったが、ぬいぐるみの脇の下から覗いた目に、もう何年も前から貼ってある色褪せた選挙のポスターが映り込んだ。

 蒼は、全国に多くいるというその人物の苗字を見て、咄嗟に叫んだ。


「す、鈴木夢太郎!」


「「「っっっ!」」」


 解散していくおばちゃんたちの足が止まり、蒼を見る。

 

「蒼ちゃん。夢さんがどうしたの?」


 興味津々で聞いてくる。効果は抜群だった。

 20代から40代の結婚したい有名人ランキングに君臨する鈴木。しかして、中高年の人気もまた凄まじく高いのだ。お昼のほのぼの番組で培った柔和な人柄と、少年のような好奇心に満ちた目は中高年女性の心も鷲掴みにしているのである!

 あっという間に注目を掻っ攫った蒼は、ぬいぐるみで顔を隠しながら言った。


「す、鈴木さんが、さっきテレビで、こ、これは大変なことだから、わ、私たちに大至急小中学校へ避難するよう言ってました……」


「こうしちゃいられないわ!」


「早く避難するわよ!」


「あ、あぅ。だ、だけど、もうテレビでは言ってないかも……」


 嘘を吐いた蒼はあとで文句を言われるのが怖くなって、保身に走る。しかし、その声は動き出したおばちゃんたちには届かない。


 イベントが始まった時、猿宿にいる人の行動は大きく分けて二通りだった。


 一つは、一先ず自宅待機するパターン。

 総理大臣に言われたからと言って、じゃあそうしましょうとはいかないのが世の常だ。12時間後には大変なことになるかもしれないけれど、今、安全なのだからあまりピンとこない。それにもうそろそろ夕暮れ時だし、これから動き出すというのは中々に選択の難易度として高かった。

 テレビでは風見町の様子も映されているのだが、どこか遠い場所のことのように思う人は多かった。


 もう片方は、避難準備を始めるパターン。

 この集落は自然豊かなだけあって、レベル教育を受けた者は広い土地で存分に修行することができていた。こういった人は、その延長で危機感も自ずと高まっていた。


 この二通りの行動が、蒼の嘘を皮切りにして一気に避難する方向へ傾いていく。

 別に鈴木さんのことをなんとも思っていない人でも、昔から知っている隣近所が大慌てならば自分も慌てるものだ。隣近所との付き合いが濃密な家も多く、呑気にしていると尻を蹴飛ばされそうな勢いで準備を促されるので、なおさら避難しなくてはならない空気になっていった。

 猿宿の役場出張所の放送が鳴り始め、さらに大騒ぎになっていく。


 蒼は、大騒ぎな集落の様子を遠くから眺めながら、自分ちの祖父母と一緒に大人しく避難所へ向かう。この辺りから指示を出してくれる人も現れ始め、人口が少ないことも手伝って、比較的速やかに避難が完了した。


 山越えを行なった自衛隊は22時に集落内に足を踏み入れる。

 風見町のように統率だった避難は期待できないと思っていた自衛隊員だったが、意外にもほぼ全ての人が小中学校及び、その近くにある養護ホームや会館など大きな建物に集まっていた。一部、小学校の近くに住む人は自分の家を解放している場合もあった。


「大したもんだな」


 命子によくグミをくれる自衛官のオッチャン・藤堂は、その様子を見て、感心した。

 青空修行道場の理念はこんな集落にも伝わり、実行されているのだろうか、と。


 それと同時に命子が羨ましくも思える。

 30を超えているとはいえ藤堂も男なので、英雄には憧れる。

 まさにそれを体現した命子のことが、素直に羨ましかった。

 とはいえ、命子と同じことを自分がやっても人の心は打たなかっただろうとは思えるが。


 自衛隊は一息吐く間もなく、働き始める。

 住民の点呼、周辺の地形の把握、野生動物の誘導、集落内の最終確認等々やることはたくさんある。


 この集落はキャンプ場としてそこそこ有名なため、そちらへの見回りなどもする。すでに夏の暑さも遠ざかった季節のためキャンプ客はいなかったが、バーべキューや釣りに来ていた人はある程度の数いるようだった。今日は金曜なので、これが一日ズレていたらもう少しレジャー客も多かっただろう。

 尤も、彼らも自衛隊が来る頃には学校に避難していたが。


 そんな中で、一つの家の前で戦闘犬が鳴いた。

 犬と共に避難漏れの確認をしていた藤堂は、玄関の近くの窓を見た。遮光カーテンの隙間から、明かりが零れている。


 藤堂はすぐにインターホンを押す。

 しばらくすると少しだけ引き戸が開いた。

 そこからチラリと覗いた顔は、恐らく20歳前後の女性だった。

 藤堂の姿を確認した女性は、まるで失敗がバレてしまった幼女のようにあわあわとした顔になり、そっと引き戸を閉めた。

 曇りガラスの向こうにはまだ女性はおり、縮こまっている様子がガラス越しにも分かった。


「避難指示が出ています。ご協力をお願いします」


 基本的にはお願いだが、無理だったら担いででも連れていく必要があるだろう。

 それをすることで始末書を書く、あるいはこの作戦後に謹慎させられる可能性があるけれど、学校から離れた場所に人がいては、他の一般人はもちろん、この人を守るために離れて戦うことになる仲間の命も危なくなる。

 そんな面倒臭いことにならないことを祈って待っていると、女性は言った。


「す、すみません。すぐに戻ります。だ、だけど10、いえ、15分だけ待ってください」


「分かりました。この家にお住まいなのはあなただけですか?」


「い、いえ、おじいちゃん……そ、祖父母がいますが、すでに避難しています。私だけ少しだけ家に帰らせてもらったんです」


「分かりました。連絡をしなければならないので、お名前をお願いします」


「う、雨水蒼うすいあおです」


「分かりました。それではここでお待ちしますので、準備をお願いします」


「あ、あう、あのあの、中に入って待っていてください」


「いや、別に……」


 藤堂は断ろうとしたが、それよりも早く引き戸が開く。

 中にいた蒼は顔を青い髪のぬいぐるみで隠し、もじもじしまくっている。


「そ、それでは少しお待ちください。ご迷惑をおかけします」


 蒼はそう言って、玄関の近くの部屋に入っていった。




 蒼は自分の部屋に戻ると、先ほどまで行なっていた作業を再開し、配信を開始した。


「こ、こんばんは。み、水飴青です。今日は時間がないのですぐに終わっちゃいます。えへへ……」


 蒼は今配信を見てくれている人の数の表示を見た。

 誰も見ていない。

 予告もしていなかったゲリラ配信だし、そもそも世の中の状況が凄いことになっているのでそれも仕方がないだろう。


「も、もしかしたら、これが最後の配信になるかもしれないです。1年と2か月の間、私の拙い配信を見てくれたみなさん、ありがとうございました。コメントくれたみなさんには、感謝のしようがないです。あっ、あわ、もも、もちろん、普通に見てくださった方も感謝しています」


 蒼の動きに連動して、ネット上の青もまたあわあわとする。

 少しして落ち着いた蒼は、またしゃべり始めた。


「お、臆病だった私は、この世界でひっそりと死んでいくのが怖くて、自分が生きていた証が欲しくて、この世界の一員になりたくて……こうして動画を配信してきました。私の配信を見てくれたみなさんが、いつの日か、水飴青という子がいたってふと懐かしく思ってくれたら、とても嬉しいです。えへへっ、ま、まだ配信ができなくなるって決まったわけじゃないですけどね。えへへ……」


 蒼は、パソコンの画面に映った明るくて可愛い少女を撫でた。


「みなさん、ありがとうございました。そして、青、ありがとう。もう一人の私。水飴青」


 そう言って微笑んだ蒼の目に、不動だったコメント欄に一つだけ投稿が現れた。


『ネリス:青の配信で、あまり人が得意じゃなかった我は救われたよ。我も頑張るから、青も頑張れ』


 最近ご無沙汰していたネリスさんからのコメントに、蒼は唇を震わせた。


「ね、ネリスさん。ありがとう。私のほうこそ、あなたのコメントにはいつも勇気を貰いました。えへへ。それでは……ネリスさんも頑張って。さようなら」


 蒼はそうして配信を終了した。




 夜の猿宿を蒼と藤堂が歩いていく。

 細い蒼とゴリラのようにでかい藤堂の姿は、中々に美女と野獣していた。藤堂のそばにはリアル獣が一匹おり、テイマー不在だが大人しく藤堂に従っている。

 知らない男の人と並んで歩くのなんて初めてな蒼は、先ほどからドキドキが止まらない。ただし、これが女性でも同じようにドキドキは止まらないが。


 藤堂は、蒼に尋ねた。


「あなたはもしかして、フォーチューバーの方ですか?」


「え、あ、あぅ、そのその。一応はVチューバーです。き、聞こえてましたか?」


「おー、Vチューバーですか。はい、申し訳ありませんが、配信の声は聞こえていました」


 蒼はかぁっと顔を赤らめた。

 藤堂はそれに気づかないふりをして、本題に入る。


「もし、可能でしたら、あとでお話を聞いていただけないでしょうか?」


「お、お話ですか?」


「はい。我々にはこの戦いを映像に残しておく義務があります。本来ならそういったことを専門にする者を用意するのですが、事態が事態なのでできる限り自衛官は戦闘に従事したいというのが我々の考えです」


「は、はい」


「そこで、民間の方に映像を撮影してもらいたいのです。機材はこちらが持ってきた物をお使いいただく形になります。また、他にも何人かに撮影していただく要請をするつもりです。どうでしょうか、やっていただけませんか?」


「っっっ」


 蒼はぬいぐるみをギュッと抱きしめた。

 藤堂は、そんな蒼の様子をジッと見つめる。

 蒼は見られているのに気付いて慌ててぬいぐるみで顔を隠す。


 おどおどしたこの女性に頼むのは、一見すれば完全に人選ミス。

 しかし、藤堂には予感があった。

 羊谷命子と同じ新世界を彩る香りが、この女性からしたのだ。


『青の配信で、あまり人が得意じゃなかった我は救われたよ。我も頑張るから、青も頑張れ』


 蒼は先ほど貰ったネリスさんのコメントを思い出す。


 しばらくして蒼は、ぬいぐるみを顔の前から降ろした。

 その瞳を見た藤堂は、ほらみろ、と内心で苦笑いする。


「や、やります。たぶん、それが私にできる戦いですから」


「ご協力感謝します。詳細は学校についてからお話ししましょう」


 再び歩き出した蒼は、満月を見上げる。

 Vチューバーとしての活動で、たくさんの応援のコメントを貰った。

 それを今、自分の中で昇華させる時が来た。

 読んでくださりありがとうございます!

 以前と変わらず、木、日曜の更新で頑張りたいと思います。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 久しぶりぶりに読み返して気付いたのですが、 藤堂さん、此処では歳が30を超えるとなってますが、 書籍版ではアイテムボックス検証時に 命子に27は女子高生からしたらオッチャンか。 と言っ…
[一言] 「我」ねぇ… ネリス…NERIS…逆に読mくぁwせdrftgyふじこlp
[良い点] 自分に出来る事、自分で無いとできない事。
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