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ファクトの価値

200000 ファクトが実行した出来事は、あらゆる出来事を成立させる。

201000 あらゆる出来事はシングが作ったものの組み合わせである。

201100 シングはあらゆる出来事を作るために存在している。

201200 世界において偶然の出来事など何一つもない。

       世界に起こる出来事は全てシングがあらかじめ決めている。

201210 例えば人の考えた夢物語の出来事が百年後に実現したならば、

       それは偶然に見えるだろう。

       しかし、その夢物語の出来事が実現したということは、

       シングが作った段階で実現する可能性が決められており、

       ファクトも実行できると認めている。

       ファクトが実行できると認めた出来事は、必ず実行できる。

       またファクトは実行できる出来事は全て実行する。

       例えば地球上での出来事を月で考える意味が無いように、

       ファクトが実行していない出来事を考える意味はない。

       ある出来事が事実であるかどうかは全てファクトが把握していることであり、

       ファクトが把握していないことを人間が理解することは出来ない。

201220 シングが作ったもの(ただしファクトができると認めたもの)は自立している。

       ただし、出来事と関わりがあり、出来事は自立していない。

       同じものが二つの異なる意味をもつことはない。

201230 人間はシングが作ったものを見たとき、ファクトが実行できることを全て把握できる。

201231 人間が、シングが作ったものを知るためには、そのものだけを見ればよい。

       他に及ぼす影響は関係が無い。

201240 人間はシングが作ったもの全てを知れば、ファクトが実行できること全てを把握できる。

201300 どんなものもファクトが実行した世界の中にある。

       例えばファクトが何も実行していない世界があっても良い。

       しかし人間はファクトが実行した世界の外を考えることは出来ない。

201310 世界は無限に広がっていて、シングはそこにあらゆるものを作る。

       作られたものは必ず何らかの情報を持つ。

       色彩のファクトが作った世界では色を持つ。

       音域のファクトが作った世界では高さを持つ。

       触覚のファクトが作った世界では柔らかさを持つ。

201400 シングが作ったものは、世界に起こりうる全ての出来事を導く。

201410 ある出来事が可能かどうか判断することがファクトの存在価値である。


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