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異世界に降り立って

・・・黒田が意識を取り戻したら、街道のような場所に立っていた。

周囲に人はいない。


「・・・ん?ここは・・・」


そう思ったら、頭の中に地図が出現した。近くにある町や村まで表示されてる。

「おおう、なんだこりゃ。便利な機能をつけてくれたな、あの女神様。・・・本当に俺に対して害意はなかったんだな。」


自分の格好を見てみると衣服が変わってる。

これはこの世界の一般的な服装だ。高級でも安物でもない一般的な服。


「これは、また・・・俺は一体どんな能力を手に入れたんだ・・?」

そう考えたら、頭の中に画面が開いた。


黒田 進 ステータス

 STR 力  :8 

 INT 知恵 :160        

 PIE 信仰 :2       

 VIT 体力 :10        

 MEN 精神 :180        

 SPD 速さ :6        

 PER 魅力 :22


特殊スキル 

 交渉術・・・交渉相手が話を聞いてくれやすくなる。説得力UP

 恫喝 ・・・交渉相手がビビリやすくなる。

 机  ・・・あなたにピッタリのスキルだよw byミネルバ



「すげえな。自分の能力がわかるとか、滅茶苦茶便利じゃねえか・・・スキル「机」って何だよ?それに「恫喝」って・・俺自身は交渉事で恫喝した覚えなんかないんだけど。あの女神め・・俺にピッタリってことはそういう風に俺のことを見てたわけか。心外な。」


きな臭い一文があったので、机について考えてみたが、何も変化が起こらない。


(・・・何も起きないな。まあいいか。とりあえず害はないだろう。さて、仕事を求めて、とりあえずは一番近場の町・・・港町ポルタか。

ここから4~5時間徒歩で・・・って遠いわ!!

いや、でもこの世界の移動手段は馬車か徒歩が基本みたいだしな。中世レベルとか言ってたから、そんなもんなのか。・・・そこに向かおう。)


女神からもらった一般常識のおかげで、街がどこにあるか?今どこにいるのかは把握できていた。ご丁寧に懐に金まで入ってる。当面は安泰だ。



(それにしても、異世界か・・・ワクワクしないと言ったら嘘になるな。

さてさて、この世界はどんなもんなのか?こんなに高揚した気分は新入社員で初めて会社に営業しに行った時以来だ。)



黒田は、港町ポルタに向かって街道を進んでいった。

能力値にはほとんど意味がありません。変化もしません。


参考  

 異世界一般人平均 10

 異世界冒険者平均 20~30

 英雄クラス 50

 魔王・勇者・ドラゴン  100~200

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