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3-20

更新が物凄く遅くなりました。

次話は早目に頑張ります。

魔王にジワジワと詰め寄られている森山実留です。

動けず喋れず何も出来ません。

こんな時こそロズの出番だっ!

おーい、ムキムキ美女~。


届け!俺の想い!!


フンハフンハ。

ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!


「よ~し、今日は調子良いからベンチプレスの記録に挑戦ね」


実留の想いが届く日は来るのか?!










君は転生者で世界神の加護持ちだろ。

魔王は俺にそう告げた。


顔を破顔させ心の奥底から愉快だと言わんばかりに

笑い続ける魔王を見ながらこの場を逃げ切る算段を考える。




まず魔王は他の生物と言った。

神代と違って転生や異世界とは言っていない。


つまりは俺がこの世で生まれて神の加護を受け

死を経て再度生まれたと考えているようだ。

転生者と言っても異世界からの転生だとは思っていないのだろう。



そもそも神代の事は知らないのか?

いやいや、神代位の奴が自分の組織に居るのに

知らないってないだろう?


落ち人の話はどうだ?

そもそも落ち人って少ないものの居るって話だったよな。


まだだ・・・・・まだ何とかするにはピースが足りない。


強行突破は戦闘能力が違い過ぎる上に

ハレンさんが味方してくれるとも限らない。



それに俺は1つ気付いた事がある。


この魔王は落ち人だ。

そう俺の直感が告げている。


これも俺が転生者だからだろうか?

神代に初めて会った時も感じた違和感だが

魔王に会ってコレがその感じなのかと思う。

まだハッキリとそうだとは断言できないが・・・・。


実里とは似ているが違う感覚だ。


ちなみにハレンさんからも極わずかだが

にうっすらと感じる事が出来る。

これもそうなんだろうか?

何処かで血が入っているのか?



まぁこの感覚は後で整理しよう。

ハレンさんにも聞いてみれば良いだけだ。

それに落ち人かどうかわかった所で何かが進展するわけじゃない。

魔王が落ち人で俺が転生者だという事だけだ。


更に言えば魔王が喜んでいるのは俺が世界神の加護を

持っているという事が理由な気がするし。



それに危険な状態だが命を狙われてる訳じゃない。


そう・・・・そうだよ!


まだ俺が如何にかされるって決まった訳じゃないし

優秀な手駒なら逆に手厚く優遇してくれるかもしれん。



俺は意を決して魔王に話しかける。

吹き荒れる魔力嵐の中でギリギリ声を出す。



「ま・・・・・魔王様・・・・・

 私・・・を・・・どう・・・・され・・・たいの・・・ですか?」


愉快そうに笑っていた魔王の顔が豹変し

最初に会った時よりもよりも更に冷たい微笑になる。

魂の奥底まで凍らされるような。


魔力嵐は少し収まり会話は何とか出来る状態になる。


「君・・・君をか・・・・ははは

 どうしたいか?

 それは君の態度次第となるかな」


「それは・・・・どう言った事でしょうか?」


「・・・・・君は神代と言う者を知っているな?」


「はい、以前に施設でお会いしました」


「そうか、君も話し位は聞いた事があるかもしれないが

 彼は珍しい場所の出身でね

 私も彼と同じ立場と言うところだ」


「それは別の世界から来たという者でしょうか?」


「落ち人の事は知っているようだな


 まぁそうだな

 私がねこの世界に来たのはかれこれ数百年前になるかな

 元々居た場所はねぇ・・・それはそれは大変な所だったよ

 満足に食べる物の無くまともに雨風も凌げる寝床も無い

 私の様な非力な存在はいつ死んでもおかしくない

 そんな所でね」


「そ・・・そんな・・・魔王様はとてもお強いのでは」


ハレンさんが信じられないと言わんばかりの表情で

投げかけるかのように1人呟く。


「そう今ではね

 長い時間を掛けてそれなりに力は手に入れた

 欲張らなければ安泰できそこそこの自由が

 手に入る程度にはね

 それでも上には上が居るモノだよ

 私なんかが如何足掻いても敵わないような存在がね」


今でそこそこなのかよっ!

それよりも魔王が敵わない存在って何よ!


色々と疑問が湧き出てくるが

それよりも確認したい事が一つ出てきた。

それはとてもとても重要な事だ。


スルーしきれずに質問をしてしまう。

 

「魔王様は魔族ではないので?」


吹き荒れていた魔力がピタリと収まる。


「ははは・・・・・君が聞きたい事はわかるよ

 異世界から来た者・・・・落ち人と呼ばれている者達についてだろう?

 全員が何かしらの能力を持っているか

 何かに秀でている者達だ

 私が把握している落ち人に限るから全員が

 そうとは言えないとは思うがね」


落ち人は基本的には神の意志と言っていた。

もちろん神も選ぶとしたら何かしらの基準があるはずだ。

それがこの世界で発揮されているのだろう。


この魔王の会話は正直予想通りだ。

裏付けが取れたと言っても良いが今は何の役にも立たない。

だが聞きたい事はそれじゃない。


「そんな顔をしないでくれたまえよ

 君が聞きたい事はわかっているさ


 私はこの世界で言う所の人族だ

 そして落ち人は老化が遅い

 寿命が長いと言っても良い

 私の種族も元の世界では数十年の寿命しかなかったはずだ


 これが聞きたかったんだろう?」



そう、その点が引っかかっていた所だ。

魔王はこちらに来てから数百年と言った。

落ち人は肉体を持ったままなので

魔族等ではありえない。


もっとも人間に見えるが元世界では

長寿を誇っていたのかもしれない。

そこが聞きたかった。


「更に言えば私は世界神の加護も受けているので

 通常よりも寿命が長い・・・・というか寿命があるかも

 私にはわからないのけどね

 能力的な成長はしているが身体的な成長をしているのかは不明だよ」


落ち人は寿命が長いと言うか肉体的な成長は遅いのか。

神の加護があればそこらへんは更に変わってくる。

強く成れるし能力の変化もあるのは助かるが・・・・。


そういや犬の時もやたらと成長は早かったな。

全ての神で成長が止まるか遅くなるかは不明だが

少なくとも魔王の場合はそのようだ。


あれ?それでも俺は犬の時なんかは肉体も成長してたぞ?

実里も人族に生まれてから普通に成長してたみたいだし。

むむむ?なんだこれ?

魔王と俺らの神って違うのか?

世界神って彼奴じゃないの?




「つまりは魔王様は元は人族で

 長い時間を掛けて強く成られたとおっしゃるのですか?」


ハレンさんがショックから立ち直り情報を求める。

この切り替えの早さ辺りが流石だよな。


「この世界の人族と私が如何違うかは不明だがね

 まぁ、そういう認識で問題はないと思うが」


「そ・・・それでは・・・魔族は・・・」


「私が人族なのが問題かね?」


「いや・・・それは・・・その」


ハレンさん突然降ってきた疑問と苦悩に表情を歪める。


「ハレン君、魔族とは何だね?」


「魔族とは各種族の総称であり

 主に魔力を糧とした生体系における・・・」


「はっ!違うな!

 魔族なんて定義は何もないのさ

 自分が魔族だと思えば魔族なのだよ

 そもそも多種多様な種族がいるのに

 魔力を糧にして戦闘力が高い者達を一括りにしているだけだろう」


「そ・・・それはそうですが・・・」


「特に魔王なんて存在はな

 "自分が魔王だ"そう宣言するだけで良い

 もちろん強さが伴っていなければ通用しないだろうが

 強ささえあれば人族でも亜人種でも龍族だって構わんのだよ」


「そ・・・それでは魔王様の存在理由が・・・」


「だからそんなものは無いのだよ

 強き者が上に立っているだけなんだよ

 今の魔王領が少なからず国として機能しているのは

 まぁ・・・私の暇潰しのようなものだ」


「暇潰し・・・・ですか・・・・?」


「あぁ、暇潰しは言い過ぎたね

 これは素直に謝罪しよう

 だが、私が魔王をしているのは私の都合によるもので

 そこに他者の意見は介入させていない

 簡単に言えば私のやりたいようにしているだけだ」


冷笑のまま淡々と話す魔王を見ていると

本心で話しているのが分る。

ハレンさんに多少は申し訳ないと思う気持ちがあるのも。


魔王は案外と普通の人なのかもしてないな。








そう思ったのは間違いだったと

次の瞬間に理解した。






「この世界にはな私と同じランクの神に

 加護を受けている者が居る

 それは勇者と聖女だ

 2人とも立派な人物でね私が遊ぶには満足出来る位だ


 


 君はどうなのかな?」


冷笑は変わらないのに目が違っていた。

面白い物を見つけた目だ。

欲しくて欲しくて仕方が無い玩具を

目の前にした子供の様な。


今迄の魔王は確かに強烈な存在感と威圧感を出していたが

まだ普通と言えた。


圧倒的な強者に対する恐怖感はあった。

それでもまだ理性のある話が出来た。


だが今の魔王は違う。


その目は狂気を宿しており

発せられる威圧感は先程のモノとまるで違う。

明らかに常識を逸脱している目をしていた。


これはヤバイ。

格上とかそういうレベルの話では無い。

本能が危険だと最大限で警告を発する。


横目で確認するとハレンさんもヤバさを感じてるようで真顔だ。

あまりの異質さに腰が若干引けてる程だ。


「そうだなぁ・・・・・君で遊ぶのはどうするか

 色々と思いつくが・・・・・

 だが同じ陣営にいるのは

 ちょっと面倒かもしれないなぁ

 うん、ハレン君には申し訳ないなぁ・・・・」


「あの?魔王様?」


「あぁ・・・・でもそうでもないか

 君は大したこと無さそうだしなぁ

 今後の面白味に期待すると言うのも有かもしれないが・・・・


 捕縛チェイン


再度、黒い鎖が俺を縛り上げる。




「やはりここは1つ、退場して貰う事にしようか

 今の計画が狂うのも嫌だしな」


スゥッと魔王の気配が消えた。


「ミノルっ!」 


ハレンさんが俺の視界内に飛び込んで来た

次の瞬間に吹き飛んだ。

壁に叩きつけられ一面にヒビが入る。


「おいおい、ハレン君

 邪魔しないでくれないかな?

 なるべく君の作品を傷つけたくはないんだよ」


何時の間にか手を手刀の形で振りきった姿勢の

魔王が目の前に居た事で理解する。

ハレンさんが守ってくれたんだ。


どうやら息はあるようだがピクリとも動かない。

ただの手刀でそこまで吹き飛ばすのか・・・。


「さて、ミノル君

 君とは遊ぼうと思ったんだけどね

 よく考えたら将来的に邪魔になりそうだからら

 消えて貰う事にするよ

 体はちゃんと有効利用してあげるから安心すると良い

 それに転生されて他陣営に行かれるのも癪だからな

 君が安らかに眠れるように

 責任を持って魂までも消滅させてあげようじゃないか」



子供が玩具をもて遊ぶような無慈悲な笑顔で

魔王が近寄ってくる。


本能的な危機を感じるが身動きが出来ない。

こうなったら四の五の言ってる場合じゃない。


しかし、スキルを発動をしようとするが何も起こらない。


「あぁ、駄目だよ

 君の能力発動は全て封じさせてもらったよ

 

 私が言うのも何だが流石に世界神の加護は凄まじいな

 たかが人形如きの能力を封じるのに

 半分近くの魔力を持って行かれるとは思わなかったよ」


なんだって?

能力を封じる?

そんな事も可能なのかよ。


でもこのまま殺されるわけにはいかないんだ。

こちとら今回は妹探しすら出来てないのに。


だが俺が駄目でもキュイが居るっ!

俺の能力が封じられても体の性能自体は変わらないハズだ。

至近距離からの魔法攻撃を敢行。


威力重視で属性も何もかもを出鱈目に連射する。

爆音と爆炎で部屋の中が荒れ狂う。

魔王に向けての指向性だけは持たせたので

ハレンさんに直撃の可能性は低いが

被害があっても許してもらおう。

一応、魔族だし余波で死ぬことも無いだろう。


これで少しでもダメージが通れば・・・・。



「ふむ・・・おかしいな

 能力発動は封じ手あるはずだが・・・・」


煙が薄まると腕組みをしたまま煤けてすらいない魔王が居た。

さらに興味が出てきたのか愉快そうだ。

コロコロとまぁ表情が変わるものだ。


「魔法・・・・なのかな?

 まぁこの程度の攻撃で私の障壁を突破出来るとは

 思わないでもらいたいがね

 それにしても君は面白いな

 ここで破壊してしまうのが惜しい位だよ

 だがそれ以上に邪魔になりそうな可能性が高くなったから

 尚更ここで終わらせたくなったがね」



うぉぉぉぉぉ。

全然通じてないじゃねーか。


とまぁ、ここまでは唯の布石だ。

そもそも俺の攻撃が通じるとは思ってない。

有効打は限られていると言うか一つだけ。


残りの魔力を総動員して威力を上げ

再度、魔法を展開する。


先程とは比較にならない轟音が襲う。

ハレンさんが余波で吹き飛んだ・・・・が気にしないでおく。


完全に魔王の姿が隠れた瞬間にアリスを呼び出す。

能力発動が出来ないので危惧していたが

問題なく呼び出せたようだ。


位置は魔王の頭上だ。

そしてアイテムボックスを逆さまに開く。


アリスが手を突っ込み引きずり出すのは試作ナイフ。

そう俺の最終手段は魔王には神の力(試作ナイフ)だ。


残念ながらアリスでは試作ナイフは扱ないが取り出す程度は出来る。


ナイフはそのまま煙で見えないままの

魔王頭上に落下させる。

キュイに風魔法で落下位置調整と加速を指示。


《攻撃対象への着弾を確認しました》


キュイからの報告と同時に鎖の捕縛が消滅する。

やったかっ?!


まだ煙がはれきっていないがハレンさんまでダッシュし無事を確認する。

そのまま抱き抱え部屋の入り口まで移動。

魔王の生死なんてどうでも良い。

今はここから逃げるだけだ。


扉の取っ手に手を掛けるもビクともしない。

蹴破ろうとしても同じだ。


良くみると扉がうっすらと黒い煙のようなもので覆われている。


「ヤバイ!」


危険を感じ咄嗟に振り向くのと俺の左手と左足が

切り離されたのは同時だ。

俺は抱えていたハレンさん毎、床に転がった。


「ほほう、このナイフは実に良く切れるな」


扉に背中を預け前を見ると

ナイフを右手で弄ぶ魔王が居た。


「そんな・・・・なんで・・・・」


「安心すると良い

 君の攻撃はちゃんと私に当たったぞ

 私に怪我を負わせるなんて誇って良い事だ」


魔王の左手にはかなり深い傷があり

血が滴っている。


「あんなにも簡単に障壁を突破され

 服も皮膚も貫かれると思わなかったな

 咄嗟に左手で庇ったが間に合わなかったら

 頭部に直撃で死んでいたよ」


「く・・・・そ・・・・もう少しで逃げれたのに・・・」


「あぁ、実に惜しい所だったな

 ここまで焦ったのは久々で楽しかったぞ

 だからまぁ、そろそろ死んでくれ」


魔王の右手が握ったナイフまで黒く染まる。

予備動作もなく繰り出されたそれは俺の腹部を容易く貫く。


「グハッ」


《腹部に重大な損傷を確認》


言われなくても重大なダメージだとわかる。

魔力貯蔵部分と変換部分にモロだからな。

腹部から魔力が漏れ出すのが分る。


《急速に魔力量が低下しています》


言われないでもわかってる。

魔力変換部分が損傷しているが

自前でむりやり魔力を行きわたらせる。

効率は最悪で体を維持するのが精一杯って所だ。



意地で目だけを動かし魔王を睨みつける。


「あんたの・・・目的・・・ってなんだ?」


「私のかい?

 まぁハレン君も意識が無いから構わないな

 うんまぁ、最初に言った通りに暇潰しだよ」


「暇潰し?」


「寿命があるかどうか不明だとは言ったハズだな

 私は最初、強くなりたかった

 元の世界では強さとはかけ離れていたものでね

 人はある程度、強くなるとそれを試したくなるんだよ

 私は色々な者に戦いを挑んだよ

 近年はそれにも飽きてね

 もっと大きな物を動かしたくなった」


「それが魔王領と?」


「そうだな

 私の理想には程遠いが自力で立ち上げた国だ

 私には時間だけはあるからな

 立ち上げる楽しみも強くさせる楽しみもある

 個人で戦い続けるより壮大な楽しみ方だよ」


「自分が楽しむ為に国を興したと?」


「あぁ、まぁ最初は違ったがな

 強い奴を倒して続けていたら何時の間にか魔王等と

 呼ばれるようになり魔族がついて来たから

 国を興す事を考えたのさ

 もちろん愛着はあるし守りたいとは思うがね

 自分の命と楽しさの次位にはな」


「それでも人の上に立つ者なのか?」


「だから言っただろう

 魔族や魔王なんて名乗りたければ名乗るだけなのさ

 そこにあるのは強さだけだ

 だから私が気に入らないなら倒せば良いだけだ

 そして力が無ければ君のように殺される

 それだけの事なのさ

 


 さて、そろそろ君も永遠の眠りにつくと良い

 この理不尽な世界からはお別れだ


 消失アッシュ

 


 突き刺さったままの魔王の右腕から黒い炎が溢れ出る。

 あっという間に全身が外と中から焼かれていく。


「ガァァァァァァァァァァ」


あまりの熱さに何も考えられず

ただ全力で炎に対抗する。


「ふむ、これをレジストするか

 だが君の体は耐えられても意識は耐えきれるかな?

 これは精神生命体にも有効な私の魔法でね

 君の意識が途切れたらそこで終了だ

 もう二度と転生する事もないだろう・・・・アーハッハッハッ」


すでに魔王の高笑いしか耳には入ってこない。

熱さも感じられずに体の感覚がない。

少しづつ意識が朦朧としてくる。


そういや・・・アリスは無事か・・・・?

ハレンさんは?

実里を探しに行けなかったな・・・。






眠い・・・・。



なんだか・・・・眠い・・・・。



駄目だ・・・ここで寝たらもう・・・・。



でも・・・・で・・・・も・・・・。





ピローン


> 転生アプリの任意起動条件が強制解放されました。

> 転生プリの強制起動が可能です。

> 転生を行いますか  YES / No



朦朧とした意識のまま俺はYESを選択し

そのまま闇に落ちて行った。








圧倒的な魔王の力に倒される実留。

どうなることやら。

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