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中毒で猛毒

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

んでもって、しっかりメンヘラ。

何処かネジの飛んだ登場人物達。

苦手な方はご注意下さい。

家に帰ってきた女が暗い顔をしていた。生気を搾り取られ、醸される空気はどろりと歪んでいた。俺の姿を見ると、その澱んだ瞳で此方を眺めてくる。ふむ。今日は中々重症。

とりあえず、玄関に突っ伏した女をそのままに、リビングへ。『構えよ、馬鹿!!』とか言ってそうだが、今はガン無視。そしてテーブルの上に乗っていたある物を片手に、また玄関へ。頭の上にヘッドホンを被せ、再生ボタンを押す。それから変化はすぐに訪れた。

突然上半身が起き上がり、瞳に光が入る。少女漫画で見る輝かしいものではない。肉食獣の様なギラギラしたもの。それから金属質な声で絶叫した。

「メンヘラ加速しそう!!」

「おー疲れたか。お疲れさん」

「かー堪んねぇ!! 酒は何処だ!?」

アルコールも録に入ってないのに、酒に酔った様に口角を上げる。それから俺を置いて、颯爽とリビングへ。様子を伺うと、ラジカセに大元のCDを食わせていた。

突如流れ落ちるスラップベース。流れは変わって、淡々としたメロディに乗った、不安定な歌詞に乗った女の震え声。それでも惹き付けられてやまない中毒性があった。刃渡り長めの、反しの着いたナイフ。それにたっぷりと毒を塗って、心臓に突き刺した様に、動悸が止まらない!! 周波数が脳を犯す!!

女は狂信した様にラジカセの前で、冷蔵庫から出したチューハイに手を掛けていた。男の様に喉仏を晒し、豪快に煽っている。その様は何処かこの曲を連想させた。

「ほら、お口が寂しい。キスは……? してくれないの……?」

躊躇う様に、気持ちを弄ぶ反応を晒すと、悲壮に満ちた双眸に変わる。

「私の事嫌い?」

酒の力も合わさって、完全にラリっていた。そしてその状態のまま、近寄った俺の首に腕を回し、思い切り口を塞ぐ。それから暫く熱を渡すように舌を合わせた後、ショートした様に突然動かなくなった。

普段は割とまともなのだ。ただある時気が狂ったように、こんな状態になる。強がっては居るが、根は脆く壊れやすいのだろう。それでも離れられないのは、単純に毒されて居るから。この女の猛毒に犯されて、中毒になっているから。

やはり何処かおかしい後書き( '-' )


定期的に聞きたくなる、とあるバンドさん。

言わば反しの付いたナイフ。刺さって抜けない☆

尖った歌詞や、不安定な声が堪らなくそれ。

不安定な時には不安定な曲を流してハイになります。


※今日は割と普通なはずなんですけど……。

あ、耽美奇譚の更新……。正常な筈がなく。


何が良いって、歌詞と曲調に合った周波数。

深夜に奇声発しそうです。

あ、薬物はやってませんよ。本当ですよ。

曲は何時だってエナドリ☆

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