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炎王の使者  作者: たき
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(8)

 休日、中央広場の鐘が五つ鳴る時刻に、七人は闘技場に集合した。行き先はレオニス火山だけだったが、材料集めにどれくらい時間がかかるか予想できなかったため、できるだけ急いで向かうことにした。

 イオタは家からずっとかぶりものをしてうつむいていた。仲間が遠慮して自分のほうを見ないようにしているのが、痛いほどわかる。だがこの季節のレオニス火山の熱気は通常よりも激しい。火山に着けば、嫌でもかぶりものを取らなければ倒れてしまうだろう。

 緊張しているうちに、ファイの『早駆けの法』で速度を上げた馬車はレオニス火山に到着した。山のふもとで生唾をのんだイオタが、意を決してかぶりものを取ろうとしたとき、ミューが半透明の布を差し出してきた。

「ファイと私の共同制作よ。風通しは抜群だし、ほてりを鎮めてくれるわ」

 笑顔でイオタの頭から顔にかけてを布で丁寧に覆うミューに、イオタは目頭を押さえて礼を言った。

 イオタが探すのは『レオニスの側近』と呼ばれる十一本の木だった。名前のとおり、炎の神の側近である精霊が生まれた木だ。それらの枝を一本ずつ、計十一本切って集めなければならない。

「イオタ、これを」

 タウがイオタに短剣を渡す。枝を切る刃物は、炎の神の守護を受ける者が普段使っているものにしなければならない。イオタは炎の神の守護の力が短剣に十分しみ込んでいるのを感じ取り、腰帯にさした。

 準備がすべて整い、七人は山を登りはじめた。一本目はすぐに見つかった。ポースの木はまばゆいほどの光を放っているので、目につきやすいのだ。イオタはゆっくり近づくと、ポースの木に手を当てて協力を求める祈りの文言を唱えた。

「炎の神の御元にはべりしは十一の側近の一、光の使者ポース。我は王の眷属なりて王の庇護を()く願いし者。されば汝のたぎりし血の器、ひとかけ我に分け与えよ」

 そしてイオタは短剣で木の枝を一本切り落とした。同時に炎が燃え盛るような音が響いた。

 イオタは安堵の息をつくと、火の鳥の羽で織った袋に枝を入れた。その間に周囲の木を調べていた六人のうち、ローがイオタを呼んだ。

「これ、もしかしてエリュトロスの木じゃない?」

 ローが指さしている木は、他の木々より鮮やかで勢いのある赤色をしていた。

「ええ、間違いないわ」

 イオタは赤の使者であるエリュトロスの木に向かって同じように詠唱すると、枝を一本折った。

 他には見当たらなかったので、七人は再び移動を始めた。途中で暴走してきた火の馬を三回かわし、草むらでミューの足首にかみつこうとしていた火の蛇はラムダが蹴り飛ばした。暑さの苦手なファイは、熱を放ちながら飛ぶ火の小鳥たちになつかれてぐったりし、木の陰に姿を現した狼はタウとイオタを見て身をひるがえした。そんな中、ラムダが三角形の木を見つけ、紋章の使者トリアングルムであることを確認したイオタは、枝を拝借した。

「十一本も探すっていうからもっと大変かと思ってたけど、意外と早く終わりそうだね」

 トリアングルムの枝を袋に入れるイオタを眺めながら言ったシータに、ミューが厳しい表情で答えた。

「まだやっかいな木に当たっていないだけよ。木によっては無傷ではすまないわ」

 そのとき、シータの後ろで周囲を見回していたファイが、少し離れた岩場から生えている一本の木の存在をイオタに教えた。

「あれ、フォルティトゥードーの木だと思う」

 ファイの示すほうを見て他の仲間が目をみはった。岩場は切り立った崖を構成していて、木は空と平行にのびている。さらにフォルティトゥードーは幹も枝もそれほど太くない。人が乗ると折れるかもしれない。

「勇気の使者か。なるほどな」

 ラムダが舌打ちする。タウが心配そうにイオタをふり返った。身軽なシータならまだしも、イオタが無事に枝を取ってこられるかどうか。

 だがイオタはフォルティトゥードーの木の枝を取りにいく決心をした。もっと安全なところに生えている木を探してみてはどうかとタウは反対したが、精霊の木は山に一本ずつしかないのだ。

 他の六人はイオタと一緒に木の近くまで行く者と、万が一落ちたときに対処する者に分かれた。下にはタウとラムダとミューが、上にはシータとローが、そしてファイは宙でイオタが落下したときの事態に備えることになった。最初からファイがイオタと一緒に『翼の法』で取りに行けないのかとシータは聞いたが、枝を折るときだけは一人でやらないとだめだからとファイは説明した。

 シータが先頭を行き、二人にはさまれる形でイオタはフォルティトゥードーの木に向かった。近づくにつれて足場はどんどん悪くなっていく。へたをすれば、たどり着くまでに三人ともが転がり落ちてしまう危険があった。慎重に慎重を重ねてどうにか木の根元にやってきた三人だが、今度は木の生え方に渋面した。木は見事に岩と岩のすきまからのびており、大地にきちんと根づいているのかどうかわからない。枝や幹が折れる前に、根元からごっそり抜けてしまってもおかしくはない状況だった。

 風蜘蛛の神殿で岩山を登ったシータでさえ、下をのぞいて身震いした。タウたちが不安そうな容相で見上げている。ファイはイオタよりも先に枝を見に行き、もし折れたらどのあたりに落ちていきそうかを計算するかのように、何度か木から離れたり戻ったりした。

 イオタは背負っていた大きな袋をローに預けると、木の枝を入れている袋を腰に縛りつけ、短剣を手に深呼吸した。シータもすぐにイオタを助けにいけるよう、荷物を下ろして両腕を回す。

 風通しはいいが、地面からたちのぼる熱気のせいでめまいがしそうだった。イオタは根元近くに手を当てて乾いたのどで祈りを口にすると、よつんばいになり、幹の上をそろそろと這って進んだ。

 枝が複数に割れているところまで来て、イオタは一度小さく息をついた。一番太い枝は残念ながら腐りかけている。二番目にしっかりしていそうな枝は何か重いものが乗ったかのように、半分ほど折れた状態で先端が揺れていた。イオタは迷ったすえ、三番目に太そうな枝を取ることにした。下はすでに岩場がなくなっている。できるだけ下を見ないようにゆっくりと移動していたイオタは、きしむ音を聞いた。はっとして枝にしがみついたが、音はその一回だけだった。ファイはどのあたりが鳴ったのか確かめようと近くを飛んでいる。イオタはしばらくかたまっていたが、再び動きはじめた。

 するとまた嫌な音がした。進むごとに音の回数は増えていき、そのたびにイオタはとまって様子をうかがった。変に力が入っているせいで、枝によけいな負担がかかっているのは間違いない。

 大丈夫。落ちてもファイが拾ってくれる。タウたちも下に控えているし、けがをしてもミューがすぐに治してくれる。心の中で何度も繰り返し言い聞かせるが、震えはおさまらない。

 そのとき、怖いと思う気持ちが急に払われた。前へ進む意欲がみなぎってきたイオタは、斜め上にいるファイを見やった。

 いつも無愛想で人に関心がなさそうな顔をしているくせに、彼はなんだかんだで救いの手をのばしている。ローが行方不明になったときも、シータが緑の魔王の城に連れて行かれたときも、そしてミューが暗黒の呪膜に閉じ込められたときも。

 ファイから『勇みの法』を受けてむだにこわばっていた力が抜けたイオタは、自分が目指す枝を瞳にとらえると、じりじり近づいていった。

 あと少し、もう少しで手が届く――届いた!

 イオタが短剣で枝を切るのを見て、ラムダとミューの顔がぱっと晴れる。タウも笑っている。袋に枝を入れてイオタが一息ついたそのとき、亀裂の生じる音とともに体ががくんと沈んだ。

「イオタ!?」

 短剣が落下していく。必死でしがみついた枝は皮一枚で幹とつながっていた。

 ちぎれるのが先か手が滑るのが先か。イオタは揺れる枝に懸命にすがった。

「捕まえるから手を離して」

「イオタ、手を離すんだっ」

 ファイと同時にタウの声が聞こえた。

 てのひらが熱い。イオタはかたく目をつぶると、思いきって両手を離した。

 急に自由になった体が落ちていく感覚にぞくっとする。魂が抜けていきそうだ。

 と、一瞬落下がとまった。ファイがイオタの腕をつかんだのだ。しかし最初から一緒に飛んでいるのと、落ちるものを受けとめるのでは、瞬間的にかかる力が違う。そのまま引きずられるように二人は墜落したが、ファイが勢いを弱めてくれたおかげで、落下地点は予想しやすかったらしい。待ち構えていたタウがイオタを抱きとめるのと入れ代わりにファイが手を離す。

 イオタがほっとした刹那、ラムダが叫んだ。

「危ないっ」

 ふり返る余裕もなかった。太い枝を道連れに降ってきたシータが、今しも地に足をつけようとしていたファイの上にのしかかり、前のめりになったファイがタウとイオタに体当たりした。

「大丈夫か!?」

 折り重なって倒れた四人にラムダとミューが駆けつける。枝はかろうじて四人の脇に落ち、皆けがはなかったが、後ろから急襲されたうえにシータとイオタにはさまれたファイは、しばらくのびていた。

「なんでお前まで落ちてくるんだ」

「枝がちぎれる前にイオタを助けようと思ったんだけど」

 あきれ顔のラムダに、シータがあははと照れ笑いをしながら頭をかく。

「みんな無事?」

 地盤の安定している場所からローが顔をのぞかせる。さすがにロー一人ではシータとイオタの荷物までは運べないので、ラムダが取りに上がることにした。

 天空神クルキスの導きか、その後も昼食をはさんで昼の使者メセーンブリアー、熱の使者アエストゥス、太陽の使者ソールと、側近の木の枝は順調に手に入り、残り四つを残したところで日が暮れたので、七人は一度下山した。

 レオニス火山の熱気がそれほど伝わってこないあたりまで離れ、全員で野営の準備にとりかかる。夕食はファイと作るから気にしないでとミューに言われたので、イオタは勧められるままありがたく休ませてもらった。ずっと気をはっていたせいで、心身ともにぼろぼろだったのだ。

 ローが二人用の天幕を持ってきてくれていたので、イオタはその夜、ミューと一緒に天幕に入った。火の番を引き受けたタウとラムダが遅くまで小声で何か話していたが、聞き耳をたてる元気はなかった。むしろ二人のぼそぼそした低い声が逆に眠気を誘い、イオタはいつの間にか熟睡の淵に沈んでいた。

 翌朝は薄曇りで、昨日よりは少し過ごしやすそうだった。朝食をすませて荷物をまとめた七人は、再び山へと入った。

 力の使者イスキュースの木は折るのにかなりの力が必要で、イオタは顔を真っ赤にして踏ん張り、どうにか切り取った。意志の使者ウォルンタースの木は山の中を動き回るので、追いかけるのにずいぶん苦労した。そして残る側近の枝は二つとなった。

 闘いの使者マケスタイと勝利の使者ニーカーンの木は、山頂付近に並んで立っていた。側近の木はどれから折っていっても問題はないが、ニーカーンの木のみ順番が決まっていた。マケスタイの木の枝を取らなければ、ニーカーンの木は決して折れないのだ。

 枝が重たげにしなっているマケスタイの木は近づく者を攻撃するという、十一の側近の中で最も危険な木だった。

「マルゴーが使った『枷の法』が使えないかな?」

「さすがに植物に対して使ったことはないから……『誘眠の法』は?」

 シータの質問にファイがこぶしを口に添え、ミューに視線を投げる。誘眠の法は、安らかな眠りを提供する水の癒しの法の一つだ。

「私も植物にかけたことはないわ。それに三日前に習ったばかりだから、うまくかかるかどうか……」

 ミューがかぶりを振る。イオタは以前火の鳥を眠らせるために誘眠歌を歌ったのを思い出したが、植物に効果があるかどうかわからなかったし、歌詞も忘れてしまっていた。

 とりあえず試してみようと、ファイが『枷の法』を、ミューが『誘眠の法』を唱えることになった。二人の法術はからみあってマケスタイの木を包み込んでいった。

 イオタの前にまずタウが確認に行った。警戒しながら木ににじり寄るタウに、マケスタイの木は反応しなかった。

「効き目があったようだな」

 ラムダが感心した口調で言う。タウに手招きされ、いよいよイオタが行く番になった。

 今はおとなしいが、いつ効果がなくなるか予想がつかない。イオタはマケスタイの木のわずかな動きも見逃さないよう、慎重に近づいた。

 いびきでもかいてくれればわかりやすいのに。身じろぎさえしないのが逆に不気味だ。

 すぐ後ろではタウたちがいつでも援護に入れるよう武器を構え、ファイとミューも法術を使う準備をしている。イオタはおそるおそるマケスタイの木の幹に手を当てた。

「炎の神の御元にはべりしは十一の側近の一、闘いの使者マケスタイ。我は王の眷属なりて王の庇護を疾く願いし者。されば汝のたぎりし血の器、ひとかけ我に分け与えよ」

 まるで生きているかのようにあたたかい。イオタは文言についで木の枝に手をのばした。若葉の茂る枝を一本つかんだ瞬間、枝という枝が震えてうなりをあげた。

 イオタはすばやく枝を切り落とすと駆け出した。やはり『枷の法』や『誘眠の法』は人間ほどには木をおさえることはできなかったのだ。

 イオタはもう枝を手にしているので協力しても問題ない。まとわりついてくる枝をタウとシータが切り刻んで逃げ道を作っていたところへ、枝が束になって襲いかかってきた。イオタに巻きつく幾多の枝をファイがまとめて風で切断する。解放されたイオタが地面にひざを屈したとき、一本の枝がのびてきた。かぶりものを引き裂き、イオタの額を鞭のように打つ。血を流すイオタの首をしめつける枝を、シータがなぎ払った。ミューが『治癒の法』を放つ間にタウがイオタを抱き上げる。二人にのびてきた鋭い枝先はラムダが防ぎ、シータとラムダに背後を任せてタウはミューたちのほうへ急いだ。なおも追ってくる枝はファイが砦の法で妨げ、四人は何とか木が反応しない場所まで逃げのびた。

 タウは抱いていたイオタを地に下ろそうとしたが、イオタはタウの首にしがみついたまま小刻みに震えていた。

「もう大丈夫だぞ」

 だがイオタは離れられなかった。

 絶対にだめだと思った。フォルティトゥードーの木のときはまだほんの少し余裕をもつことができたが、今回は死が本当に目の前に見えたのだ。枝を通して伝わってきた殺意と追われる恐怖に繰り返しさいなまれ、イオタは食いしばった歯を鳴らした。

 タウは困惑したさまで五人を見回したが、結局イオタが落ち着くまでそのまま抱きしめていた。

 ついに手に入れる枝は最後の一本、ニーカーンの木の枝のみになった。ミューとファイが作ってくれたかぶりものはなくなってしまったが、イオタはもう顔を隠すのはやめた。さすがに初めてイオタのただれた顔を見たシータたちはびくりと体を揺らしたが、ひどい状態なのは自覚しているし、この仲間になら少しくらい嫌な反応をされてもかまわないと思えた。

 彼らはここまでついてきてくれたのだ。タウの言うとおり、仲間が困っているからという理由だけで力になってくれた。

 自分の顔を見て、気味悪がったりおもしろがったりするだけの人たちとは違う。そんな仲間の前で、もう一度元の姿に戻りたかった。彼らに一番に見てもらいたい。

 イオタはニーカーンの木に歩み寄ると文言を唱えた。マケスタイの木を手に入れていたので、枝はたやすく折ることができた。そしてすべての枝を集めた七人は、レオニス火山でよく祈りを捧げられる広場を目指した。

 日はまだ高く、山は蒸していた。立っているだけで汗が垂れてくる中、イオタは黙々と大地に法陣を描いた。三角形の中心に十一本の枝を積み重ね、今度は短剣ではなく長剣をタウから借りる。片手で持つには重すぎたので、イオタは両手でしかとにぎった。祈りの言葉を口にし、本に書かれているとおりに振り回した剣の先を枝に向ける。

 それまでくすぶりさえしていなかった枝に小さな火がともった。火はまたたく間に燃え上がり、三角形いっぱいに広がった。

 浄化の炎は呼び出した。あとは炎に身を投じるだけだ。

 怖い。もし治るどころか焼け死んでしまったら……イオタはかぶりを振り、次々に浮かんでくる不吉な想像を打ち消した。

 ふり返ると、六人は緊張した面持ちでイオタと炎を見つめていた。みんなも心配しているのだ。本当に飛び込んで無事でいられるのかどうか。

 イオタは一度深呼吸をした。大丈夫だ。自分は炎の神の守護を受けているのだから。

 信じよう――イオタは剣を地面に突き刺すと、一歩踏み出した。

 全身が炎に包まれた。熱い。痛い。自分を構成しているあらゆるものが燃えていく錯覚に、気が狂いそうになった。

 のどがひりひりする。肌がはがれていくような感覚がむずがゆさをともなって襲ってくる。かきむしりたい衝動を抑え込み、イオタはかたく目を閉じた。

 やがて体をむしばんでいた何かが消滅する気配がした。一つ、二つと灰も残さず散っていく。そのたびに、どろどろしていた血のめぐりがよくなっていくような、不思議で心地よい鼓動の音が大きくなった。

 炎がひときわ大きく身をおどらせ、徐々に勢いを弱めはじめた。白く細い煙をくゆらせながら十一本の側近の木の枝が燃えつきたとき、イオタは凝然と立っていた。

 まずミューが駆け寄った。名を呼ばれ、自分の顔にそっと触ったイオタはゆっくりとふり向いた。

 見開かれたミューの瞳に涙が盛り上がる。

「治ってる……よかった」

 ミューは抱きつくと、イオタの頬に頬をすりあわせた。

「すごくきれいよ、イオタ」

 イオタは他の五人を見やった。みんな安心したような表情を浮かべている。本当に治ったのだ。

 タウが近づいてきた。突き立てられた剣を自分の鞘におさめたタウが微笑んだ。

「よく頑張ったな」

 ラムダたちも来た。仲間に囲まれ、イオタは顔をくしゃくしゃにして泣いた。

「ありがとう……ごめんなさい」

 感謝してもしたりない。嗚咽を漏らしながら、イオタは心からそう口にした。



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