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16話目です。

私情で中々執筆ができなかったのですが、なんとか終わらせたのでまたぼちぼち書いていこうかなと思っています。

それではお楽しみください。

美奈の銃から超電磁（レールガン）のようなレーザーが発射される。

反応が遅れたバケビトは直撃を受けてしまう。

「がああああああああああ！！！！！！」

バケビトは咆哮を上げながら後ろに押されていく。

しかし、バケビトはすぐに踏みとどまり、その手を焼かせながらも逆にレーザー砲を押し返していく。

「くっ...！」

一撃で仕留めるつもりで発射したため、美奈の力はそう長くはもたない。

美奈は必死でレーザー砲を維持し続ける。

「美奈！！」

「美奈ちゃん！」

そこへアキナと華恋が支援に入る。

「アキナさん！華恋さん！お願いします！！」

「了解！」

「頼んだわよ〜」

「「はああああああああああ！！！」」

アキナと華恋が美奈の肩に手を置き、自分たちの力を分け与える。

美奈の体が電流を発生させながらエメラルド色の光に包まれていく。

その力の圧に木々は揺らされ物は飛ばされていく。

(これならいける...！)

美奈はもう一度銃に力を込める。

「終わらせます！ディストラクション・ゼロ！！」

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アキナたちが攻撃を開始した頃、クレアとガイアは向かい合い、対立していた。

「それどうなってんだ？変身したみたいになってんじゃねぇか。プリ○⚪︎アかよ」

「例えのチョイスおかしくね？いや俺も分からねぇんだが急に力が溢れてきてな、ちょっと力入れたらこんな姿になってたんだよ」

「バケビトとはまた違うみたいだな」

「あんなのと一緒にするんじゃねぇよ。俺は進化したんだ、この人類の中で唯一な」

「厨二くさいこと言いやがって。あながち間違ってなさそうなのが腹立つな」

「今の俺は負ける気がしねぇ。かかってきな、すぐに終わらせてやるよ」

「いや俺自分から攻撃仕掛けるタイプじゃねぇしそっちからこいよ」

「そうかい、その判断をしたことを後悔させてやるよ」

ガイアの両手が炎に包まれる。

「はあああああああああああああああああ！！！！！！！！」

頭上に両手を翳（かざ）すと、数十人の人間は包み込めるであろう大きさの火球が出現する。

「くらえ！！ファイアプラネッtぐぼぉああ！！！！？？？」

クレアが顔面に右ストレートを叩き込み、ガイアは肉眼では見えないほど遠くに飛ばされた。

ガイアが生み出した火球は形を維持できず雲散霧消（うんさんむしょう）していく。

クレアはガイアが飛ばされた方を見ながら、

「スキだらけじゃねぇか」

少し呆れ気味で呟いた。

ご覧頂きありがとうございました。

アキナたちと比べてクレアの戦闘シーンが短い。まぁガイアが悪いってことにしましょう。

それではまた次回お会いしましょう。