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ジェニーンの失望
2033年(NF10年)6月中旬。
ジェニーン(後のマックイーン)がため息をつく。「はあ...」同じ美術大学のA太達に心ない言葉を掛けられたのである。
彼女は品行方正で美術の制作には元々これでもかと言うくらい「情熱的」だった、それをA太達は(悪い意味で)見事に折り曲げたのである。それが原因で便秘体質に拍車がかかった。
2033年(NF10年)7月1日。
とうとうジェニーンはヤケになり、文字通り「筆を」折った。
そうして午後1時頃にニューシティをぶらぶらしていたら、「マックイーン」と名乗る女性美術商が声をかけて「美術取引の手伝い」をやろうと誘って来た。これが「全ての起点」である。




