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思考の推敲


自分の過去作を推敲すると、無駄が散見される。当時はこれがベストと考えて出したものを、今は切って捨てている。やはり削った方が見栄えがいい場合が多い。


文字数制限がある場合、泣く泣く削る場合がある。清水の舞台から飛び降りる気分だったりするが、削っても変化がないと驚く。短編だと後のことを考えないので、それでもいいのかもしれない。


最初に無駄と書いた所と、文字数制限における足切りは違う。


時間差がある。前者は時間を置いているが、後者は完成直後が多い。


すぐに取り掛かると、私心が混じる。やはり時間を置いた方がいい気がする。


簡単に無駄と言い切るのも問題だ。純文学としての最善、エンタメとしての最善は違ってくる。あと時代とかも。


ジョイスの小説は、無駄ばかりと感じて最後まで読めない。もっと直線的にやればいいのにと、思ってしまう。


乙嫁語りという漫画は中央アジアを舞台にしていて面白いが、現代日本の常識に完全にあてはまるわけではない。時にはそういうものもあると、割り切る必要がある。今ある感覚を減らすというのが近い。


こういう風に思考の推敲をしていけば、ジョイスだけでなく見えてくるものもあるのかなと思う。

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