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丸善に行ってきた。

丸善といえば、梶井基次郎の檸檬が有名だろう。


これぞ純文学という格調高い作品だ。


さて、出先で偶然MARUZENの看板を見つけたのだが、道に迷った。途中でキルト展が開催されていたので、覗いてみた。なかなかセンスのある作品もあり楽しかった。


その後、丸善を発見するも結構大きい本屋で全部の棚を回りきれなかった。私が今まで歩いた中でもトップクラスの広さかもしれない。


探していた団鬼六の小説の他、将棋の本が充実しており、藤井九段の四間飛車の急所が全部置いてあった。


全四巻で私は二巻と三巻を持っている。このシリーズは有名だが、内容が濃いのと四間飛車が下火なので、書店で見かけたことがこれまでなかった。


他にも同じ出版社から出ている凌ぎの手筋という本を買った。これも近くの本屋で見かけたことがない。内容が難しいし、受けに関する本はアマチュアに倦厭されがちなのかもしれない。


ざっと目を通したが、やはり難解で、これがすらすら解ける人は相当強い。私にはまだ早かったかもしれない。受けは苦手だ。


これまで贔屓にしていた大きな書店が近々なくなりそうである。近場では他に一店舗あるが、出版不況の波はひたひた押し寄せてくる。


丸善みたいな書店が近くにたくさんあれば、梯子して家に帰らなくなるかもしれない。


が、それもまた夢で終わりそうである。

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