前へ目次 次へ 47/141 穴を開ける 小説を書いていて、前後のつながりが不自然な時、部分的に削除することがある。 消した部分は、なかったことになるのだろうか。 見方を変えると、消した部分が存在した世界もありそうなので、もったいない。 もったいないけど、美しい文章を目指しているので、カットする時は迷わないようにする。 人生にもあの時、ああしていればという後悔はよくあると思う。 なかったことにはならないけれど、穴の空いた時間は確かに存在したのだ。そう思う。