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#12_初ダンジョン 500 VS 4 + 1

キャゥン


八割殺ししたアッシュウルフ。

文字通りの鉛色毛の狼が短槍の突きで魔素へと還る。

エイミーが作成してくれた太刀を肩に担いで、その光景を見ていた。

なんだろう、獣人種は戦いに関する本能が残っているのか…。


「槍の扱いも様になってきたな、エミリア」

「ありがとうございます、旦那様。ですが槍術スキルに頼っている所もありますので…」

「身体がスキルの要求についていけるんだ。その内、スキル無しでもやれるさ」


現在のジョブ構成。

自分が刀術士、闘士、冒険者、魔法使いをメインに、魔術師、魔獣使いをサブにセットし、

エミリアは獣槍士、獣闘士、冒険者をメインに、獣戦士をサブにセットしていた。

互いが闘士をセットしたのは自分はチャクラに慣れる為、エミリアは体術の回避を得るためだ。


全てのジョブレベルが低いので能力補正の恩恵は少ないが、大量セットはスキルの扱いが難しい。

試行錯誤の結果、自分は四つが妥当、エミリアは三つが扱いやすいジョブ数だと分かった。

おそらく種族ジョブのレベル差が関係しているはずだ。


【…-ン】


昨日のクエストは霊力の修行をしていたらクリアしていたので、新しい魔物討伐を受けた。

捕獲という作業から解放されたシルファン達が魔物達で遊んだ結果だ。

もはや北の森に獲物はいない。

大地から常に魔素が放出されるから、魔素が溜まるまで南の森を中心に討伐をするしかない。


どうやら南の森は北の森よりも魔物の数が多いようだ。

昨日と同じ討伐数になったし、午前はこれでいいのかもしれない。

時間的には一時間ほど早い…エミリアの調子はどうだろうか。


「エミリア、身体の調子は………我慢できないなら、エイミーを連れて行っていいぞ」

「…そ、そんな事は………な、ないのですが、ちょっとエイミーさんとお花を摘んできます」

「ごゆっくりー」


【…ィーン】


モジモジとしていたエミリアがエイミーを連れて茂みの奥へと向かう。

よし、自分も雉撃ちでもするか!


…ふぅ、すっきりした…が勿論、浄化をするのは忘れない…エチケットだ。

余韻に浸っていると、顔を赤くしたエミリアとエイミーが戻ってきた…それ以外は問題はないな。


「体調はどうだ?」

「昨日よりは疲れてはいません。まだ大丈夫です!」

「そうか。それじゃ………!?」


【…リィーン】


なんて迂闊な…この周囲だったのか。

脳内に聞こえてきたベルを鳴る音、そして音が鳴るたびに空間が歪み、魔力が溢れる。


「エミリア、こっちに! 全員、絶対に俺から離れるなよ!!」

「だ、旦那様。い、一体何が!?」

「…(迂闊でした!)」

「…(こそこそと!!)」

「…(駄目~、逃げれないよ!!)」


【リィーーーーン】


一際大きい音と共に発された閃光で目が開けてられない。

過去の記録の中で祖父が言っていた話にこんなのがあった…。


「ベルの音は招待状、空間の歪みと共に客人を招待し、招ねく場所は自らが創りし生きる迷宮。

 気をつけよ、ヒデキ。

 ダンジョンは魔物資源が豊富だが、人を含む全ての種族を捕食する歪魔の玩具よ」


目を開けると、そこはフーリアの町から南にある森の中ではなかった。

薄赤い光が壁や7、8mある天井から発光して、地面は草の生えてない土が均してある。

この場所は25m四方の正方形の部屋の中…ドアのない幅五m程の通路が四方にある。

どうやら全員が同じ場所に転移させられたようだ…散り散りじゃないのは不幸中の幸いだ。


「だ、旦那様…。こ、ここは一体…」

「落ち着け、エミリア。

 市で武器商人が云っていた、ここらで歪魔が活動していると。

 多分、ここは歪魔が創ったダンジョンだ。何か書物で情報を得ていないか?」


テンパリそうなエミリアの頭を抑えつけて撫でると、エミリアがくんかくんかと鼻を鳴らしていた。

何もこんな時に匂いを嗅がんでも…と思ったらエミリアが落ち着きを取り戻していた。

鎮静効果でもあるのだろうか、自分の体臭には。


「…はふぅ…申し訳ありません、取り乱しました。

 ダンジョンは円状で構成されていて、中央に正方形の広い部屋があります。

 基本型のダンジョン1階は半径五キロです。

 ですが、それ以上移動すると対角線上の場所に移動するします。

 魔物の初期レベルは1で上昇型は階数がレベルですが、厄介なのは下降型です。

 1、2階は上昇型と同じですが、3、4階がレベル4に、5~8階はレベル8になります。

 他にも幾つかパターンがあるのですが、創られたばかりなら先の二パターンが考えられます」


若干興奮気味にエミリアが喋っている。

恐怖を克服しようと声を張り上げているのかもしれない。


円の面積って半径×半径×…3.14でいいや…78.5K㎡になる。

よくテレビでは東京ドーム何個分って紹介があった!…東京ドームの面積なんてわかるか!!


「なるほど…エミリアがいてくれて助かった。

 ダンジョンは円形か…中央にはボス部屋でもあるのか?」

「いえ、そのような部屋はありません。あるのは帰還用の『ゲート』です。

 ですが階層主が時々ボスと呼ばれますので…ボスは他の魔物同様に徘徊しています。

 また階層主を倒すと次の階への『ゲート』が出現します」


ボス部屋は無くて…いるのは階層主か。


「…魔物の出現するパターンもあるのか?」

「あ、すみません! えっと…

 ゴブリン、コボルト、ウッドパペット、ホーンラビット、サハギン、グリーンキャタピラーです。

 1~5階層は全部同じですが、出現はランダムで一階にはその内の二種類が出現します。

 なので戦うまでは何がいるか…「…(ちゃんと鼻を使いなさい)」…え?」


シルファンがエミリアの方を向いて、何やら念を送ったようだ。

珍しいな…惜しむは従魔に認められても魔獣使いのジョブが手に入る事はないことか。


「…(三種の臭いや魔力は知っているはず。臭いだけではなく、魔力も嗅ぎとりなさい)」

「…魔物の臭いを…。はい、やってみます!」


エミリアが目を瞑って鼻に神経を集中しだした…はっとした表情をすると右の通路を見る。


「に、逃げましょう、旦那様!

 ゴブリンやコボルトがこの階に出現しますが、右から来る三体の臭いや魔力が他と違います!

 おそらく階層主です!!」

「階層主だとどうなる?」


ギキィ!?ギキィーーーー!!


急に慌てたエミリアに理由を問うが、既に遅かった。

こちらを発見したゴブリンウォーリアやコボルトウォーリア二体が奇声を発する。

地面が揺れていないのにダンジョンが振動を発していた。


「…なるほどな。確かに…この数は逃げたいな」

「ふぇ…ふぇーん! お姉ちゃーーん!!」


壁から次々とゴブリンやコボルトが生み出される…軽く五十体は超えていた。

通路からも次々と同じ魔物が押し寄せてきた…ダンジョン全体も魔力が高まっている。

そしてエミリアのテンパリ具合が最高潮に達していた。


「これは、まだまだ来るか…」

「ふぇーん!!」

「………」


外套をエミリアに被せてみた…次の瞬間、外套にしがみついて、くんかくんかと鼻を鳴らす。

こちらを見ることが出来ない内に女神の力を使うか。


「全員のジョブを全てメインに付け替える…スキルには頼るな。

 エミリアは戦いをせずに逃げに専念…皮の盾だ、気休めだが持っておけ」


魔物のレベルが1だが、数が多い…使ってみるか。

アイテムボックスから皮の盾と漆黒の大剣を取り出す。


「全員、エミリアに魔物を近付けるな。…『ディアボロス』初の実戦だ、とちるなよ!」

「…(わかりました)」

「…(容易いことです)」

「…(かかってこーい!)」


肩に担いだ二mの大剣が戦いによる歓喜に震えていた。

ティアンの言葉に反応するようにゴブリン達が一斉に攻撃を仕掛けてくる。

こちらはエミリアを中心に置いて、周りを囲む形で迎え撃つ。

数を減らすのが最優先…五割出力の魔装でソニックを放つ!



あまりの光景に現実逃避しそうになったエミリアだが、外套の匂いで意識を繋ぎ止めていた。

視界を塞がれて怖いので外套をずらそうとした時、今まで感じたことのない規模の魔力を感じた。

次の瞬間には強烈な爆風で体が飛ばされそうになるが、皮の盾で前を防ぎ、必死に地面にしがみついた。


彼女が目を向けた先には、赤黒い洗煉された全身鎧を纏うヒデキが見た事もない漆黒の大剣を振り抜く姿。発せられた魔力の波動が前面のゴブリン達を消滅させ、肉体を砕き、壁際にいた魔物達を圧殺する。その光景にエミリアは自分が何故、魔力を視覚できたのか考える事は出来なかった。


「…魔力を喰い過ぎだ、この魔剣! 四分の一にしないとアイテムボックスに還すぞ!!」


消滅した魔物の数を補うように次々と壁から新しいゴブリンやコボルトが生まれていた。にも関わらず自分の主人が剣に向かって文句を言っている…シュールな光景だが、突っ込む人はいなかった。だが、ヒデキの行動によってエミリアには周囲を見渡せる余裕が生まれていた。


戦っているのはヒデキだけはない、アドバイスをくれた銀狼種シルファンは自分の尻尾に魔力を纏っていた。その長さ、優に五mを超えている…鞭のように振るわれる魔力の尾に抵抗も出来ず魔物達の体が砕かれる。僅かに残った魔物も次の瞬間には頭と胴が分断されていた。


ヒデキの反対側で戦っているのは魔鎧種のエイミーだ…漆黒の全身鎧の上に赤黒い全身鎧を纏っていた。自身の倍以上ある二mの大剣と一mの剣を二刀流で使い、大剣で大部分を切り殺し、剣で余った魔物を殺す。大剣なのに剣を振るった音が犬人であるエミリアにすら聞こえなかった。


天竜種のティアンは何一つ、その場から動いていなかった…ただブレスを放出しているだけ。ただそれだけで多くの魔物は逃げ惑う…空中に放出した炎の魔力弾が爆ぜて流星のように降り注いだ。横薙ぎに放出したブレスは魔物だけじゃなく、ダンジョンの壁すら溶解してしまうほど。


魔物にだって魔の神の加護がある…だからレベルが同じなら大人の男が数人で攻撃を加えて漸く倒せるのだ。しかも森や平原などと違い、ダンジョンは次々と魔物を生み出してしまう。一階ならば常時五十体、最大五百体の魔物を生み出す…二階なら常時に六十体、最大六百体だ。


そんな魔物達がたった四名の手によって何百といった数が蹂躪されていく…しかも傷一つ付くことなく。ヒデキの戦う姿に、エミリアの脳裏には子供の頃に読んだ英雄譚の絵本の話が蘇っていた。その英雄は…若干…物凄く目付きが悪い気もしたが。



「これで…仕舞い!!」


コボルトウォーリアを二体とも切り伏せると、最後の足掻きとばかりにゴブリンの方も襲い掛かってきた。こちらが大剣で斬り返しが遅いと判断したのだろうが、逆風(下から真上に切り上げる)で振り抜く。


「魔装を纏っている状態では意味がない行為だ」


魔剣をアイテムボックスに押し込んで、辺りを見渡す…よし、敵対勢力全滅。

ダンジョンの魔力も安定している…戦闘開始前より部屋が広いが大丈夫だろう。


「…勝手に自己修復するしね。それよりも、エミリアー、大丈夫か?」

「………ふぇ!? だ、旦那様!? ま、魔物は!?」


呆然としているエミリアの頬をペチペチと叩いてみて、ようやく再起動したようだ。

渡した外套を握り締め、辺りを見渡す…大量に居た魔物の姿はどこにもない。


「全部終わったよ。魔石やドロップアイテムの回収をしてるが…動けるか?」

「しょ、少々お待ちください………大丈夫です、いけます」

「分かった。水を多少飲んでから回収を頼む…ほい、水筒」

「は、はい。わかりました」


とはいえ、魔石は戦闘中に半分以上が壊れてしまっている…その分、魔晶石が溜まっているだろうが。全部を回収するのに三十分くらい掛かってしまった。


その間にシルファン達が三方向に分かれて走破した結果、各階層に一個あるらしい宝箱をゲット。宝箱に入っていた藍魔晶石を手に入れた…歪魔が集めた死者の遺品だ。


目の前にはゴブリンナイフの山とコボルトナイフの山がある。


「こんなに大量のナイフって買い取ってくれるのだろうか…」

「ゴブリンナイフやコボルトナイフは鍛冶師の固有スキル『鍛治錬成』で銅板になるそうです。

 それを原料に銅貨を作成していると聞きます」

「なるほどな…あ、エミリア。この兎の肉二つと水をシルファン達に渡してくれ」

「はい、畏まりました」


持ち運びも面倒だし半分はウォーリアナイフにしておこう。

ぱっと見て、質の悪そうなのは『調合錬成』してエイミーに食べてもらう。

とりあえずウォーリアが三体いたからナイフも三本は換金しよう。

エミリアの話だと五百体いたらしいし…やはり七本を換金しよう。


しかし銅貨が純銅で珍しいと思っていたが、そんなカラクリがあったのか。

多分、鉄や銀、金なども同じように鍛冶師から材料を調達しているんだろうな。


ナイフを収める鞘もないので全部アイテムボックスに放り込む。

全滅させてから時間が経っているが、ダンジョンは再稼動する気配がない。


「エミリア…ダンジョンって魔物を全滅させたら終了するのか?」

「いえ、一階層は三時間後には魔物が湧くそうです。

 ですので、今回の場合は完全回復まで三十時間ほど掛かりますね。

 階層主は最初の三時間で復活しますが、完全回復するまで逃げ回ります」

「へぇ…つまり三時間で五十体が復活するわけか。

 そうなると…目の前に出現してる白い『ゲート』は三時間の間しか使えないのか?」

「普段はそうなのですが、ダンジョンが休眠状態なので新しい人は一階に入れません。

 ですので、このゲートを使えるのは私達だけになります」


階層主であるゴブリンウォーリアを倒した時から出ている白いゲート。

このゲートはダンジョンが上昇型であることを示しており、黒いゲートは下降型だ。

人が一度でも入れば、そのダンジョンでは移動魔法が使えるようになり、途中で外に出ること可能になる。今回のように歪魔に招待された場合は、一度は帰還ゲートを使わないと移動魔法が使えないそうだ。


「二階層に上がれば、出る場所は中央広場だったな。一度上がって外に出るか」

「畏まりました」


念の為、エミリアの手を握りながら、白いゲートを通り抜ける。

視界の先には一階層と同じ様式の壁や天井が広がっている…地面も均した土だ。

同じようにシルファン達もゲートを通ってやってきた。


「ここが二階層か…特に変化はないようだな」

「はい、五階層までは変わりません。

 くんくん…二階層はホーンラビットと…木の匂いに魔力の匂いが混ざっています。

 この階層にいるのはウッドパペットと思われます」


早速、シルファンにアドバイスを受けたエミリアが獣人種の嗅覚を駆使していた。

事前情報の有無は重要な案件になるので助かる。


「…そうか。よし、町に戻る前に昨日言っていた物を見に行こう」

「ですが、ギルドにダンジョンの事を報告しないと…」

「どちらにせよ、三時間は入れないんだ。多少の寄り道はかまわんさ」

「わかりました」


緊張の連続でエミリアに疲れが見える。

さっそく、あの温泉施設が役に立つ時がきたようだ。

帰還ゲートからダンジョンの外に出ると、冒険者の固有スキルを使ってみる…フーリアの町の傍だった。出入口の確認も出来たので移動魔法を使って、大岩の傍まで移動する。


「…旦那様、ここは昨日の大岩があった場所では?」

「ああ。見せたいものは大岩に仕掛けられた結界の中にある」

「この大岩に結界が…」

「こっちだ」


入口部分に手を当てると幻術が解除されて通路が現れた…驚くエミリアの手を引いて、奥に進む。

シルファン達は外で待つといって魔物の探索に出て行った…昨日、身体を洗った事を警戒してるな。


「…わぁぁ」

「ヤマトの先祖が作りし、結界で封じられていた温泉施設だ。時間まで入浴して疲れをとろう」

「は、はい。…えっと、こ、混浴と云うものでしょうか?」

「そうだ、男女別に分かれていない。

 初めて入浴する人は、温度の高い温泉だとのぼせるから温いお湯にしてある」

「ありがとうございます、旦那様。…少々お待ちください」


お互いに装備を外して服を脱ぐ、浄化を行って桶で身体を流した後は、湯船に浸かって体の力を抜いた。エミリアも自分に習って身体を流し、隣で湯船に浸かる…その体は微かに震えていた。

肩を抱き寄せると、特に抵抗もなくエミリアの頭が肩に乗る。

ゆっくり頭を撫でながら強い口調にならないように…。


「…エミリア。怖かったか?」

「…はい。ただ守られていただけなのに…自分ではどうしようもないほど…」

「…そうか。今日のようなことは滅多にないだろう…だからといって全くないとは云えない」

「…はい」


まだ魔物と戦えるかとは聞かない…エミリアの覚悟次第で連れて行く、連れて行かないを決める。幾分かの時間が流れた後にエミリアが腰に跨って向かい合う…迷うような目をしていない強い決意が見える。


「…旦那様、御情けを頂けますでしょうか…」

「…わかった」


火照った身体を覚ますように、湯船から身体を出して淵に腰掛ける…そろそろ、エミリアを送る時間だ。

最後に軽くキスをして手拭いで身体を拭いていると、エミリアから話し掛けられた。


「…多大なご迷惑をかけるかもしれません。

 ですが、私は続けたいです。続けさせて下さい、旦那様」

「やる気があるなら、どこまででも望むがままにやってみればいい。一緒に来い、エミリア」

「はい!」

「そうそう…着替えは持ってきているから、これに着替えるように」

「はい、わかりました」


いつもの旅人服に着替えていると、エミリアが驚いて声を出した。


「だ、旦那様…新しいジョブが発現しています!」

「おお! どんなジョブだ?」

「は、恥ずかしいので…お話する覚悟が出来たらお知らせします」


なにやらモジモジしているのが気になったので、こっそり鑑定をしてみた…失敗、この事は内緒にしよう。恥ずかしいと思っているのは…説明文がエミリアには見えないからだろう。


従者…固有スキル『エンゲージ』

主人と崇め従う者に発現するジョブ。

特定スキルは備わっていない。


説明文には固有スキル『エンゲージ』は従事する主人のジョブに影響を受けて能力上昇させるスキルとある。頑張って強くなろう…自分の為にも、エミリアの為にも。


ジョブ詳細

ヒデキ・ナルカミ

・人間 Lv15

 戦士   Lv17、闘士  Lv 4、

 剣術士  Lv15、槍術士 Lv 4、刀術士  Lv 4、弓術士 Lv15、

 探索者  Lv 4、冒険者 Lv 4、魔法使い Lv 4、魔術師 Lv 4、霊術師Lv4、

 盗賊   Lv16、暗殺者 Lv15、賞金稼ぎ Lv 4、

 狩人   Lv15、農人  Lv15、獣使い  Lv 4、

 魔獣使い Lv17、英雄  Lv 6


シルファン

・銀狼 Lv15

 獣戦士 Lv17、獣闘士 Lv15、獣剣士 Lv15、

 探索者 Lv 4、冒険者 Lv 4、

 暗殺者 Lv15、狩人  Lv 4


ティアン

・天竜 Lv15

 竜戦士 Lv17、竜闘士 Lv15、竜剣士 Lv15、

 探索者 Lv 4、冒険者 Lv 4、狩人  Lv15


エイミー

・魔鎧 Lv15

 魔戦士 Lv15、魔騎士 Lv17、魔剣士 Lv15、魔槍士 Lv4、魔弓士 Lv15、

 探索者 Lv 4、冒険者 Lv 4


エミリア

・犬人 Lv 5

 獣戦士 Lv 4、獣闘士 Lv 4、

 獣剣士 Lv 4、獣槍士 Lv 4、獣刀士 Lv 4、獣弓士 Lv 4、

 探索者 Lv 4、冒険者 Lv 4、従者  Lv 1


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