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Story of one every two people ~二人で一つの物語~  作者: 柚雨&シノ
名も無き集落の章
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アジト攻略戦線

Side Ray. ~レイ・サイド~


 さて、当日だ。とうとう作戦決行の日がやってきた。一応、集落の人々に協力してもらう契約ではあったが、少数精鋭で足手まといはいない方が好ましい。と、いうわけで、山賊のアジトに向かうのはアカシアメンバーだけだ。……まぁ、護衛クエストの依頼主であるジュリアスを放っておくのもマズイし、村人にはもしもの時はジュリーを護ってくれるように頼んではおいたが。

 それと、さらに一応だが、昨日、リエナにも頼んでおいた。まぁ、ちょっとめんどくせぇ流れだったが。

 ………こんな風に。


『リエナ。もしもの時は、裏になってジュリアスを護ってやってくれ』

『へ? もしもの時? ………はっ、仕方ない。護ってやるよォ。その代わり、アンタが帰ってきたらキs『いやいや、ちょい待て』………なんですかぁ』

『………とりあえず、裏と表を混ぜるのやめろ。それと、俺が帰ってきてもキスなんてしねぇから、絶対』

『そしたら、護ってあげませんっ』

『いや、そんな拗ねたみたいに言われても困るから。………とにかく、頼むな』

『じゃあご褒美にキスを…』

『いや、だからな? そんなことは出来ないんだって』


 …………この後の説得にかかった時間、なんと一時間。セラフィの機嫌がどんどん悪くなっていくのに鬱になり、なかなか納得しないリエナのせいで俺の頭痛はどんどん酷くなり……。最悪だった。



 っと、こんな話は今は関係ねぇか。なんせ、一応アジトが見える位置まで来てるんだしな。


「よし、ここで確認をしておこう」

「ちょっと待って、その前に…」


 あ? なんだよ、セラフィ。話を勝手に遮んな。


「……レイ、さっきからずっと言おうと思ってたんだけど………その服装、なに?」

「服装? あ、あぁ、コレか。いや、これも作戦のうちな。ちなみに、シーフを意識してる」


 ロングコートなし。全身真っ黒で動きやすさ重視の服装。ついでに真っ黒いバンダナを着用し、少し長めの黒髪を纏めている。

 ………正直、あまりセンスはよくない気がする。が、いつもの服装よりはシーフっぽい。山賊の警戒も、少しは薄れる……ハズだ。


「四次元ポケット(笑)なロングコートがないのは痛いが、まぁ武器は粗方持ってきた。大丈夫だろう」


 懐に入るだけのダガーと、起爆札、そして腰には短めの剣を差している。こちらも服装と同じく、完全に動きやすさ重視って感じだ。


「さて、もう質問はないな? …………じゃあ、作戦の確認だ。まず、俺がヤツらのアジトの見張りを油断させつつ、気絶させる。この時、中のヤツらには絶対に気付かれないようにする」

「んで、俺とルナちゃんが裏に回っとくんだったな?」


 気が早い。すでにシノラインに代わっているらしい。


「いや、その前にルナールにはこっちで仕事が一つある。お前だけで先に向かってくれ。その後、ルナールと……あとセラフィもそっちに向かわせる」

「ん、りょ~かい」


 随分と軽い返事だ。自分が結構な大役を担ってるコトをちゃんと自覚しているのだろうか?


「………よし。事前の下見とルナールの魔法のおかげで、出入り口が正面と裏口しかないことは分かっている。作戦通りに山賊たちを裏口に追い立てるから、裏口メンバーで一網打尽な。以上」

「なんか、さいごのほうがてきとうすぎる気がする」

「……………気にするな、ルナール。気にしたら負けだ。流れの確認だから、別にいんだよ。ちゃんと覚えてるだろ?」


 一応、全員が頷く。なら、問題ない。


「じゃあ、まずはセラフィ。白狼(リア)の召喚を。………それと確認。白狼は五分間吼え続けられるほどの肺活量を持っていると聞いたが、間違いないな?」

「うん、リアならそれくらい、朝飯前よ」

「おう、まぁもう朝飯は食ったけどな。………さっ、始めてくれ」

「なんか最初の方が揚げ足取りっぽいけど、まぁ許すわ。……《リア、お願い》」


 相変わらず適当なルーンによって出現する魔方陣。それに伴って現れる白き狼。さらっさらの毛並みが風に靡く姿は凛々しいが、セラフィに擦り寄っている姿はなんか癒される。


「うし、じゃあ俺はリアと一緒に見張りの山賊を気絶させてくる。シノラインはもう裏回っていいぞ。セラフィ、ルナールは待機だ」

「「「了解!」」」






「てめぇ、なにもんだ?」


 見張りは二人居る。剣を装備している者と、金属製の棒を装備している者の二人だ。


「………あんたらのグループに入れてもらいたい。職業はシーフだ。仲間に入れて、損はさせない」


 棒を持った方による、荒い声の誰何(すいか)に対し、冷めた声で返す。大声出されて、中のメンバーを呼び出されるのはめんどくさいからな。


「そっちの白狼はなんだ」

「白狼? ……あぁ、リアのことか。俺の相棒なんだ。職業柄、逃げ足の速さは必要でな。随分と役に立ってくれたよ」


 言いながら、リアを撫でる。さらっさらの見た目に反し、もふもふして気持ちいい。やばい、癒されるな、コレ。


「そうか。んじゃあてめぇを、お(かしら)に会わせよう。俺に着いて来な」


 剣を持った方が、着いて来い、と合図をしてくる。…………随分とあっさりしてんな。こんなんが見張りで大丈夫かよ?


「………分かった。リア、行くぞ」


 俺の声に低く唸って返事をしたリアと共に、背中を向けた剣を持つ方に近寄りながら………剣を持つ方の後ろ首に鞘に入った剣を叩き落とし、それと同時にリアが棒を持つ方の腹に頭を思い切り激突させた。


「うし、気絶。よくやった」


 と、もう一度リアの頭を撫でる。…………うわ~、やべぇ、超癒される。


「……レイ、なにやってんのよ?」


 俺が癒されていたら、いつの間にかセラフィとルナールが俺の近くに来ていた。


「セラフィ………これから、リアは定期的に召喚してくれないか?」

「なんで?」

「超癒される。もう、俺への癒しはリアしかいな痛っ」


 言葉の途中で、セラフィに頭をスパンといかれた。相変わらず、これだけは綺麗な手際だな…。


「もう、ふざけてないの。ほら、次の作戦に移らないと」

「おっと、そうだな。…………まずは、見張り二人の拘束」


 グレアム謹製グローブから鋼糸をたっぷり生成し、二人の見張りを背中合わせに拘束した。まぁ、これでコイツらをしばらく放っておいても平気だろう。


「じゃあ、レイ。わたしのでばん?」

「おう、そうだな、ルナール。こっからがお前の見せ場だ。頼むぞ」


 言いながら、俺はバンダナを外し、今度は口元に巻く。


「なんで巻きなおしたの?」

「俺も中に入るからな。フィルターになる物が必要だろ?」


 何故フィルターになる物が必要かは、すぐに分かる。


「さっ、ルナール。頼む」

「わかった」


 ルナールは答え、なにやらブツブツと呟き始めた。…………精霊たちに呼びかけ、魔法を発動するルーンだろう。

 その間に、俺はセラフィに確認しておく。


「セラフィ、あれはちゃんと持ってきたな?」

「え? うん。……でも、不安。まだ、完全には扱えないから。………それに、レイも洞窟に入るなんて聞いてないよ…」

「言ってないからな」


 俺の返しに、セラフィはむっとした表情になる。


「もうっ、せっかく心配してるのに。………だって、危険だよ…」

「そんなことないって。これが、俺には一番適してんだ。リアも一緒に入るんだし、大丈夫だよ」


 言いつつ、セラフィの髪をクシャッと掻き混ぜる。……うん、これで顔を赤くするセラフィは、なんか可愛い。


「……さて、そろそろルナールの詠唱も終わる。一旦、下がるぞ。……俺は、大丈夫だから」

「……うん、分かった」

「よし、いい子だ」


 と、もう一度、頭を撫でておく。………あ、これ、リアより癒されるかも。って、襲撃前だってのに俺の頭はぶっ飛んでんな。


「子供扱い、しないでよね…っ」

「ははっ、わりぃ」


 俺が笑いながら返した直後、ルナールの詠唱がやんだ。


「じゃあ、いっくよー」


 ルナールの軽ーい掛け声と共に、いろいろな属性の精霊が喜びの声をあげるように動き始め、入り口にたくさんの木片が集まり、それに火がつき、盛大な炎を上げ、大量の煙を発生させる。そしてそれと同時に緩やかで柔らかい風が洞窟の方に流れ、濛々と立ち込める煙をアジト内に送り込んでいく。

 一応、これが作戦の一つだ。あぶり出し。大量の煙で洞窟内を満たし、発生する二酸化炭素に耐えられなくなるハズの山賊たちは、もう一つしかない裏口に逃げ込む。そこを、シノラインが一網打尽ってわけだ。ルナールも魔法で補助をしてくれるだろうし、セラフィにもある物を渡してある。未だ不安は残るようだが、あれだけ練習すれば大丈夫だろう。


「よし、じゃあ俺とリアも洞窟に突っ込む」

「気をつけてね…」

「きをつけてー」


 少し深刻な顔をして返すセラフィと、いつも通り間の抜けた声で返すルナールに、背を向けたままに片手を挙げて応え、影走りで炎を突き破って洞窟に侵入した。

 それと同時にルナールの詠唱が始まり、それもすぐに終わってこちらの入り口は閉ざされた。もちろん、煙を閉じこめるためであり、こちらから逃げ出す山賊を出さないためでもある。

 この魔法が発動したので、ルナールたちも裏へ回っていくだろう。俺とリアは煙が奥まで回っていくのを見届けてから、攻撃する。裏口のシノラインと、洞窟内の俺たちで、挟み撃ちにするのだ。

 ちなみに、先ほどのバンダナはフィルター用と言ったが、マジックアイテムだったりする。まぁ、効果が薄めのガスマスクみたいなものか。二酸化炭素などの有害物質を適度な濃度の酸素に変えてくれるため、煙によって俺が戦闘不能になることはない。

 リアは今、息を止めているため問題ない。五分間吼え続けることが出来るのだ。しばらく息を止めておくことくらい、余裕だろう。


「……リア、そろそろだな。行くぞ」


 俺の声に、頭を縦に振る………ように見える動きをするリア。やはり、こちらの言葉を完全に理解しているらしい。


「よし、吼えろっ」


 そしてリアに指示を出す。それに伴って、リアの激しい吼え声が洞窟内に響き渡った。

 これが、第二の作戦だ。洞窟内でリアの啼き声は反響し、たくさんの獣が侵入してきたように感じるだろう。いきなりの煙に、無数の獣の襲撃。山賊たちはそう捉えるハズだ。それは激しい動揺と、大きな恐怖を呼ぶ。

 そして、俺も大きな声をあげる。……出来る限り荒く、しゃがれた声を意識しつつ、恐怖に彩られた声を演出するのだ。


「け、獣だぞ!! やべぇ、何匹いんだよコレは!! 逃げろ、裏口へ逃げろォ!!!」


 恐怖は伝染するもので、おそらく見張りがあげた声だと捉えた山賊たちの狼狽の声が上がる。煙に加え、たくさんの獣の襲撃。奥の方から、さらに奥の方へ走る音が響き渡った。


「……ここまで上手くいくとは。最悪は俺とシノラインの力押しのつもりだったが、そんな無謀な手は打たなくても済みそうだな」


 さぁ、俺の一番の役目は敵のかく乱にある。せいぜい全力で暴れて、裏口まで攻め立てますかね。


「リア、いこう」


 俺の声に、吼え続けていた口をようやく閉じ、走りだす。さすが、よく分かってる。俺が影走りによって、高速移動を出来ることをちゃんと理解してんだな。

 そう思いながら、駆けていくリアに追いすがる。そしてそのまま、狼狽している山賊に向かって突撃するのだ。



 影走りを使うと、あっという間に広間に出た。ここもすでに煙が充満しており、ルナールの魔法の凄さが分かる。

 うろたえ、裏口の方に向かっていく山賊たちがたくさんおり、こちらの方に向かってくるヤツらも見受けられる。裏口に逃げろって言ってやったのに。まっ、そういうヤツは俺らが追い返すんだけど。


「ど、退けぇ。あっちにはものスゲェ化けモンが待ち構えてんだ! 俺ら、あいつに殺されちまうっ」


 おぉ、シノラインも頑張ってんな。やっぱ、アイツは使える。


「わりぃな。俺はその“化けモン”の味方なんだわ」


 言いつつ、鞘に入ったままの剣を鳩尾に突き出した。後ろからこちらに逃げてくる山賊たちはその光景を見て、表情を強張らせる。


「さぁて、リア。ひと暴れすんぞ」


 俺は懐からダガーを取り出し、距離を取る。それに伴って、リアが山賊たちに突っ込んでいった。

 リアの爪と敵の長剣がぶつかり合い、敵が弾き飛ばされる。それを見てリアの後ろに回った山賊には、俺がダガーを投擲し、牽制しておいた。


「あー、今の、一応ツボついてっからしばらく動けねぇぞ。どんまい。……それと、こんな狭い洞窟内で長剣とか、バカじゃねぇの?」


 ダガーが直撃した山賊の一人に、親切にも説明してやってる隙に突撃してきた山賊を、今度は嘲ってやる。

 俺の読み通り、ダイナミックに振りかぶられた長剣は洞窟の天井にぶち当たり、少し天井を削るだけに留まる。


「自分のアジトと武器の相性くらい、考えとこうぜ」


 その間に、俺は鞘に入った剣をがら空きの胴にぶち込む。

 それを見せ付けたあとに、リアとデスバトル(笑)を繰り広げていた山賊たちに話しかける。


「さぁ、まだやるか? それとも、向こうにいる俺の仲間にやられるか? どっちが好みだ…?」


 黒ーい笑みと共に剣を鞘から抜き、片方の手は懐に突っ込んでダガーを数本取り出し、そして軽く魔力を噴出させ、恐怖を煽る。ついでに、リアも威嚇の吼え声を一つ。

 ひぃ…っと情けない声で後退する山賊共。なっさけねぇな、ホント。

 そして俺の批評通りに、山賊たちは情けなく裏口の方へ駆けていった。


「うし、じゃあ気絶させたヤツら、死んじゃマズイし、風穴開けときますか」


 俺は残ったダガーに起爆札を装備し、魔力を込め、俺の入ってきた入り口の方へ投擲する。

 激しい爆発音。それを合図に、裏口にいるルナールが魔法を発動させてくれ、強めの風が洞窟内を吹きぬけ、煙を払い、酸素を送り込んでくれた。

 それを見届け、バンダナを外して懐にしまいながら洞窟内で気絶させたヤツらを鋼糸でくくっておき、裏口の方を向く。


「さて、後は俺らも出るか。いくぞ、リア」


 リアに声をかけ、俺たちは裏口の方へ走りだす。あちらの方はまだ戦闘が続いているようで、金属と金属のぶつかり合う音が響き渡っている。


「参戦しよう」


 もう一度声をかけておき、影走りを発動させて裏口まで走りきる。


「シノラインっ! 加勢するっ!!」


 大声でこちらに注意を引き付け、その隙にシノラインが三人ほどの山賊の鳩尾に突きを入れ、気絶させる。


「おうっ、遅ぇぞクロガキぃ!!」

「はっ、まだ死んでねぇだろ? だから間に合ってる!!」


 軽口に答えながら、俺も持ってきた小振りの剣を振り回し、応戦する。たまに敵の剣がかするが問題ない。致命傷になりそうな攻撃はルナールの盾が防いでくれる。


「「これでっ、終了っ!!」」


 そして最後の一人、シノラインは剣腹を顔面にブチ当て、俺は腰をおもいっきりぶっ叩き、気絶させた。

 同時に同じヤツを狙ったことがなんだか可笑しく思えてきて、二人でニヤリとして手を上げ、パンッと軽く合わせる。いわゆるハイタッチだ。


「意外と、あっけなかったな」

「まーなぁ。もっと、やりがいのあるヤツがいりゃあ良かったのに」


 やっぱり軽口を叩き、ふと気付いた時には彼の纏う雰囲気がへたれたものに変わり始めていた。


「でも、死ななくてよかったよ~」

「……お前だったら絶対死んでたけどな」

「事実でも……キツイ…」


 大げさに悲観するハルを苦笑しながら見て…………唐突に洞窟の奥から殺気を感じた。


「マズイ……ッ!!」


 咄嗟にハルをルナールの方に投げ、洞窟の方に向いた時には………遅かった。目の前に、凶悪なまでに鋭い剣が迫っていた。草むらにでも潜んでいた敵が、頃合いを見計らって攻撃してきたのだろう。逃げりゃいいのに復讐とは……迷惑極まりない。

 あぁ……俺、こんな間抜けな死に方すんのか。………ダッセぇなぁ…。




 バァァンッ!!!

 響き渡る激しい音。これは……銃声?

 それに気付いた時には目の前の剣は勢いを失い、それと共に俺は魔力球を生成し、逃げる時間が出来たことに気付く。気付いた瞬間に魔力球を作り出すことに成功、そして俺は魔法反射(マジックカウンター)の効力によって吹っ飛び、セラフィの元まで下がることに成功した。


「は、初めて敵に当たった……」


 銃から飛び出した魔力の弾丸によって気絶し、残っていた敵が倒れるのを呆然と見ながら、呟かれるセラフィの声。

 ………………ってか、なんて言ったコイツ! “初めて”とおっしゃいました?! コイツは、初めて敵に当てたと??! つーか、今まではどこに当ててたんだよ!!!


「………ははは……俺、助かったの奇跡だな…」


 セラフィに持たせた物。それはグレアムの所でもらった銃だ。一応、練習もさせて、的に当たるようにはなってきていたが……この戦いでは初めて当てたらしい。ホント、奇跡。俺が死ななかったのはマジで奇跡。乾いた笑いしか出ないね。

助かった、とは思う。感謝もしている。だけど…。


「セラフィ………もうちょっと、練習しような…」


 こう呟いてしまうのは、しょがないことだと思う。



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