主人公紹介
初めての方、初めまして。
柚雨の前作を知っている方、どうも。
え? 前作が完成してないだろって?
………まあ、息抜きですよ、スランプなんで、アレは(汗)
ちゃんと、三日に一回投稿の期限は守るつもりなので、ご了承ください。
今作は、シノという人と組んで作る共作小説です。
これから、よろしくお願いしますね!
ハル・カーストウッド
主人公その一。
低身長だが、れっきとした17歳。
ヘタレな間抜け君と呼ばれて早幾年(嘘)な、残念で抜けてる人物。
ライトブラウンの癖っ毛で、瞳の色は綺麗な金色。
穏やかな気性で優しく、カワイイ系のイケメン。
本人はしっかり者だと言い張るが、全く現実味を帯びない。
父親が元貴族であり、子供の頃は贅沢な生活を送っていたのだが、没落して現在は貧乏。生計を立てるために、全く戦闘経験がないのに傭兵ギルドに登録している。
得物は、シノラインと呼ばれる魂が封印されし剣。
封印された魂の主は百年ほど前の人物であり、女たらしだが戦闘能力は高かったらしい。
ハルがシノラインを鞘から抜くと、彼の意思を乗っ取り、至上の笑みを浮かべながら害なすモノを引き裂く。
………だが、そんな大層なモノを持っていても、本人が戦闘を好まないために、シノラインが抜剣されることはあまりない。
ちなみに、かなりのヘタレでもやる時はやるタイプ………だと信じたい。
低身長であることをかなり気にしており、シークレットブーツの購入を考えたことは、一度や二度ではない(嘘)。
レイ・アルフォード
冷静で口が悪く、なによりひねくれている主人公その二。
流れるようなサラサラの黒髪に、切れ長の蒼い瞳を持つ。
その身には、黒を基調としたモノトーンの服とこれまた黒のロングコートを纏う。
年齢はハルと同じ17歳で、かなり前から傭兵ギルドに登録しているため、戦闘経験はそれなりに豊富。
とある事情によって、9歳の頃に両親から捨てられており、傭兵となったのもその頃。
親切な旅の傭兵の好々爺然とした老人に拾われ、その戦闘力の高さを尊敬して師匠と仰いでいた。(ひねくれ者のため、その思いを表面に出すことはほとんどなかったが)
師匠はかなり有名な戦士だったらしく、レイの戦闘技術のほとんどは、彼の教えによって高められたモノだ。(師匠は既に老衰でこの世に亡い)
得物は基本的に、無数に装備しているダガーで、その刃渡りは15cmほど。
魔法は使えないことになっているが、魔力操作に関してはかなりの技量を持っており、それによってダガーを空中で自由自在に飛ばし、かなりの速度で動かすことも可能。
魔力操作を使わない、純粋な戦闘能力・技術は並の傭兵よりも高めで、中堅と呼ばれるだけの実力を有しているが、それだけ。
代わりに人外な素早さを持っており、彼の大きな武器の一つとなっている。
敵が自分より強い存在であっても勝てるように、常にいろいろな武器を懐へ忍ばせている。