天で瞬くは異色の双眸
こっちのが書いてて楽しい。
本編のあとがきでも設定ゲロるかも。
夜一落下後───
「今回はうまくやってくれるかな⋯」
神はそう不安と期待の混じる声で願う。
先程までは楽しい雰囲気が漂っていた天の客室も、今は花が風に揺れ、川がさざ波だつだけで、空気はまさに静寂である。
この世界のこの時代に人を送るのは初めてではない。なんなら多いくらいだ。しかしそれはこの地球に限っての話だ。別に他の惑星の人間も当たり前だが死ぬわけだし、その魂が今回のようになるケースももちろんある。
そもそもの母数が多いから「少ない」と言ったわけだ。
「──影投げ映せ【炯監の釉玉】」
どこかの暗い洞窟が映る鮮やかなのに透き通る宝玉に一人の青年が映る。
眠っているようで起きる気配はない。
「頼みの綱ってやつや」
泣き笑いのように寂しく苦笑する。
夜一には伝えていないが、今回の時間転生に僕の首半分くらい差し出してる。
もう、時間が無い。ほんまに頼むよ。
宝玉に映る風景に変化があった。
「起きたか、遅いなあ」
青年はあたりを見回し、しばらくすると立ち上がり洞窟から出ていった。
「あっやば!なんも伝えてへん、僕も飛ばんと!」
慌ただしく門を開き、宝玉の指す方へ向かう。
遥か上空高くから落下する発行体。夜一はまだその存在に気づいていない。
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【支配能力】
その支配能力ごとが司るものを支配できる。魂にくっついており、また支配能力にも魂は存在する。
持てる者と持てない者が存在する。
(例)『時間』を支配するのなら、時間に対して使用者が持つイメージを具現化し、現実のものとする。
【支配魔力】
世界にみちみちているエネルギーであり力。何かを支配するときに動くエネルギー。
また、─&を#─に纏うことで"$%"などを霧散、破壊させる事ができる。
【炯監の釉玉】
玄界の事象限定で全てを観測する水晶型遺物。数年前に力の欠片が奪われている。
【琉渦天然流】
木山家に代々受け継がれてきた総合武術。今は木山雁鯉二十四代目当主が師範。雁鯉は夜一の父。
主に防御・反撃に特出しており、相手の動き出しを視ての行動が多いため、後手に回ることになる。
もちろん速攻用の技はあるが、木山家で多用するのは夜一か二十二代目当主の宗劉だけだろう。
【玄界】
'&$#"によって変化した地球。'&$#"によって一度は文明が崩壊しかけたが、再興し世界の文化が混じり合っている。また、’&$#"の衝撃で大陸の形も大幅に変化している。生態系も、文化も、地性も、もととはなにもかもが違うものになっている。支配魔力の蔓延や支配能力を持つものが生まれだしたのもこの時期である。
【天界】
神の生活域。入ろうとしても、無数の十字光子と戦闘神によって侵入を拒まれる。
【花と神の庭園】
死んだ魂の九割強がここで安らかに眠り、解けて無くなる。ここに流れ着かず、意識があるものだけが、次の選択が可能となる。選考基準は神に寄って異なる。
【遺物】
支配魔力、支配能力、もしくは特別の権能を有するものの総称。なぜ”遺”物なのか、それはあらゆるものが生まれた瞬間に「過去」となるからである。
〈設定付加〉
セグレトは某呪いの廻戦の術式。某神楽の蜂の妖術
マギエナは呪力。玄力。そんなイメージ
文字化け失礼




