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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。

零霊録

作者:じじ子
 悪、怨、呪縛。これらは霊。

 精、祖、守護。これらも霊。

────

 とある大企業の社長就任お披露目パーティーで、在家(ありいえ)留加(るか)はくたびれたジャージ姿の男と出会う。
 何故誰も格好について咎めないのだろうか。
 という微妙な違和感とともに会見は始まり、何故か社長は日の目を見ることすらなく、その日の新聞も「自動車メーカーの不正発覚!」というショッキングな出来事が全紙の大見出しを飾って終わった。

「あの!」

 これらは全て、ひとりの男が企てたこと。
 もちろん常人には難しい。不正の証拠ひとつ集めるのだって簡単ではないのだ。

「お疲れ、ちゃんと見てくれてた?」

 つまり、たったひとりでやり遂げてしまったという事実が、男がそんじょそこらの一般人ではないという何よりの証明になるわけで。
 もちろん、そんなことなど露知らずの留加は己の好奇心のままに問う。

「答えてください」

 絶対に関わってはならないタイプの人間に自ら進んで足を踏み入れるなど、馬鹿者以外の何物でもない。
 こんな間抜けなプロローグで始まる人生の結末も、きっと間抜けな終わり方だろう、きっと。
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2024/10/12 21:09
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