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R:メルヘンなおばけやしき  作者: stardom64
第四章 深夜の 幽霊列車

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食堂車

⑦貨物室


 がさっ

貨物室から響く、大きな音。

「おいっ、まただ。何か、音聞こえなかったか。」

と貨物室の前で警護する兵士。

「さあ?御貴族様のペットか何かだろ。」

「にしてはさわがしくないか。」

ガタガタとドアノブの音。


「猛獣でもいるのか?」

「おい、乗務員に連絡して、中見せてもらえ、猛獣でもいたらかなわん。」


△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 ふふふふふっ。

たくさん積まれた貨物の中から聞こえる声。

荷物の布から顔を出し双眼鏡で様子をうかがう。


cytdyくphry:;。。

どこからか男の声。


「当然よ。この私に任せれば、ちょちょいのちょいよ。」


「じきに乗務員がここを調べに来るわ。あとはわかってるわね‥。

「じゃ、手はず通りに‥ね?」




⑦食堂車


 パチンパチン。

夕暮れ時。

空が暗くなるのに合わせて点灯するライト。


そして、待ちに待った夕食のアナウンス。


客室から後ろの方の食堂車に移動する私たち。


食堂車の前には行列。


列の最後尾へと並ぶとメニューが渡される。


 なになに。

今日は舌平目のムニエルとデザートは‥


ウナギのゼリー寄せ。


うん、

デザートは‥。




パスかな。


▼△▼△▼△▼△▼△▼△


 ガチャン、ガシャン、ガタン。


厨房に鳴り響く料理の音。

時刻は夕暮れ時。

この時間帯、ここは戦場と化す。


 料理の仕上げに客の誘導、忙しいことこの上ないはずなのだが‥。

 今日は少し違うようだ。

何が違うかってとにかく料理をつくるスピードが速い

いつもののんきな料理長とは思えないスピードだ。


 次々出されるいつもより気合いの入った料理。


 厨房の若いやつがでたから手伝えとは何だったのか。


 あいつ、助っ人でも頼んだのか?


「お兄さん、ビール一個ちょうだい。」

「あいよ。」

 ま、そんな日があってもいいよな。

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