【奥付け】四部登場人物のまとめ
第五作始めました!
「マリー・パスファインダーと望郷の旅路」
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マリー・パスファインダー
主人公。女の子。15歳。身長155cm、髪は栗毛、瞳は碧。
アイビス王国の片田舎ヴィタリス村で生まれ育つ。
船長になって六ヶ月、最近では少しは進路を計算したり直接操帆を指示したり出来るようになって来た。
本人は自分の事を臆病で意気地なしだと思っている。
フレデリク・ヨアキム・グランクヴィスト
マリーが「キャプテンマリーの服」を着て、アイマスクをした状態。声色も作っていて、男として振舞う。
今の所マリーをフレデリクだと見破った人は居るが、フレデリクをマリーだと自力で見破った人は居ない。
今作では理由あって序盤を除きずっとこの姿だった。マリーは最後にはこの服を捨て、二度とフレデリクにはならないようにしようと決めたのだが……
依然として、本人の知らない所で様々な事件を引き起こしている。
■スループ艦フォルコン号乗組員
『不精ひげ』ニック
主に操帆を担当。推定30代後半。
無愛想で無表情、背格好は良いがあまりプライドが無い。怠け癖あり。
本当の名前はたぶんジャック・リグレー。昔レイヴン海軍に居たらしい。
ロイ爺
推定60歳前後。船一番のベテランで長い髭を蓄えている。陽気なおじいさん。
フォルコン号副船長も務めるが、高齢の為当直時間は短めである。
マリーの良き補佐役というポジションだが、最近少し引退を意識している。
『太っちょ』アレク
推定27歳。二つ名の通り小太りだが太っちょと呼ばれるのが嫌いでない。
マリー、カイヴァーンと食いしん坊トリオを結成している。
船では特に商取引や測量を担当。戦闘時はロイ爺と一緒に留守番。
オークのウラド
外見のモデルはスカイリムのオーク。青黒い肌に下顎から大きな牙の生えた強面だが、イケボで紳士である。
勤勉で法令順守意識も高く、暴力嫌いで温厚。今作では地元に近い場所が舞台になった事もあり、通訳としても活躍した。
アイリ・フェヌグリーク
28歳(断定)。元白金魔法商会の商会長。魔法使い。魔法の船酔い知らずの服を作れるが、戦いや争いが嫌いで魔法の平和利用にこだわる。
作中唯一のマリーを叱れる人。そのせいでいつも小言を言っているキャラになってしまった事には作者も胸を痛めている。本来はしっかり者のマリーより余程心配なふわふわしたお姉さんである。
ナームヴァルのカイヴァーン
浅黒い肌にぼさぼさの黒髪の、フィジカルの強い男の子。元は南大陸北岸を根城とするそこそこの規模の海賊団の跡取りだったらしい。
人見知りだったが今作ではだいぶ船の仲間にも馴染んで来て、スヴァーヌの兄弟相手にはいい兄貴ぶりを演じて来た。マリーを助けるバトル要員。
ぶち君
フォルコン号に居着いているぶち猫。名前をつけそびれたので、皆ぶち君と呼んでいる、ただの猫。
■その他の主な登場人物(第四作での登場順)
◇グラストの友人編
ミゲル
アイビス海軍ボルゾイ号艦長。赤毛に立派なひげの体格のよいおじさん。マリー船長を第一作から高く評価している。陽気で明るい人なのだが今作ではちょっと不遇な役回りだった。
リトルマリー号
人じゃなく船だけどここで。第一作に登場した旧式船で、マリーの父フォルコンの形見の帆船。第一作のラストでアイビス国王に召し上げられた。その代わりに貸して貰ったのが今のマリー達の乗艦、フォルコン号である。
シビル・ル・ヴォー
アイビス海軍タミア号艦長。金髪でそんなに背の高くない、マリーに初見で18歳と見積もられる程童顔のお兄さん軍人。本当は25歳である。この男のためにマリーはグラスト港の内外を走り回る事になった。
セルジョ・ラッセン
回航中だったリトルマリー号の艦長。威厳のあるおじいさん。勅任艦長という艦長の中でもちょっと偉い階級の艦長らしい。
ジュネスト
海軍の港湾司令官。船ではなく設備の方を担当する偉い人。威厳のあるマッチョなおじいさん。立場上皆の前では厳しい態度を取り続けていたが、フォルコン号の船出の時には派手に男泣きしていた。
風紀兵団
国王直属の治安組織。合言葉は「風紀ある市井」
様々な特権を持ち国中に現れ在来の治安組織の頭上を越えて活動する。しかし給料は出ない。
団員は皆揃いの鎧兜を着けていて外見では個体を識別出来ない。マリーは団員個人の事も「風紀兵団」と呼んでいるので、時々紛らわしい。
ユロー枢機卿
マリーの見立てでは40歳前後、細身で眼光穏やかな人。地方郷士の三男で聖職者の道に入っていたが、政治家として頭角を現して来た。グラスト港海難事件の黒幕。マリーに計略を破られたと悟るとすぐに無難な処理に切り替えた。
レオン・オランジュ
第二作後半と第三作冒頭に登場、海兵隊大尉。主な特徴はゴリラにとても良く似ているという事。服は着てます。偉い人にも屈しないタフなナイスガイ。
たまにオランジェになってます、見つけたら教えて下さい。
タイニャック
大柄で厳つい顔にチョビ髭の、グラスト海軍アソシアシオン号の勅任艦長。マリーが倒したゲスピノッサにボロ負けした人らしい。それで降格するまでは艦隊司令官の一人だったようである。
デュマペール中将
アイビス王国グラスト海軍の、半ば封建的な領主であり第一艦隊の提督でもある人物。背はマリーより5cm高い程度。
本作でマリーにもっと船と海軍将兵を大事にしろと罵倒された。オランジュが笑っていたのはまるで立場が逆だからである。普段は海軍将校が市民に、船と船乗りを大事に扱うよう求めているのだ。
名前のモチーフは『三銃士』や『岩窟王』を描いた歴史的大作家です(土下座)
ボルツ
タミア号の航海長。航海長はアイビス海軍では軍人ではない水夫たちのリーダーのこと。
アスラン
タミア号の海尉。こちらは軍人。枢機卿の密命でタミア号をリトルマリー号にぶつけさせた主謀者らしい。俺、この航海が終わったら結婚するんだ……という死亡フラグを立てて物語に臨んだ人。
バラソル
グラスト港の警戒監視塔の士官。アスランの幼馴染。枢機卿の密命をアスランに取り次いだ人。上司のドルサック隊長と共謀し逃走を企てるがマリーに阻止される。
◇幕間の人々
エドワール・エタン・グラナダ
侯爵。推定60歳前後。イケてるおじいちゃん。穏やかで大らかだが前作でマリーがフレデリクと同一人物だと自力で見抜いた侮れない人。単に、おかしいのは他の皆なのかもしれないが。
マクシミリアン・ロヴネル
ストーク海軍提督。長身痩躯の銀髪美男子。内海で騒動を起こし王国を窮地に追い込んだフレデリクという男を捜索する為派兵されたが、元々感じていたレイヴンとの外交関係の違和感とフレデリクの行動の意味が彼の中では合致してしまい、何故かフレデリクに心酔するに至る。
部下に常識人の参謀クロムヴァル、ライオン髭の猛将レンナルト、黒オールバックの知将イェルドが居る。
ブライズ・エイヴォリー
レイヴン海軍ヘッジホグ号艦長。先進的なレイヴン海軍の中にあっても女性の艦長は大変珍しいらしい。金髪。
実直な性格で部下の信頼も厚い評判の美人だが、苦労性で溜息が多い。慢性的な肩凝りに悩んでいる。
ランドルフ・ランベロウ
第二作でフレデリクとファウストに生け捕りにされたレイヴンの高等外務官。エリートで野心家。年齢は恐らく30代。
自分が暗殺しようとしていたハマームの王子に金貨50,000枚で身柄を買い取られ、今は金貨500,000枚と引き換えにレイヴンに返された最高クラスの囚人。
オロフ
第二作のチョイ役でストーク人の流れ者。金髪で身長170cm。
ハマームで商人の用心棒をしていた時にフレデリクの襲撃に遭い職を失うが、その後フレデリクの情報を売りながら旅をしていた所をロヴネルに拾われていた。
本作では給料と賞与を受け取り、ストーク艦隊から立ち去っている。
ランベロウは彼がストーク人でありながらランベロウの手下の商人の屋敷に用心棒として潜んでいた事を根拠に、オロフこそフレデリクの正体だと思い込んでいる。
レイヴンはランベロウから聞き出したオロフの人相を元に手配書を作り、多額の賞金を懸けてその行方を追っている。
イマード
ニスル朝同盟マシュド国の首長。武勇に優れた王として知られているらしい。
マリーを高く評価し、騎士に叙任している。
◇深海からの呼び声編
ヨーナス
12歳。北方のスヴァーヌから来た少年。停泊していたフォルコン号に忍び込もうとしてフレデリクに見つかった。今作は彼と弟エッベの冒険物語とも言える。
両親はフルベンゲンに住み健在、エッベの他にも姉妹が居る模様。
勇敢で素直な少年。作者はもうちょっと容姿を書いてあげるべきだったと思う。
エッベ
10歳。兄と共にフォルコン号に加わり様々な冒険を共にした少年。兄より丸顔という表記だけがあるが、単により小さいので……
男の子は10歳くらいの方がお喋りなんですよね。中学生くらいになるとちょっと口数が減るんですよ。
イプセン
スヴァーヌのコルドンという港町の市長。日本でいう自治体の市長というのとは少し違う存在で、商店街会長くらいの意味合いです。金が無い中でどうにか責任を果たそうと、努力はしていた模様。お調子者。
マイルズ・マカーティ
レイヴン海軍グレイウルフ号艦長。マリーの見立てでは30歳手前、身長は170cmぐらい。口が悪く猜疑心が強く執念深い。
作中で初めてフレデリクに出会った時点で、彼はフレデリクがハマームでのレイヴン外交官誘拐事件の重要参考人である事を知っていた。ただし彼がレイヴンを出航した時点では、フレデリクは生死を問わぬ賞金首にまではなってはいなかった。
本人評ではこのまま子孫を残さずに死ぬのは勿体ない男前らしい。マリーによる容姿についての感想は特にない。
作中唯一、一目でマリーをフレデリクだと見破りそうになった人。ただし彼は逆にマリーを女装したフレデリクだと考えた。
ハロルド
グレイウルフ号副長。他に海兵隊長ワービックなどがグレイウルフ号の名前付きである。
◇極光の英雄譚編
ハイディーン
フルベンゲンの協業会長。身長2m超、マリー曰く顔の面積がマリーの4倍ある、マッチョなおじいさん。
防衛負担金をせびりに来るレイヴンやストークの船を、貧しい猟師のふりをして追い返すのが趣味。しかし今作でストークのフレデリクやレイヴンのマカーティに散々世話になった事で多少反省している模様。
大らかで優しい人物。
エレーヌ
青灰色の瞳と白金色の毛並を持つ狼の血を引くそり犬。雌。名前はアイビスあたりのお嬢様っぽい名前という事でつけられた。マリーの事が気に入らず前脚で叩くなどして抵抗していたが、結局マリーの冒険に巻き込まれた。
ルードルフ・ルッドマン
憂い顔の騎士。歳は70近い。ブラスデン市国はペール海(地球のバルト海相当)南岸のどこかの設定。市国は彼が現役であった頃はストークやファルケに対し独立を保っていた。高名な名将らしく武勇も老いてなお十人の海賊を一人で倒す程。死に場を求めるような巡礼の旅の中でフレデリクに出会い、改心してもう暫く人々の為に働く事にした模様。
ボリス
ヨーナスとエッベの父。冬場は外洋に近い前線基地で海獣の狩猟管理をしている。兄弟の母でボリスの妻がアネッテ、他にも何人か子供が居る。
フェアシュタンデン
ドラゴン。
彼等には初めて遭った人間に言われた言葉を自分の名前にする風習がある。彼等は他の生き物、特に人間が自分達をどう思っているか良く知っており、人前に姿を現す事を恐れる。一方で彼等は好奇心旺盛で、自ら一を聞いて百を知る種族だと言う通り、自分の想像力だけで先の先まで早合点して、そう思い込む癖がある。
マリーやルードルフは知らなかったが、伝説の生物である彼等の遺物は何でも高額で取り引きされるという。
◇白銀の分岐点編
ファウスト・フラビオ・イノセンツィ
長身痩躯の金髪美男子だがマリーの中でのあだ名はニコニコめがね爆弾おじさん。サイクロプス号船長。金貨30,000枚の賞金を掛けられた大海賊。
第二作でマリーに命を救われたりフレデリクに襲撃されたりランベロウの生け捕りに協力したりした。前作では学者として本を出版していた事も判明。
ロビンクラフトという偽名があり、船の方もホワイトアロー号という偽名がある。
リゲル
ファウストの部下。スカーフェイスで強面の絵に描いたような海賊。
ロゼッタ
ファウストの部下。マリーは何故海賊船に乗っているのか解らない色白の美人と評価。リゲルとは夫婦だったらしい。
ヴィクトル・アナニエフ
ここまでの物語の随所にぼんやりと現れていた『刺青だらけで髭に導火線を編み込んだ怒りっぽい身長2mのギョロ目の大男』が具象化したもの……ではなく、極北海を含む海域で操業していた網元にして海賊。かなり老けて見えるが37歳、独身。
非常に大柄だが身軽でフレデリクを追い掛けてマストに登り、ロープでマストからマストへ飛び移るなどの軽業も見せた。
本来はそんなヘナチョコではないはずだったのだが、戦闘直前に頭に受けていた砲丸のせいでフレデリクの軽い打撃でも脳震盪を起こし三度のダウンを奪われる。
豪快そのものに見える外見とは裏腹にデリケートな一面もあり、誘拐予定の公爵令嬢の為に船長室を乙女チックに改装していた。
マリー・レンネフェルト
10歳。祖父は先代のストーク王の弟で公爵だったが政争と謀反により一家は離散、最終的に彼女は母の実家に仕える衛士ペッテルの娘という事にされ、スヴァーヌの辺境に隠れ住んでいた。今作では雪山で一人凍死寸前だった所をフレデリクに救われる。
そんな数奇な運命を辿った割には、明るく素直な少女である。
フレデリクの正体が女の子である事は聞かされたが、マリー・パスファインダーという名前は知らない。
ペッテル
マリー・レンネフェルトの父親代わりをしていた衛士。マリー公女は二年前、お前の父は本当は公爵の嫡男ではなくペッテルであり、母も違う女性なのだと告げられ、母方の実家から追放されたのである。
ゲスピノッサ
金貨8,000枚の賞金首でアイビスの追討艦隊を撃退するなど南大陸西岸の裏社会で勢力を誇る奴隷商人だったが、第二作でマリーが指揮するハバリーナ号のトゥーヴァー海賊団などに敗れ捕縛された。
第三作で囚人として護送されている途中に船を乗っ取り自由を得たが、再びマリーとフォルコン号に出遭ってしまい、敗北を予知してただ一人泰西洋に飛び込んで逃亡していた。
今作では海賊として再起を図る為、わざわざ知り合いの居ない北洋を選び新米水夫として私掠船に乗り込んでいたのだが、そこでまたしてもフォルコン号に出遭ってしまう。
ネイホフ
ゲスピノッサが正体を隠して乗り込んでいた私掠船バーグホンド号の船長。ゲスピノッサの実力を見抜きあっさりと船長職を譲り、結果的に船と仲間を救った能力は只者ではない。
◇後始末編
グレーゲル
ストーク王国の騎士。マリー公女ともより幼い頃から面識があったらしい。
エイギル
ストーク王国の宰相。レイヴンへの対処に苦しんでいた。
シーグリッド
ストーク王国王女。15歳。少々お転婆だが他国でも噂になる程の美少女だという。政治的には複雑な関係にあったマリー公女とも仲が良かった。
ダグラス
レイヴン王国の外交特使。国に妻と四人の子供が居るらしい。
■その他の人物
フォルコン・パスファインダー
マリーの実の父。40歳前後。
マリーが船乗りになる事になった元凶。第一作冒頭では死んだ事になっていたが、第二作でマリーとの対面を果たした。
第二作での本人の自白によれば、10年前に知り合ったアイリと婚約したが、重婚になるので黙って逃亡したという。
ニーナ
マリーの実の母でフォルコンの妻だったが、10年前に娘を置いて家を出て行った。本編未登場。
ヨハン・トライダー
アイビス王国の勲爵士。身長185cm前後、濃い目の金髪。
第一作、第二作では風紀兵団の一員として活動していたが、第三作で「マリー・パスファインダーを地獄から救い出す為に」出奔。今作では出て来なかった。




