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僕は祖父の後継者に選ばれました。  作者: きのしたえいと
2, 相坂しとらの殺人容疑
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06, 七倉さんの頼み事(扉絵.イラスト/よしの)

挿絵(By みてみん)

イラスト/よしの(http://www.pixiv.net/member.php?id=557648)

 この町には、にわかには信じられないような、不思議な能力を使う一族が生き残っている。


 僕がそのことを実感したのは、触れただけで鍵を開けてしまうという、七倉さんというクラスメートのおかげだった。

 七倉さんは見るからに清楚なお嬢様で、実は、この町がまだ村だった頃から、このあたりの地域の最有力者だった七倉本家の娘だ。

 実は、新聞の経済欄を見ると七倉さんの正体がすぐにわかる。七倉さんの実家は、この地方では名の通った大企業を経営する名家だ。

 グループ企業の人事は七倉家が占めている。現会長は七倉さんの祖父で、社長は七倉さんの実の父親。つまり、七倉さんは正真正銘のお嬢様というわけなんだ。


 七倉さんの家は住宅街から外れた田園地帯のなかにある、屋敷と呼んでふさわしいくらいに大きな家だ。どうしてそんなことを知っているかと言えば、ある週末に好奇心に負けた僕は自転車で見に行ったからだ。

 もちろん七倉さんには内緒で。

 僕はこっそりと七倉さんの家を見に行って、母屋と離れが別れている家を久しぶりに目にしたし、倉も3つあるのを数えた。いくら広いお屋敷に住んでいるからといえ、倉が3つもあるというのは明らかに多いのだけれど、多すぎるほどの倉は七倉さんの能力に関わっているんだ。


 七倉さんは、触れただけで鍵を開けられる能力を持っている。

 以前、僕はその能力にかかわる七倉さんの秘密を聞いてしまったのだけれど、その七倉さんですら、僕が祖父から託された鍵の掛かった箱は開けられなかった。

 七倉さんは、僕が思っていたよりもそのことがショックだったみたいだ。

 ただ、七倉さんによれば、今は開けられない祖父の箱の鍵も、鍵の掛けられた理由さえ分かれば開けられるらしい。それを聞いたとき、僕は祖父の箱に魔力めいたものでもあるのかと思って尋ねると、七倉さんはすんなりと頷いた。


「見て分かるものは分かります。同族なら確実に。そうでないと困るという面もあります。七倉家の鍵は、七倉の血を引く女性が預かっていたことをお話ししましたけれど、それは七倉家の子孫なら誰もが倉を開けられることも意味しています。七倉本家ですら、七倉の力を使える人間は数世代に1人しか現れません。現代は私ひとりです。でも、分家も合わせればいつの時代でも何人かは力の使い手がいます。過去には、七倉家の中から鍵を開けることで悪事を働こうとした人間もいましたが、七倉家の人間なら、それが身内の犯行なのか外部の犯行なのかが分かるようになっています。内部の人間だと分かれば、あとは力を持つ人間をひとりずつ調べれば犯人は分かります」

「なるほど……」


 七倉さんの親戚はとても多いらしく、七倉さん以外にも力を使える親戚の女性がいる。その親戚だって開けられないはずの鍵を開けられるわけだ。

 けれども、七倉さんにはそれが七倉家の誰かが開けたのか、単純にピッキングされたかは見分けがつくらしい。


「でも、あの箱に誰が鍵を掛けたのかまでは分からない?」

「そこまでは……。ただ、この性質は七倉の力だけに適用されるわけではありませんから、鍵を開けられるひとを捜すのは、思っているよりも簡単になるかもしれません。あの箱に鍵をかけたひとの、一族の誰かに見てもらえば、力の正体が分かるわけですから。力の正体さえ分かれば、私が開けられます」

「つまり、あの箱に鍵を掛けたひとの子孫か親戚に、あの箱を見てもらえばいいってことだね」

「はい、聡一郎さんの箱は70年も前からあるそうですから、箱に鍵を掛けた方はもう亡くなっているかもしれません。でも、その人と力の繋がりがあるひとに見てもらえば、きっと分かるはずです」


 僕はそれで随分と気が楽になった。

 もっとも、入学してからの1か月は、自転車の鍵を紛失した2日間の、七倉さんとその力にまつわる一件があったくらいで過ぎてしまった。

 僕は、七倉さんという、七倉家のお嬢様にして鍵開けの能力者を見つけ出すことはできたのだけど、祖父の箱を開けることに関してはそれ以上の進展はなかった。

 百か日までの期限はもう半分近くが過ぎていて、僕はだんだんと祖父の遺言を叶えられるかどうか心配になってきた。

 けれども、七倉さんは僕を安心させるようにこんな提案をしてくれた。


「私、これでも能力のことは詳しいつもりですから、高校内で不思議な能力を使っている生徒が見つかったら、司くんにお教えします。でも、すぐに分かってしまうほど頻繁に能力を使っているひとはそう多くありませんから、期待しすぎないでくださいね。それに、私も怪しい生徒を見つけることはできますけど、どんな能力かまでは分かりませんから……」


 七倉さんはとても謙遜しているように見えたけど、実際、能力というのは傍目にはそう簡単には分からないようになっているみたいだった。七倉さんの能力も,

意識していなければ気づかれない能力だ。


「ひと目で分からない能力でしたら、また司くんの推理をあてにしないといけないかもしれませんね」

「だから僕にはそんな能力はないって!」


 七倉さんは僕に関して勘違いしているふうがあって、買いかぶっていると言っていい。

 たしかに、七倉さんみたいな可愛い女の子が親身に接してくれることはとても嬉しいのだけれど、正直なところを言えば、その期待に添えるような自信はこれっぽっちもなかった。

 ただ、僕は七倉さんが放課後になるといつもどこかへ出て行く習慣があって、何か捜し物をしていることを知っている。

 それは僕と七倉さんが出会った日も同じで、七倉さんは夕方の5時前になるまで校内を歩き回っているみたいだった。

 七倉さんはそれを敢えて僕には言わないでいたのだけど、僕も七倉さんの行動が全く気にならないといえばそうでもない。結局、僕はある日、七倉さんと会うために図書室に足を向けた。


 僕がそんな行動に出たのには理由もあって、それは七倉さんの親切にちょっとだけ負い目のようなものを感じ始めていたからなんだ。

 入学してすぐの頃、僕は祖父の鍵を開けられるひとを捜すことを目的としていたのだけれど、それは七倉さんと出会ったことで達成されてしまった。

 祖父の箱を開けることに対して、七倉さんは喜んで協力を申し出てくれたけれど、それは七倉さんのボランティアみたいなものだ。そのうえ、祖父の箱の鍵を掛けた一族を捜してもらってまでいる。何の見返りもなく。

 たしかに、彼女は少しだけ世間知らずなんじゃないかと思うところがある。話しかければ笑顔で応じてくれるし、他人のために自分の労力を惜しまない。

 でも、僕はそれに甘えたくはなかった。


 図書室に来たといっても、それ自体には明確な目的があったわけではなかった。だから僕は歴史小説でも読もうかとも思ったけれど、結局は本棚の片隅にあった郷土史を繰ることに決めた。

 それは、この高校の近くに住んでいる歴史家が書いた一冊で、高校周辺の歴史だけが書かれてた専門書だった。

 けれども、とても狭い地域に限定しているおかげで、僕はその本の中に最近よく目にする名字を見つけることができた。

 それは、七倉さんの家に関する記述だった。本には七倉家の成り立ちが書いてあった。


 七倉家は、古くより豪家として繁栄した一族だった。祖先は都から下向した貴族だったらしいけれど、やがてこの地域に土着し、開拓にも参加している。

 時が流れ、世の中が安定して商業が発達すると、金融業にも進出した。

 けれども、七倉の一族が得意としたのはお金の貸し借りではなくて、むしろ金品の保管だったという。


 七倉家は不思議な一族だった。

 ときおり、七倉家の当主として女性の名前が見られること、何百年ものあいだ繁栄を続けていること、戦乱の際にも七倉家だけは常にその被害を免れてきたことなど――よく読んでみると、ありえないような奇跡を何度も繰り返し起こしていることが分かった。


「私の能力、どう思いますか?」


 いつの間にそうしていたのか、七倉さんが僕の肩越しに郷土史を覗き込んでいた。べつに七倉さんに秘密にしていたわけではないけれど、急に話しかけられたら驚くしかない。


「どうしたんですか? 司くん、いつもは早く帰られるのに」

「まあそうなんだけど――」


 僕は七倉さんに尋ねられて、それにどう答えるべきか困ることに気がついた。七倉さんに会いに来た、なんて言いにくいったら仕方ない。

 でも、七倉さんは僕がどう取り繕うか考えるよりも前に、声を抑えて笑った。


「司くんが、私が捜し物をしていることに気づいたのは、初めて出会ったときからですよね?」

「ええと……そうだね、七倉さんが夕方5時前に校内にいる理由と、僕が捜し物をしていることにすぐに思い至った理由を考えると、七倉さん自身も捜し物をしていると考えるのが自然なんだ。それに、あのとき、僕よりも後に教室に入って僕の鞄があることを確認している――、それも七倉さん自身が鞄を置いて何かを捜し回っていたんじゃないかと思った」

「はい、それで正解です。やっぱり、司くんは私の見込んだとおりのひとです」


 また墓穴を掘ってしまったみたいだ。僕はいつか七倉さんの中で僕の評価が暴落しないか不安になりながらも、今度こそ七倉さんに尋ねることにした。


「七倉さんは、いったい何を捜しているの?」

「その話、聞いていただけますか?」


 もちろん僕は頷いた。七倉さんには能力者を捜してもらっているから、七倉さんの役に立てるようなことなら手伝いたかった。

 それはほんのささやかなお返しのつもりだったけれど、七倉さんは僕の申し出にとても喜んだ。


「司くんに捜してもらえればきっと見つかります!」


 まだ内容も聞いていないのにそれは持ち上げすぎのような気がする。

 でも、七倉さんの捜し物は彼女にとっては大切なもののようだ。七倉さんは声を抑えて言った。


「私が捜しているものは、私の姉の手がかりです」


 僕は七倉さんに姉妹がいるなんて聞いていなかった。

 七倉さんも僕の意外な様子に気づいたんだろう。


「いえ、姉といっても直接的な血のつながりはありません。私のきょうだいは弟がひとりいるだけです。ただし、姉の名字は私と同じ七倉――つまり、私と同じ鍵開けの能力をもつ、もっとも年齢の近い七倉分家のお姉さんです。歳は私よりも10ほど上。誕生日を迎えていなければ、今は25歳だと思います」

「思いますってどういうこと?」

「もう10年も会っていません。お姉さん――楓さんは七倉の血を引いていましたが、血縁でいえばかなり遠かったのです。七倉本家ともあまり繋がりはありませんでした。そもそも、楓さんは倉に閉じ込められて能力があることが分かったのではなくて、ほんの偶然でしたし……。七倉家も、全ての家がずっとこの町で暮らしていくわけではありませんから」


 それは僕にもすぐに理解できた。

 そもそも、本家が分家のことを全て分かっているなんてことがおかしいくらいなんだ。七倉さんは特別な能力を持っているし、ずっと繁栄してきた名家だから、一族が寄り添って暮らしている。

 それでも、分家の中には他の地域に移るひとが出てくるだろうし、むしろそれが普通なんだ。僕だって、祖父の元を離れてこの町から遠く離れた場所に暮らしていたわけだし。


「楓さんは町内に住んでいたわけではありませんでしたが、この高校に通っていました。七倉本家と楓さんが関わったのは、先代の能力者――当時はまだ健在だった曾祖父の妹が楓さんに能力のことを教えたからです。楓さんは私と同じ能力を持っていましたから、歳は離れていましたが、本当の姉妹のように可愛がってくれました。けれど、10年前、楓さんはこの町を離れてしまいました。詳しい事情は分かりません。本家には言わずに――というよりも、おそらくごくふつうの転居でしたから、自然と移られたんです」


 たぶん、七倉さんも楓さんの転居先を調べたのだろう。

 けれども、この町よりも都市部であれば、もう近所の人ですら転居先を知らなくてもおかしくない。楓さんはまるで幻のように消えてしまった。10年前の七倉さんには、楓さんの転居先を調べる能力はなかっただろうし、10年が経った今では調べるのは難しいだろう。

 七倉さんは、記憶のひとかけらを掬いあげるように、目を落としてひとつひとつ思い出すように話を続けた。


「当時の私はまだ小学生になる前でした。ですから、当時のことはあまり多くを覚えているわけではありません。でも、楓さんは能力についていいことばかりではないと何度も言っていたように思います。問題を起こしたこともあると。楓さんは物静かなひとでしたから、それがとても苦痛だったみたいです」


 七倉さんが物静かだと表現するなら、きっととても落ち着いた人だったんだろう。

 そんな人が特殊な能力を持ったら、思い詰めてしまいそうだ。まだ幼かったとはいえ、七倉さんは楓さんの貴重な話し相手だったのかもしれない。

 七倉さんは「楓さんも大変だったと思います」と前置きしてからこんなことを言った。


「前に七倉の家と鍵の歴史を少しだけお話ししました。昔は、鍵といえばほとんど倉だけにあるようなものでした。薄い木戸に鍵をかけたところで、破ってしまえばいいだけですし、そもそも鍵が不要だったようです。けれども今は違います。家の扉は金属に変わって鍵が取り付けられましたし、電子機器には暗証番号という鍵があります。指紋、声紋など――鍵の種類も数も際限なく増えていきます。そんな時代の中で、私の能力は危険なものだと思いませんか?」


 僕はそれに対して何も言うことができなかった。

 七倉さんの能力は、紛失した自転車の鍵の代わりになるだけのものではないのだ。その能力の強さがどのくらいなのかは分からないけれど、もし制約が無いとすれば、その気になれば企業や国の秘密までも盗み出すことができる。

 その力の強さは、七倉家の歴史を見ても明らかだ。

 長い時代の流れを乗り切れたのも、普通ならば使い物にならないような複雑な鍵でも、一瞬で開錠してしまえる能力のためなんだから。


「七倉の力を持つ楓さんよりも上の世代は、もう高齢ですから、扉の鍵を不用意に開けないようにする程度で済みました。けれども、私と楓さんは、七倉の力が歴史上でもっとも効果を発揮する時代に生まれてきました。だから、私は楓さんの考えていたことをできる限り理解したいと思っています」


 七倉さんは、思い詰めたような表情のまま続けた。


「楓さんは、時々私たちにしか開けられないような複雑な鍵を作ってくれました。私がひとには言えないことを抱えていたとき、その鍵の掛かった箱に手紙を書いて入れたんです。聡一郎さんの話に似ていますね。でも、その箱は楓さんと私の間でしか扱えないような、七倉の力同士のやりとりでした。楓さんは時々言いました。『菜摘が早く高校生になってくれたらもっと一緒に居られるのにね』と。当時の私も分かっていました。楓さんは私の手紙をいつも読んでくれましたが、楓さんは私に本心を書いた手紙を送っていなかった。当然です。高校生が感じた悩みを五歳の私が理解できるわけがありません。でも、ひょっとしたら、この高校のどこかに楓さんが高校生になった私のために書いた手紙があるのではないかと――そう思っています」

「10年も経っているけど、楓さんの手紙があると思うの?」


 七倉さんは慎重に頷いた。


「根拠はありません。ただ、直感はあります。おかしな話だと思いますが、何かがあるような気がするんです」


 僕はそれを切って捨てることはできなかった。能力者としての直感。それは僕には理解できないものだけれど、存在しておかしくないものだと思う。


「あってほしい、という願望だということは分かっています。ただ、せめて手がかりだけでもあればいいんです。それも、楓さんの性格のせいか、それとも途中で転校されたせいか、まるで見つかりませんが……」


 僕は少し考えてから言った。


「ひょっとして、祖父の箱も七倉さんに近い能力のひとが鍵を掛けたのかな」

「そうですね。同じ鍵にまつわる能力の持ち主ですから、私の能力にもかなり近いはずです。だからあの箱の鍵も開けられると思っています。そして、おそらく大切な意味があるとも思います」

「七倉さんと楓さんの関係と同じように、だね」

「はい、とても大切なものです」


 僕は今さらだけど祖父の箱が大事なものだと悟った。あの箱を処分しようと言ったときに、叔伯父たちが猛反対したのもよく分かる。

 たぶん、祖父はその箱の大切さを父や叔伯父たちに伝えていたんだろう。けれども、その本当の意味は伝えられなかった。ただ、ほんの少しの残滓みたいな記憶が、叔伯父たちには残っていたのかもしれない。もっとも、司家ではほとんど消えかけていた記憶だ。

 でも、七倉さんは今でもその箱の意味をしっかりと受け継いでいる……、だからこそ、僕にも協力してくれるのだろう。


「ですから、もし楓さんの手がかりになるような物事に思い至ったら、ぜひ私に教えてほしいんです。もちろんお礼はいたしますし、私も司くんの役に立つように頑張りますから」


 当然だけど、僕は二つ返事で頷いた。

 僕は七倉さんの世話になっている。僕自身は能力に関わることなんて何ひとつ知識がないといっていい。七倉さんがいなければ、僕は祖父の箱の意味を全く知ることはできなかっただろうし、百か日までに箱を開けることは確実に不可能だった。

 だから僕が七倉さんを手助けするのは当然だったのだけれど、七倉さんは、ここが図書室だということも忘れて「ありがとうございます!」と声をあげて僕の手を握った。


「明日も放課後、図書室に来て待っていて下さい。箱のことでお話しすることができましたから」

「また何か調べておいてくれたんだ」

「はい、予定がありましたか?」


 もちろん僕には予定なんてないから、すぐに頷いて、その日は七倉さんと下校した。

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