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そろそろ人物紹介とか書こうかな…。
自分が混乱するから。
爬虫類が嫌いな人、かなりソフトにはしましたが、ニーアが蛇に触ります。
嫌悪感を感じる方はここでバックしてください。
《王宮よりは小さめの、それでも広い離宮の長い鶯張りの廊下を考え事をしながら仕事を終えたニーアはキッチンに向かう。》
《決して立て付けが悪いから床が鳴るのではなく、そう音が出るように魔法をニーアがかけたからだ。防犯用に。》
《この離宮、実は王宮よりも数多くの防犯用魔法が仕掛けられていて、並みの間者は勿論、上級者でも難攻不落な離宮だったりする。ニーアの兄達曰く、「国の中でも特に安全、もしかしたら世界一安全な場所」らしい。》
《廊下だけでなく、各部屋にも色々仕掛けを施している。しかも侵入者撃退用魔法が発動すると術者のニーアは直ぐに感知できる優れた防犯システムだ。》
《勿論魔法以外の仕掛けもあり、例え防犯用魔法を解いたとしても……解りますよね?》
《そんな説明をしているとキッチンの手前まで来ていた。そこからでも食欲をそそる匂いがした。》
「(何だかいい匂いがする。しかもとても懐かしい……、コレは………)」
どうやらナナの料理は成功したらしい。この匂いの限りでは…。少し不安だかがいつまでもここに居ても仕方がないので腹を括ってキッチンに入ると、
「( ̄▽ ̄;)!」
こんな顔してお玉を持ちながら何かを追いかけていた…。……何をやってんだよ…。
「……何でお玉……」
他に何て言えばいいんだよ…俺はツッコミじゃないんだ、出来るか!!
じゃなくて、何でお玉持って追いかけてんだよ。もっと違うだろ…
「そこはフライパンだろ。」
「!Σ( ̄□ ̄;)ナルホドその手があったか!!」
《モウヤダこの二人。何でそうなるのさ》
半分は冗談だろ。何納得してんだよ。ナルホドじゃないだろ。って、おい、真に受けてフライパン出してくるなよ。
《ナナの今の装備は右手にお玉、左手にフライパン、どこから出したかエプロン。キッチンに合っている格好だが、その目線の先はコンロでも、まな板でもなくキッチンの隅っこから少しだけ見えている蛇らしきの尻尾の先っちょ。ハタから見ると食材を狩るどこぞのハンターに見えなくもない。》
料理は出来上がっているのに何やってんだよ…。大方蛇がキッチンに居るからか?
「で?何かあったよ。この騒ぎ?は。」
「ニーアさん大変ですよ、事件です!」
「だから!何?」
「蛇が居たんです。」
「で?そのお玉とフライパンで撃退すんのか?」
「違いますよ!そんな無謀な事しませんよ。このキッチンからご退室してもらうんですよ。」
退室も何も、お前が怖くて出てこれない様にしか見えない…。
「その蛇はそのままにして、昼飯にしないか?」
「あの蛇毒とか持ってないですよね?毒蛇って凄く攻撃的だって聞きますし…」
こいつ、蛇が苦手なのか?確かに女性の大半は蛇とか手足がないニョロニョロした生き物が苦手だって言うしな…。
「苦手なのか蛇。」
《聞かれたナナは右手に持つお玉でフライパンを小さくコンコン叩きながら答えた》
「いえ、苦手って訳じゃないですけど…なんかその蛇嫌な予感がして…このままキッチンに居たら良くない気が…。」
歯切れの悪い言い方だな。
「………どんな感じだ?」
《ニーアはさっきまでの呆れた顔から真剣な顔になり聞いた。》
「どんな?…………何かに見られているような…?」
《ナナがそう言った瞬間、未だにキッチンの隅っこに隠れて居た蛇の近くに行き…[ガシッ]っと尻尾を豪快に素手で掴むと力一杯[グイッ]っと蛇を引き摺り出した。顔に似合わず男らしい…。》
俺が蛇をひっ掴み引き摺り出した時ナナの顔が「(・_・)」な顔で笑えた…。
それにしてもこの蛇、かなり巧妙に監視魔法がかかっていた。ナナが違和感に気づかなかったらヤバかった。ホント、ナナの危機察知能力はウソじゃなかったんだな…。
にしても、どうしてこの蛇は離宮に入って来れたんだ?まさかこの蛇自身が監視魔法にかかっている自覚がないからか?……誰かに邪心がある者、魔法をかけられた者をターゲットに指定していたが………、コレは改良の余地が有りそうだな。
《ナナが「(・_・)」な顔で失神寸前になっている間も、ニーアは離宮にかけた防犯用魔法について考えていた……勿論右手には少々ぐったりした深緑の蛇を掴んだままで。》
「……はっ!…ニーアさん、その蛇やけにぐったりしてますよ!強く絞め過ぎですってば!
Σ( ̄□ ̄;)」
「あっ…………一応、回復魔法でもかけておくか……大丈夫だよな?」
「……多分」
《きっと蛇が話す事が出来たなら「大丈夫じゃ無い!!」と言っただろう。》
あの後、その蛇にかけられていた魔法を解いてぐったりしていたので回復魔法もかけた。まぁさ、ぐったりしたのは俺のせいなんだけど…。
「少し冷めたけど…大丈夫ですかね…。私が騒いだのか原因なんですが…。温めますか?」
「気にすんな。温めるなら簡単な魔法教えるから…。それと、さっきのあの蛇だけどな…」
《話し始めながらキッチンの端に置いてあるソファーの上で寝ている蛇を指差しながら説明を始めた。》
「じゃあ、あの蛇は誰かからの刺客なんですが?」
・・・
「あぁ。だが、あの蛇は自覚がなかった、アレは白だろう。ホラ、秋刀魚温めたぞ。」
「あの蛇は自覚がなかった?普通は自覚があるんですか?あっ、どうも。便利ですねその魔法。」
《焼いた秋刀魚やその他のおかずを温めながら説明をする。蛇は眠ったまま動かない。》
「普通、自分に了承ナシに魔法をかけられた場合は何らかの違和感があるものなんだ。感覚で言えば着たくもない窮屈な服を無理矢理着せられる感じだな。」
「その口振りだと、何だか自分がかかった事があるみたいですよ。あっ、そこの醤油取ってください。」
「ん、ホラよ。この煮物旨いな……。」
「自信作なんですよソレ♪実は隠し味をちょと入れたんですよ。」
《「美味しくて良かった~」と笑いながら話した。》
「……何も聞かないのか?」
「聞いても良いのなら。それにニーアさん聞いても言わないでしょ?」
《「なら、別に聞かないですよ。」とさらりと言ったナナは秋刀魚の骨を取る事に集中し始めた。秋刀魚骨って細かくて食べても大丈夫そうだけどこの前、喉に刺さっちゃったよ…。》
《聞こえない事をいいことに、話しに関係無い事を言わない!! 読者様が混乱しますよ。》
以外だな。こいつならノリで聞いてくるかと思った。一応空気読んだのか…。
別に話したくない訳ではないが、今後の事を考えると話しておいて損はないかも。
「…あぁ、あるぞ。10歳の時。お前も気を付けろよ。」
「!Σ( ̄□ ̄;)」
「…だからなんだよその顔は。」
「いやいや、女性に向かってそれは酷いですって。何でそんなスッパリ話すんですか…シリアス展開だと思ったのに…」
「シリアス?お前にはシリアス何て無理だろ。精々シリアルぐらいだろ。」
「ちょっ、シリアル?何でシリアル!? 私には朝食位しかないって意味分かんないですよ!」
「あぁそうそう、明日から護身術や魔法の特訓だから覚悟するように。」
「唐突過ぎですよ。それに明日からって一日じゃ終わらないですよね~?」
《ニーアはニヤリと黒い笑みを浮かべながらあっけらかんと》
「当たり前だろ。身に付かないと終わるわけ無いだろ。それと特訓終わるまで外出禁止な。」
「orz」
「(^_^)」
《この後、ナナは骨を取り終えた秋刀魚を食べながら、「やっぱり秋刀魚は醤油が合いますね…」と現実逃避をしながら食べ終え異世界初日を終えてしまった。》
《つまりは、後片付けして部屋に戻ってそのまま寝てしまったんだよ。》
《服がしわくちゃになって後悔するのは次にの日の朝だったってワケだよ。》
~次回予告~
やっと料理を作るとこが出来たナナ。これから色んな料理を作るため街で買い物をするかと思いきや、ニーアのある一言で軟禁状態に…。
「何も知らない、自分の身も守れないヤツがそんな簡単に街に行けるとでも思ってたのか? 常識と護身術覚えるまで外出禁止!!」
「マジでかΣ(゜Д゜)」
前途多難なニーアとの特訓。そして明かされる異世界人チート説。
「つまり、私は魔力が膨大な量だと?」
「そうだ。あの二人よりも魔力だけは有るな。魔力だけは。」
「今二度言った…」
一体ナナは特訓に何日掛かるのか……。
「勘弁してくれ……。(ー_ー;)」
次回、「魔法はイメージが大事、なら厨ニは最強?」をお送りしたいです。
これから投稿ペースがどんどん落ちていきます。
この小説見てる人が居るか謎だけど完結だけはさせます。いつになるか分からないけど…。




