9.5話「博士!黄之瀬 喜緑だ!」
こんばんわ。
那祢です。
こんかいは博士の心情を。
博士何を思う?
またあとがきで!
私の名前は黄之瀬 喜緑。
人呼んでイケメン博士・・・・・呼ばれたい叔父様さ。
好きなものはもちのろん特撮!
ヒーローがすかさずやってきて周りの雑魚をばっさばさなぎ倒して戦うのが好きだ。
主人公一人で敵と戦うってのも嫌いじゃないぜ?
男のロマンだからね。
一流の大学の機械科から出て仕事で始めたのが大都会東京でヒーローの変身道具を作る会社だった。
目的は最近出始めた怪人や悪党をやっつける戦士を沢山作る為の製造工場。
まだ世界がヒーローや戦隊の激戦区じゃなかったのでのんびり働いていたんだが。
そんなものを作れば気が付く奴もいる。
そう怪人たちだ。
悪者たちに狙われてしまい工場は半壊。
大切なデーターを持ち帰られてしまうことになった。
悪の結社はあの工場で作られた武器に対応できる怪人の製造を開始。
このことがのち、ヒーローと怪人の戦力を変えられてしまうことになるのだが。
それは誰も想像していなかっただろう。
さて話を戻そう。
で、私が作ったシャインダーはそれとは違うエネルギー系列を組んだヒーローである。
ファーム戦士シャインダー。
そうこれは農家の方から依頼されたヒーローだった。
田植えがつらい。
腰が痛い。
昆虫が嫌い。
など結構人気の少なかった職業、農家。
そこで地元戦士こと、ご当地ヒーローを作ってほしいって依頼が私に来た。
美味しいご飯をたまにおすそ分けしてもらってるので農家さんの依頼にすぐに決行。
最近、各県に悪い奴が出没しているので退治できる機能を盛り合わせたら・・・・・・
シャインダー、彼らが出来たんだ。
雑草や収穫された野菜を楽々拭きぬく力。
田植え時で泥の中でもスムーズに移動できる行動速度。
蜂や蛇にかまれても全然平気な防御力。
野菜カットに仕える超電導ナイフ。
大きな丸太も楽々真っ二つのチェーンソード。
鶏小屋のねじ回しやくぎ打ちも出来る秘密の仕掛けが付いたスーパーインパクト。
などどんどん新しい武器も追加して作っている。
「ああ、私って天才・・・・・」
って思っていた時がありました。
失敗はただ一つ。
人員を間違えてしまった事。
最初の試作品スーツは農家のお爺さんに貸し渡した。
喜んで着てもらったんだけど・・・・・
気にってしまい返してもらえなかった。
しかも耳が遠いのか緊急で呼んでもやってこない。
まったくお年寄りは。
二人目は緑村草次。
J〇に勤めていて農機具のセールスをしてくれる頼れる女の子。
小さい頃はお兄さんと結婚するって言ってたんだけどな。
現実はおっさんキモイ、ウザい言われる始末。
でも緊急時は一番に来てくれるまじめな子。
そこが可愛いんですけどね。
三人目は黄之本栖祇菜。
親戚の子だ。
引きこもり体質を何とかしてほしいと彼女の両親に頼まれ作ったんだけど。
全然やる気が無くてね。
スーパーの派遣だっけ?
それだけはしっかり言ってる様子。
彼女も呼べば・・・・・高確率で来るよ。
あと紹介がまだなのは紅井と桃子か。
「私はあいつら嫌いだからな。」
四人目の紅井は農家のボンボンで果実園を何個も経営している御曹司の息子だ。
お金でものを言わすタイプであまりにも無知。
そのため楽観的な気分屋さんで呼んでも自分の用事が終わるまで駆け付けない。
まさに迷惑者だ。
この間の草次ちゃんがお呼び出しを注意したら
「まあ、何とかなったんでしょ?うちのグリーン、弱くねえしー。でも・・・・・おや?君って男っぽい髪型だけどよく見ると顔、可愛いね。今度飯でもどう?」
とナンパする始末。
「いや草次ちゃんは渡さんが!」
あと桃子こと桃山薫子。
県内で有名なお嬢様らしくTVに出ているらしい。
職業は芸能人、女優って言ってたな。
テレビ見ないから私は知らんがな。
自分に得があることは行動するが興味ないことは一切しない。
野良猫みたいなやつだ。
しかも注意をすると逆切れ。
何でこいつにスーツを渡してしまったのか。
こいつら二人が持っているには訳がある。
このシャインダー基地は紅井の家と桃山の家から資金を補助されてできている。
その時、紅井パパと桃山パパに約束を作られたのである。
彼らにシャインダースーツを提供すると。
自分の息子、娘がヒーローになれば株が上がるって思ったんだろう。
「あーあ。」
あの時、こいつ等の意見を聞かないで自分ちを改造して作ればよかったな。
反省。
でだ、ここから本題だ。
草次ちゃんに恋人ができた・・・・・・・らしい。
これは私の従妹の口から聞いた話だから確実だ。
しかもどうやら怪人にぞっこんラブらしい。
これは許せんね!
その怪人を見つけて排除しなければ!
「おじさん許しませんよ!」
そんな正義のヒーローと怪人のみだらな関係なんて!
・・・・・・・・
良いことを思いついたぞ!?
そいつを私の作ったシャインダーで倒したらどうだ?
紅井は女好きだから駄目だ。
なら桃山と従妹に任せればいいさ。
博士はそう言うと一人研究室へ向かう。
デスクに大きな図面を広げ新たな武器を制作開始する。
「これさえできれば・・・・ふっふっふっ・・・・・」
何時間も。
何日も。
完成するまで続けるのであった。
やはり彼も曲者でした。
怪人はどうなるのか?
桃子とは?
またよろしくお願いします。
那祢でした。




