表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/84

臨時休業3〜いいからとにかく逮捕だ〜

兵士二人がクロウリーの手を両側から捻り上げる。クロウリーは苦悶の表情を浮かべながら身を捩るが、その必死の抵抗も虚しく、完全に拘束されてしまった。


「た、逮捕って……」


あまりの暴挙に声が震える。

これはドッキリや遊びじゃない。荒々しい振る舞いをする兵士達の目は、本物だった。

大人しく話を聞いてくれる連中でないことは一目見て分かった。


「これ以上、話す必要はない。引き上げるぞ」


クロウリーを拘束している兵士の一人が事務的にそう言った。

このままだと何も分からぬままクロウリーが連れて行かれてしまう。


「待って!」


慌てて駆け寄ったが、兵士に阻まれ、彼には指一本触れることができなかった。

兵士に連れられたクロウリーと、どんどん距離が離れていく。

なんとかして、引き止めなきゃ行けないのに。近付くのも困難になっていく。


何かしなきゃ。ピンチを打ち破る、何かを。


クロウリーとは距離がある。直接助けるのは無理そう。

一番近くにあるものは、裁断用のハサミ。

そして、おそらく女だからという理由で油断して、私に背中を向けて撤退準備をしている兵士。


目には目を。歯には歯を。暴挙には暴挙を。


もはや、考えている余裕はない。

素早くハサミを手に取り、油断した兵士をヘッドロックして顎に刃先を向けた。


「待てと言っとるじゃろがい!」


なるべくドスを効かせて凄む。腕の中で兵士がひぃ、と情けない声を上げた。



面白いと思ったら評価・ブックマークして頂けると嬉しいです!

厳しい意見も受け止めて改善していきたいので、どしどし評価ください!

皆さんのリアクションが生きる糧になってます!

気合いを入れて続編を書きたいので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ