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スポーツブラ8〜離れて分かる、親のありがたみ〜

ここまでの経緯をリリア様に伝えると、迷走っぷりに気が滅入ってきた。


「なるほど分かりました」


リリア様は逆に不安になるほどきっぱりと言い切った。本当に分かってるのかな。


「かなめさんには謝らなければなりませんね。私が普段からしっかり親孝行をしていれば、こんなことにはならなかったはずですから」

「それはまぁ、はい……」


メイド達も「リリア様が親孝行するのは珍しい」というニュアンスのことを言っていたし、やんわりと肯定する。

しかしその割にはクララ夫人やジュペリエール伯爵との関係性は悪くなさそうに見える。

というか、むしろ過剰なくらい愛されているような気もする。貴族あるあるなんだろうか。


リリア様は芝居が勝った口調で自分語りモードに突入し始めた。


「私ったら、少々猪突猛進なところがありまして。自分の事に全力投球いいますか……良くみなさまからは『いつも一生懸命生きているね』と応援されるくらいでした」

「それめちゃくちゃ馬鹿にされてますよ」


いけない。つい本音が。

リリア様はガーンと分かりやすくショックを受けていた。


「そうなんですか?私はてっきり褒め言葉かと……」


素直過ぎるけど、そういうところが悪役令嬢なのに嫌われない理由なのかもしれない。


「なので、親にプレゼントなどしたこともありませんでした。しかし……恥ずかしながら、親元を離れてようやく親のありがたみが分かりました」


なんだか上京したての大学生みたいだな。

中身は悪役令嬢の癖に。

でも、確かに私もそうだった。そのありがたみに近くにいるときはどうして気付けないんだろう。

つい過去の自分を思い浮かべてしまう。


「部屋は散らかり放題、食事も偏りまくりの毎日で最初の頃はストレスでニキビが出来るほどでした」


さらりと爆弾発言が出てきた。

にきびは一回できるとなかなか治らない体質なので、スキンケアに苦労していたこともある。。お願いだから、健康管理はそっちでも頑張ってほしい。


「今は無事回復してますのでご安心を」


うん。それなら、まぁいいか。

本筋からだいぶ逸れてしまった。


「今回は、作っていただかなくて結構です。先ほども申し上げた通り、元はと言えば私のせいでもあります。お母様へのプレゼントは私が用意しますので」


まさかの展開に、私は思わず目を見開いた。

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