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ステータス

俺たちは今皇帝の前にいる。


「ではもう一度いう。お主らに魔王を倒してほしいのだ」

「それはどうしてでしょうか?」


 質問を出したのは秋山だ。


「それは今わしらの国は魔王軍に攻められているのだ。このままだと小さな村や町が魔王軍に人々が殺されてしまうのだ」

「わかりました!!俺が人々を助けます」

「おお、本当か!」

「はい!」


 秋山光輝はそう言うと俺たちの方へ振り返って頭を下げてきた。


「みんな、すまない俺はこの国の人達を助けたいと思っている。その為にはみんな力が必要だ。お願いだ、手伝ってくれ」

「お前が人助けをするなんて言うのは今更だろ」

「そうね、私は秋山君を手伝うわ」


「では決まったようだな。ならばステータスと言ってみよ、称号に勇者と書かれてるはずだ」


 皇帝の言葉を聞きクラスメイトは続々とステータスと呟き始めた。


「あっ、俺でした!」


 勇者の称号が書かれていたのはやはり秋山光輝だった。


「さっさすが秋山だな!」

「でも、俺でいいのかな」

「秋山以外に誰が勇者に適任なんだよ!」

「そうだよ!秋山くん以外にいないよ!」


 少し心配気味になっていた秋山をクラスメイトは励まし、その言葉を聞き秋山は徐々にやる気に満ちた顔になった。


 俺は秋山のステータスを鑑定してみた。


【名前】秋山正人

【種族】人族

【性別】男【年齢】16歳

【レベル】1

【称号】勇者 異世界人  (テンプレ勇者)神により隠蔽中

【HP】200

【MP】200

【攻撃力】200

【魔攻力】200

【防御力】200

【魔防力】200

【俊敏力】200


固有スキル:限界突破 聖剣召喚


スキル

身体強化 剣術Lv1 鑑定 アイテムボックス 異世界言語


魔法

火魔法Lv1 水魔法Lv1 土魔法Lv1 光魔法Lv1


【加護】 剣神の加護


 だった。

昨日読んだ本によるとこのステータスはかなり強い様だ。

ちなみに、この世界の平均はこれだ。


 少し心配気味になっていた秋山をクラスメイトは励まし、その言葉を聞き秋山は徐々にやる気に満ちた顔になった。


 俺は秋山のステータスを鑑定してみた。


【名前】[]

【種族】人族

【性別】[]【年齢】[]歳

【レベル】1

【称号】勇者 異世界人

【HP】100

【MP】50

【攻撃力】60

【魔攻力】60

【防御力】40

【魔防力】60

【俊敏力】50


固有スキル:無し~1つ


スキル

1~3つ


魔法

1~2魔法Lv1


【加護】 無し~1つ


だ。


だからかなり強いことがわかる。


俺もステータスをみてみる。

『ステータス』



【名前】神夜光輝

【種族】神族

【性別】男【年齢】16歳

【レベル】測定不能

【称号】最強 人にして神域に入った者 神々に認められし者 神になりし者 戦いを極めし者 魔を極めし者 転移者

【HP】∞

【MP】∞

【攻撃力】測定不能

【魔攻力】測定不能

【防御力】測定不能

【魔防力】測定不能

【俊敏力】測定不能


固有スキル:創造 不老不死 神化 魔眼LvMAX 無限の成長 略奪



スキル:完全隠蔽 絶対鑑定 無限収納(アイテムボックス) 盤上の地図ボードマップロックオン 魔ノ衣 隠密(極) 覇気LvMAX 殺気LvMAX 分身 感覚強化(極) 潜水 全言語理解 経験値100倍 必要経験値1/100 超絶再生 索敵(極) 魔力支配 即死無効 スキル無効 全魔法無効 物理攻撃無効 瞬間記憶 完全記憶 完璧料理 全状態異常無効 無詠唱 並列思考 瞬間判断 武芸の極み 魔の極み 無音 無臭 従魔(テイム) 偽装  リミッター


魔法

獄炎魔法LvMAX 炎神魔法LvMAX 水神魔法LvMAX 氷神魔法LvMAX 自然魔法LvMAX 風神魔法LvMAX 雷神魔法LvMAX 聖神魔法LvMAX 邪神魔法LvMAX 龍神魔法LvMAX 重力魔法LvMAX 時空魔法LvMAX 破壊魔法LvMAX 治癒魔法LvMAX 宇宙魔法LvMAX 即死魔法LvMAX 複合魔法LvMAX 消滅魔法LvMAX 血液魔法LvMAX 影魔法LvMAX 結界魔法LvMAX



【加護】  全神の加護


わぉ。武器もだけどステータスもチートだな。てか何だよ、HP∞って死なないのかよ。って思ったら固有スキルに不老不死って有ったわ。

「確認出来た様だな。では『ステータスオープン』と言ってくれ。」

『『『『『『ステータスオープン』』』』』』

「おお。凄いなオール200とは。他も100越えだ」

(さすがにこのステータスを見せるのはヤバイよな。偽装するか。)


で、偽装したステータスがこれだ。

【名前】神夜光輝

【種族】人族

【性別】男【年齢】16歳

【レベル】測定不能

【称号】転移者

【HP】150

【MP】120

【攻撃力】60

【魔攻力】110

【防御力】50

【魔防力】110

【俊敏力】90



スキル:鑑定Lv1 アイテムボックス 異世界言語理解


魔法

火魔法Lv1  水魔法Lv1



【加護】 魔法神の加護


意外といい感じだと思う。

「後はお前だけだ。見せてみろ。」

『ステータスオープン』

【名前】神夜光輝

【種族】人族

【性別】男【年齢】16歳

【レベル】測定不能

【称号】転移者

【HP】150

【MP】120

【攻撃力】60

【魔攻力】110

【防御力】50

【魔防力】110

【俊敏力】90



スキル:鑑定Lv1 アイテムボックス 異世界言語理解


魔法

火魔法Lv1  水魔法Lv1



【加護】 魔法神の加護

「これは。」

(こいつは他より弱い。こっそり消すか。)

「もういいぞ。」

(そうだ。)

「すみません、皇帝様。一つ聞いてもいいですか?」

「む、なんだ」

「俺たちは元の世界に帰れるんですか?」


 俺の言葉を聞きクラスメイトのハッとしと表情をした。


「そ、そう言えばそうだよ!俺たち帰れるのかよ!」

「そうよ!そこはどうなのよ!!」


 クラスメイトの声を聞き皇帝や貴族たちは少し顔が暗くなり、その表情を見た瞬間みんなが不安を抱き始めた。


「すまない、帰還が出来るのは魔王を倒したらなのだ」


 皇帝の言葉で帰れると知ったクラスメイトは希望を持った顔をした。


「ではこれから勇者たちには訓練をしてもらう!強くなって魔王を討伐してくれ!」

『はい!』


 とクラスメイトは元気よく返事をし兵士に連れられ訓練場に行った。

 訓練場には一人の男が立っていた。


「俺の名前はクラウス・レフト。この帝国の騎士団長をしていてお前たちを強くするものだ!ではさっそくこの訓練場を20周だ!」


 一周500mはしそうな訓練場を俺たちは20周走らされた。

 俺は余裕が全然あったが余り目立ちたくなかったので終了は真ん中ぐらいにした。一位はもちろん秋山だ。

 その後も木剣を持たされ1000回素振りと終わったあとは腕立て伏せと腹筋を二百回と言われた時はみんなが絶望のような顔をしていた。

 訓練が終わり残りは自主練と言われたのがクラスメイトはみんなヘロヘロで帰って行き、太陽はまだ空の上にあったので俺は一人でこの広い空間でいつものメニューの二倍の量をしていた。

 修行が終わったあと部屋に戻り中でも出来る修行を行った。

 翌日俺たちは魔法の練習をやりにまた訓練場に来た。


「これからあなた達の魔法の先生をやらせて頂きますルーチェス・クロールと言います」


 彼女は自己紹介を終えたあと魔法の使い方の説明に入った。

 内容は魔力が体の中にあるということを感じとりそれを動かすのが魔力操作だということで、魔力操作ができるようになると魔法が使えるという。

 そこでルーチェス先生は俺たちの前でお手本として魔法を使った。


『我が魔力よ、火の姿となりて、我が手に集え、火球(ファイアーボール)!』

すると先生の手のひらから火の玉が現れた。


「うわぁ〜」

「綺麗だな」

「私も使ってみたい!」


 初めての魔法を見たクラスメイトは感動していた。

 まぁ、俺も初めて魔法を見せられた時は同じように感じたな。


「この程度のことならすぐにあなた達も使えるわよ」


 先生の言葉を聞きクラスメイトはすぐに魔力操作の練習をするため集中し始めた。

 俺はもう出来るので練習をしているふりをした。

 それから数十分後、一人が詠唱を始めるとその者の手のひらから火の玉が現れた。


「うわぁ!」

「さすが光輝くんだね!」

「あぁ、やっぱり勇者はすげぇな!」


 と初めての魔法を成功させた秋山をクラスメイトは羨ましそうに見て練習に励んでいた。

 翌日もそのまた翌日も魔法と接近戦の訓練を二週間行いどっちに向いているか先生達に教えられ言われた方に練習を重ねていった。

 そんなある日俺たちは王様に呼ばれ王のいる間に行きこう言われた。


「お主たちには明日ダンジョンに向かってもらう」


今日はこれで終わりです。

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