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こんな神様の作りし世界  作者: カズ
第0章 プロローグ
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女神様の最終手段

リアル仕事で更新が毎日できない…その分週末頑張ります。

よし!やった!ラッキー!ひとつだけまだ滅亡してない星があった!しかも文明が芽生えてるぽい!しかもこの星には魔素がある!


魔素があるって事は精霊の力も強いはず!マナを精霊に渡せば効率的に生態系を復活させる事が出来るはずだ。


でもこの星…人々は残された資源を奪い合い争いが続いている。大地のマナは残り少なく、植物も枯れかけ、おまけに既に滅亡した汚れた魂がこの星に流れ込み魔物として発生している。このままだと滅びるのは時間の問題だ。すぐにでも応急処置をしなければヤバい。


『えーっと…こんな時まずは各大地の精霊にコンタクトをとってマナを渡す…いやそれより勇者を選定して神託を与え戦いを終わらせるのが先かな?そしたら魔物への対抗手段になるし…いやでもそれだと時間が掛かりすぎるかも…私の今の残された力で同時に2つやっちゃったらどっちも中途半端な感じになる可能性も…』


そう私の力はそう残されていない。情けない話だが両方は現実的に無理だ。


冷静にやるべき事の過程と結果をまとめると

①大地にマナを注ぐ→その土地の命が活性化し、生態系が復活する。

②勇者を選定し神託を渡す→戦争の早期集結。さらには魔物への対策になり、英雄となれば私への信仰を集めてくれる伝道師になる可能性もある。

③魔物への対策として聖獣を作り出す→魔物は命を食らうだけで何も生み出さない厄介な存在。対抗手段として勇者だけでは弱い。聖獣を作れば一気に殲滅できるしその後の世界の管理も任せられる。

④勇者とは別に神託を与える巫女を選定→①~③をするために信仰を集める必要がある。私の言葉をスムーズに浸透させる影響力のある者を選ぶ必要がある。


う~ん…こうして考えるとどれも結構時間が掛かる…その間に私の力が底をつく可能性もあるし、先にこの世界が滅びる可能性もある。


この中だと①と④は急務なんだけど②も早々に手を打ちたい…


信仰を早急に集め力を取り戻し、同時に大地にマナを注げるだけ注いで食料問題を解決。速攻で戦争を集結させ、一致団結して魔物を殲滅…



あれをやるしか無いか…


神の最後の手段。禁じ手中の禁じ手。


もうこれやったら他の神連中に恥ずかしくって飲み会の席で超笑われるくらいの最終手段!


もはや恥も外聞もありませんしね!そんな事言ってられないし!


『よし!ちょっくら降臨しちゃいますか!!』

やっとプロローグが終わり、次回から本編です!

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