らびぱん-Rabbi Pun
有名私立高校に勤務するも、勤務早々から女生徒への猥褻行為が見つかり、懲戒免職という厳しい処罰で職を失いどんよりとした毎日を過ごしていた恒河沙男28歳はある日、旧友の無量井数大29歳の他力によって、彼が校長を勤める小岩川中学校に国語教師としてあっさり赴任する。しかし、そこには沙男の創造を遙かに超えるような出来事がまっていて、ましてやどさくさの中、廃部しかけの世にも奇妙な女子ボクシング部の顧問を成り行きで引き受けるが、それこそが彼の命とりであり、彼の特殊なエム体質MMMが活性化するきっかけになるのだった。