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九十二話

 年が明けて一月ほど経って世間はお正月ムードから普段の日常へと変わり少し経った今日この頃。まだまだ寒さは厳しく毎日かじかんだ手を擦りながら開店準備をしている日々だ。そんな中透香からある話が持ち込まれた。そう、あれは休みの日に暖房に当たりながらゴロゴロしていた時だ。

「拓真さん。今お時間よろしいでしょうか?」

「んっ。大丈夫ですよ」

「去年に拓真さんが出演された『黄昏時に見る夢は真実か』は覚えていらっしゃいますか?」

「はい。覚えていますよ。というよりも忘れたくても忘れられないほど俺の中では大きな出来事でしたし」

「実は監督の三島さんから拓真さんと私に話したい事があると連絡が来まして、時間を取って欲しいという事なのですがいつ頃がよろしいでしょうか?」

「できればお休みの日が良いですが、無理そうなら平日の午後からなら時間を取れます。ですがお店の開店準備があるので三時間くらいになってしまいますが」

「私もどういう内容か聞いていないので万が一時間が掛かった場合を考慮して休日希望と伝えておきます」

「よろしくお願いします。でもどういった話なんでしょうね?主演の透香だけならまだしも俺まで同席するとなると全く読めません」

「私も同じです。ですが悪い話ではないと思いますよ。あっ、あとおそらくドラマ関係の話なので念のためお母様にも来てもらう予定でいます」

「明美さんも来られるのですね。それは心強いです」

「久し振りに拓真さんとお会いできるとお母様も喜んでいましたよ」

「それは嬉しいですね。年が明けてから会えていませんでしたし話が弾みそうだなぁ」

「ふふっ。では今話した内容で予定を組んで進めていきますね」

「よろしくお願いします」

 というような話があってその後関係者のスケジュールを調整して日程が決められたという感じだ。そして迎えた打ち合わせ当日。いつもよりも少し早めに起きてスーツに着替えて出掛ける準備を整える。普段だったら昼前に雪音達が家に来るのだが今日は前述したとおり打ち合わせがあるので夕方から来てもらう事になっている。

 鏡の前で身嗜みを確認してから必要な物を詰め込んだ鞄を持ち家を出る。目的地まではタクシーで移動するのだが途中で透香の家によって拾ってから二人で向かう流れだ。

 ――車内で透香と雑談しながら移動していたらあっという間に着いたのでタクシーから降りて受付へと向かう。テレビ局に来るのなんて初めてなのでついきょろきょろしてしまう。田舎者みたいで恥ずかしいがもう二度と来る機会が無いかもしれないので目に焼き付けておかなければ。多少の恥はかき捨てだ。

 そんな俺の様子を微笑ましい表情を浮かべながら透香見ていたが、受付に着いた途端に表情を切り替えてキリっとした顔で受付嬢と話している。少しすると二人分の入場許可証を貰って来たのでそれを首からぶら下げて十五階にある会議室へと移動する。

 ワンフロアがかなり広く、通路も少し入り組んでいる為一人だと迷いそうだな思いつつ会議室についたので中に入るとすでに俺たち以外の人達が全員揃っていたので慌てて挨拶をする。

「遅れてしまってすみません」

「予定時刻までまだ十分以上も余裕がありますので遅刻ではありませんよ。私達が早く来過ぎただけですのでお気になさらずに」

「ですが皆様をお待たせしてしまったのは事実なので改めてすみませんでした」

「もう、本当に拓真さんは礼儀正しい方ですね。そういう所も素敵ですし、好感が持てます」

「明美さん。有難うございます」

「それでは全員揃いましたし始めましょうか」

 明美さんの言葉を皮切りに話し合いが始まった。最初は初めて会う人も多いので自己紹介と挨拶からをしていく。俺達側は透香、俺、透香の母親である明美さん。相手側は監督の三島さん、脚本家の方、テレビ局の制作局局長、副社長、社長という錚々たる面々で驚きと同時に委縮してしまう。俺の場違い感が半端じゃないし、本当にこの場に居ていいのか疑問だよ。そんな不安を抱えつつも三島さんが話し出したので姿勢を正して聞くことにする。

「本日はお忙しい中お集まり頂き誠に有難うございます。本日皆様にお越しいただいたのは『黄昏時に見る夢は真実か』のスピンオフ作品制作の企画についてお話しする為です。有難い事に視聴者の皆様から大変ご好評を頂いて、視聴率も歴代最高を記録いたしました。また、海外でも放送されて人気を博しています。それらを踏まえてこの度スピンオフ作品の企画を立ち上げる事となりました」

「あの、質問よろしいでしょうか?」

「はい。何でもお聞き下さい」

「一般的には人気作品の場合正当続編を制作すると思うのですが、何故スピンオフ作品を制作する事になったのでしょうか?」

「それは佐藤さんが演じた役が大変人気であり、視聴者の方々から佐藤さんを主役にした作品を作って欲しいという要望が寄せられたからです。商業的視点から見ても必ず利益を上げられるので続編を作るよりもスピンオフを作った方が良いという判断から決定しました」

「そうなのですね。質問に答えて頂き有難うございました」

 普通要望があったからと言ってそれじゃあ制作しますとはならないだろう。それこそ日本王国の六割以上の視聴者が要望を出すとか、放送されている海外からも制作して欲しいと言われるとかじゃないと無理だろう。それと商業的にも利益を上げられると言っていたが一話しか出演しなかった俺が主役の作品でどれだけの利益を望めるのだろうか?俺としては普通に透香が主役の続編を作った方が良い結果を出せると考えるのだが……。あれこれと考えを巡らせていると三島さんが話し出したので耳を傾ける。

「本件は企画の初期段階であり大枠しか決まっていないのですが、主役の佐藤さんに出演してもらえないと意味が無いのでまずはお話を聞いてもらって判断を仰ごうと思いましてお話をさせて頂いています」

「前回は透香との一種の遊びの延長で演じたものが放送されたのでこちらとしてもあまり気負うことなく役を演じることが出来ました。ですが、主役となると話が変わってきます。役者経験は一切ありませんし、そもそも芸能事務所に所属すらしていません。何か問題が起きた際に対応できませんし、芸能界のルールも分からない上に事務所からのサポート等も受けられないので私もテレビ局側も相応のリスクを背負う事になってしまいます。――率直に申し上げますが、私ではなく実績と経験を積まれた役者さんに演じてもらった方がよろしいかと思います」

 真面目な話ずぶの素人を起用して成功した作品なんて皆無だからな。映画、ドラマ、アニメなどの映像作品でプロを起用せずに人気や話題性だけで演者を選んだ結果爆死した作品は吐いて捨てるほどある。棒読み、ぎこちない演技、他の役者さんとの演技力の差等々挙げればキリがないほど欠点が沢山あるし、何より見ていて不快感が半端じゃない。異物が一ついるだけでどれだけ優れた作品も一気に駄作へと成り下がってしまう。だからこそ俺ではなくプロを起用した方が良いと言ったのだが果たして結果は思わぬものとなった。

「佐藤さんが仰られた内容については私の方でお答えさせて頂きますがよろしいでしょう?」

「はい。構いません」

「まず役者経験が無いという点ですが、撮影が始まる前に演技指導を受けて頂きたいと思っております。期間は佐藤さんのスケジュール次第になってしまいますが半年~一年ほどとみています。次に芸能事務所に所属していない件については佐藤さんがお望みの事務所に入所できるよう私どもで手を回しますのでご心配はいらないかと。最後に主演を他の役者にお願いするというのは事実上不可能です。理由と致しましては引き受けてくれる人が居ません。男性の役者は佐藤さん以外おりませんし、なによりあの役は他の人では演じることが非常に難しいので代役を立てるというのは現実的では無いです。また、どのような事情があろうと役者変更はファンの方から総攻撃を受ける事は間違いありませんし、私どもとしても倒産するようなリスクは負いたくないというのが本音です」

 テレビ局社長から完璧な返答をされてしまってぐうの音も出ません。俺が懸念した事は全て織り込み済みという訳か。ここまでサポートされているのであれば断る理由がほとんどなくなってしまう。一年間演技指導をみっちりと受ければ多少は見られるものになっているだろうし、なにより人気若手女優の透香がいるんだし色々教えて貰えば更に良くなるのではないだろうか。残す問題はどの事務所に所属するかだな。男性俳優なんて世界に俺しかいないので果たして受け入れてくれる所があるのか……。

 そんな内心の心配を見透かしたように透香の母親――明美さんが口を開く。

「拓真さんさえよければ私の事務所に入りませんか?透香も所属していますし、知っている人がいる方が何かと安心できると思いますしね。それに宮前家は代々芸能一家として歴史を刻んでいるので業界に顔も利きますし、相応の権力もありますので万が一トラブルがあった場合でも迅速に対処、解決出来ますよ」

「確かに透香や明美さんが居るなら安心できますね。ですが私のような素人が入所しても良いのでしょうか?事務所の看板に泥を塗るような事態になる可能性もありますし、他の所属している女優の方達も面白くないのでは?」

「誰でも最初は素人ですしこれからお勉強していけばいいだけですので大丈夫ですよ。事務所としても拓真さんは既に知名度、人気共に世界有数ですのでそのような方が所属していただけるなら大歓迎です。あとは他の所属女優についてですが拓真さんの非公式ファンクラブに入っている者もおりますし、反対される事はありませんのでご安心下さい」

「そういう事でしたら是非入所させて下さい」

「分かりました。では契約内容については後日場を設けて話し合いをしましょう」

「はい。よろしくお願い致します」

 こうして芸能事務所に所属することが決定した。今まで雑誌やドラマに少しだけ出ていたがこれからはそういった活動も本格化する事になるだろう。バーテンダー、教師、俳優と三足のわらじを履くことになるが過労で倒れないよう体調管理には今以上に気を付けて日々を過ごしていかないとな。

 しかし俺が居た世界ではしがないバーテンダーだったのに、この世界に来てからは想像も出来なかったことが立て続けに起こっているな。でも新しいことにチャレンジするのは楽しいし、人生は一度きりなんだから何でも挑戦してみるという気持ちは大事だ。チャレンジャー精神をいつまでも忘れずにいたいものだと気持ちを新たにしていると監督の三島さんがコホンと一度区切りを入れてから話をし始める。

「それでは佐藤さんが事務所に所属することが決まりましたし、本格的に企画を進めていってもよろしいでしょうか?」

「はい。よろしくお願いします」

「これからの大まかな流れになりますがスタッフの選定、脚本の執筆、ロケハン等を同時に進めつつ撮影の下準備をしていきます。その後役者の選定やスケジュール調整をしたのちに撮影開始と言う形で進めて行く事になります。撮影開始までには一年ほどかかると思いますが、佐藤さんには色々と確認してもらったり打ち合わせする機会が多いと思いますがよろしくお願いします」

「準備期間で一年という事でしたが実際に撮影はどれだけの期間がかかるのでしょうか?」

「現状では何とも言えません。一般的な撮影期間は半年程なのですが、今回は倍の一年はかかるのではないでしょうか。場合によっては一年半~二年かかるかもしれません」

「そこまでかかる理由をお聞きしてもよろしいですか?」

「佐藤さんは本職でバーテンダーをしていらっしゃるので長時間拘束できないというのが一つ目の理由になります。二つ目は健康面や安全面を考慮して一週間のうち二日~三日ほど撮影に来て頂いて、拘束時間は数時間となるからですね。男性にお仕事をして頂く事自体初めてなのでどういう形が最善なのか今後関係各所と話し合って決めていく予定ですが概ねこういう感じになるのでは予想しております」

 確かに本職があるし、しかも夜の仕事だから日中に撮影となるとかなり制限が出てしまう。そこは大変申し訳ないが三島さんも配慮してくれているので問題ないだろう。あとはここでも男という性別がネックになってしまったか。法律で男性は週に○○日、○○時間の労働を上限とする等と決められている訳ではない。だが、男が働いていたのなんて百数十年前が恐らく最後なので参考にしようにも現在とは世界情勢も労働環境も人々の考え方も何もかも違うから全くあてにならないはずだ。だからこそコンビニのアルバイトみたいな勤務日数と時間を提示してきたのだろう。最終的にはどうなるか分からないが週五日・九時間労働でお願いしますと言っても確実に却下されるのは火を見るよりも明らかだし、非難囂々だろうな。最悪国が動く可能性だってあるのでテレビ局側にお任せするのが一番だろう。

 ある程度考えを頭の中で纏めた所で三島さんに話しかける。

「お答え頂き有難うございます。では私の方は諸々が決まるまでは待っているという形でよろしいでしょうか?」

「はい。決定次第所属事務所の方に連絡いたしますのでそれまではお待ち頂ければと。他に疑問点や不明点はありますでしょうか?」

「いえ、今の所はありません」

「分かりました。――ではこれで打ち合わせを終わりたいと思います。長い間お付き合い頂き有難うございました」

 こうして話し合いは終わった。何とも濃い内容だったし、予想外の話だったので精神的に結構疲れたよ。このまますぐに帰るのはしんどいし申し訳ないが少しの間休ませてもらおう。あぁ、でも喉が渇いたしお茶でも飲みたいな。自販機が近くにあったし買いに行くか。重い腰を上げようとした所で透香が心配そうな表情を浮かべながら声を掛けてきた。

「拓真さん。大分お疲れのようですが大丈夫ですか?」

「あはは……。少し疲れました」

「このまま少しお休みになってから帰りましょうか。あっ、喉は渇いていませんか?」

「丁度自販機に買いに行こうと思っていたので透香の分も買ってきましょうか?」

「それでしたら私が買いに行ってきますので拓真さんはこのまま休んでいて下さい」

「すみませんがよろしくお願いします」

「はい。では行ってきます」

 部屋を出ていく透香を見送ってからふぅと息をつく。なるべく心配させないようにしていたのだが見抜かれてしまったか。相変わらず勘が良いし気遣いの出来る女性だよな。そういう所も好きだし、頼りにさせてもらっているので本当に感謝しかない。今度透香が食べたいと言っていた料理を作ってあげようと思っていると買い物から戻ってきたのでお茶を受け取り一口飲む。ふぅ……やはりお茶は美味い。それにようやく人心地つけたような気がするよ。

「そういえば拓真さんはテレビ局に来るのは初めてなのですか?」

「はい、初めてきました。勝手なイメージで申し訳ないのですがテレビ局ってもっと雑多な感じだと思っていたのですが、凄く綺麗で驚きました」

「撮影所などは大道具や小道具がそこかしこに置かれていますが、テレビ局の場合は各スタジオの保管所に置かれているので通路にまで溢れかえっている事は無いんですよ。あとは外部から来る人が非常に多いので汚かったり、雑然としているとイメージが悪くなってしまいますから」

「その辺りは普通の企業と変わりないという事なんですね。でも通路が迷路みたいに入り組んでいるので慣れない人は迷子になりそうだなとは感じました。かくいう俺も一人だと道に迷うと思うので」

「私も頻繁に局に来るわけではないので時々迷いそうになってしまいます」

「ですよね」

 明美さんと話しつつなんでこんな作りにしたんだろうかと言う疑問が浮かんでくる。オフィスビルとは違うのは理解できるのだが、もっと動線を考えた構造にすれば良いのに思ってしまう。建築家に聞けば納得のいく理由を説明してくれるのだろうが、今はそういうものだと納得するしかないのだろう。

 ――さてと。良い感じに休めて気力体力も少し戻ってきたので帰るとしましょうかね。

「ある程度休めましたしそろそろ帰ろうかと思うのですが明美さんと透香はどうしますか?」

「それじゃあ私達も帰りましょうか。私はこの後事務所に戻って少し仕事しなければいけないので途中で別れる事になりますが、それまでは一緒に帰りましょう」

「分かりました。それでは行きましょうか」

 三人揃って会議室を出て通路を歩いていると少し先の扉が開いてどっと人が出てきたので端に寄って人が通り過ぎるのを待つ事にする。

「丁度撮影が終わったスタジオがあったみたいですね。もう少し待てば人波も落ち着くと思いますのでこのまま待っていましょう」

「分かりまし――あの、透香。みんなジッとこちらの事を見ていて一向に動かないのですが……」

「男性がテレビ局に来るのは初めてなので多分驚いているのだと思います。しかも居るのがあの拓真さんですから尚更ビックリしているのではないでしょうか」

「なんか悪い事をしてしまいましたね。でもエレベーターへ向かう通路はここだけですし、どうしましょうか?」

「暫くすれば我に返って移動するはずなのでもう少し様子を見ましょう。もしそれでも動かないようでしたら私がなんとかしますので」

「その時はお願いします」

 幸いな事に数分で驚きから覚めてさっと道を開けてくれたので小走りでエレベーターまで行き、そのまま入り口まで行き外へと出る。その後は駅まで歩いて行き電車で揺られつつ途中で明美さん別れた後は、自宅まで一直線だ。

「ただいま」

「おかえりなさい。今日はお疲れ様でした」

「透香もお疲れ様でした。今温かい飲み物を用意するので座って待っていて下さい」

「ではお言葉に甘えて座らせて頂きますね」

 今回は珍しくホットココアを淹れてみた。女性たちは結構好んで飲んでいるが俺は随分と久し振りだ。そういえば透香と二人っきりで過ごすのも久し振りだな。雪音達が来るまでの短い時間だが堪能しよう。

「――甘くて美味しいです」

「お口に合ったようで何よりです」

 お互い口数は少ないがまったりとした幸せな時間が流れていく。話をしていなくても居心地が良いと感じられるのは恋人だからと言うのもあるのだろうが、何よりも相性が抜群だからこそだろう。静かな部屋に微かにカップの音や喉を鳴らす音だけが聞こえてくる。そんな落ち着いた雰囲気の中唐突に腕に触れる柔らかい感触が伝わってくる。顔を横に向けてみると透香が俺の腕に抱き着いていたので優しく頭を撫でてあげると嬉しそうに微笑んでくれた。たまに見せるこういう子供っぽい所も可愛いが、腕に当たっている胸の感触は大人を感じさせる。子供と大人の両面を一度に見せられる破壊力は凄まじく、愛おしさで胸が張り裂けそうになってしまうほどだ。

「拓真さん♡」

「んっ」

「……はふぅ。拓真さんとするキスってなんでこんなに幸せなんでしょうか?」

「お互い愛しているからだと思いますよ」

「ふふっ、確かにそうですね。――キスしたら情欲が湧き上がってきてしまったのですが、雪音達もそろそろ来ますし我慢するしかなさそうですね」

「部屋の換気をしてお風呂にも入らないといけませんし流石に時間が足りないのでエッチするのは無理ですが、それだと収まりがつきませんよね?」

「ちょっと厳しいそうです」

「ではお互いが気持ちよくなれて短時間ですませられる方法を取りましょう」

「そんなのがあるのですか?」

「実はあるんです。時間も勿体ないですし早速始めましょうか」

 この後雪音達が来るまで二人で滅茶苦茶気持ちよくなりました。透香は初めての体験だったみたいで想像以上に淫れていたし、満足していたようなので試してみてよかったです。

 本当は詳細に語りたい所だが透香の尊厳を守る為にも秘する事にしましょう。こちらからは以上です。

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