第三十話
時刻は間もなく二十三時に差し掛かろうとしている。この時間帯になるとほとんどお客様の来店は無くのんびり出来るのだが、ここ一月ほどそれが崩れている。別にお客様がいらっしゃるのが嫌という訳では無いし経営者目線でも暇な時間はなるべく無くしたいので有難いのだが、深夜帯に来店するだけでも珍しいのにその頻度が週に三~四回となれば少々気になってしまう。単純にお酒が好きで毎日でも飲みたいという人なら問題無いのだけど、例えば過度なストレスによりお酒を飲んでしまうとか精神的ショックで自棄酒をかっくらっているとかなら結構マズい。バーテンダーがそこまで気にする必要は無いと言われてしまえばそれまでなのだが、足繁く通って下さるお客様を心配するのはある意味俺にとっては当然の事なのだ。
そんな事を考えつつ時計に目をやると丁度二十三時を少し過ぎた辺りだ。そろそろあの人が来る頃かなと思った矢先にカランとドアベルが軽やかな音を鳴らす。
「いらっしゃいませ。こちらのお席にどうぞ」
カウンター席にご案内した後注文を伺うとアンダルシアをオーダーされたので作る事に。アンダルシアはシェリーとブランデーを使用した辛口のカクテルでアルコール度数は三十度以上と高めなのでアルコールが苦手な方や弱い方にはあまりお勧めできないカクテルだ。――作り方は簡単でドライシェリー・ブランデー・ホワイトラムをシェイクすれば出来上がりと言う簡単に作れる品となっている。
なのでサッと作りお客様の前にコースターを置きグラスをそっとコースターの上に載せる。
「お待たせ致しました。アンダルシアでございます」
「有難うございます。……頂きます」
玲瓏たる声が静かなbarに浸透するように広がる。目の前に居る女性こそ先程回想していた際に出た人物であり、ここ一月ほど週三~四回というペースでご来店頂いてるお客様だ。見た目はとても美人だがどこか親近感の湧く雰囲気を持っている。また髪が腰まであり、グレーカラーが強めのアッシュグレイと言う髪色なのでクールな印象を与える。それは服装にも言える事で清楚かつ肌の露出を抑えた格好なので更にクール感が増している。また胸は推定Cカップ位だろうか?かなり華奢な体型なので然もありなんといった所だ。まあおっぱいに貴賤は無いし、大きければ良いと言うものでもない。大事なのは形や色艶、触り心地であり大小なんておまけでしかない。……少し話が逸れたが纏めるとクール系美人と言えるだろう。そしてなにより声が凄く良い。やや低めだが澄んでいて柔らかい声質で彼女の雰囲気にもマッチしているし、何時までも聞いていたいと思えるほど魅力的な声をしている。もしかしたら声優さんなのだろうかと思ったが、流石にこんなハイペースでお酒を飲みには来ないだろうという事ですぐに却下となったのは記憶に新しい。
カウンターで作業をしつつぼんやりと目の前に座る女性――清川千歳さんについて考えていると、若干戸惑いを含んだ声で話しかけられた。
「あの、コップが落ちそうになっていますが大丈夫ですか?」
「えっ?あっ、すみません。少し考え事をしていて気が付きませんでした」
「そうだったんですね。でも、佐藤さんがぼんやりしているなんて珍しいですね」
「お恥ずかしい姿をお見せしてすみません。少し気になる事があってつい考えに耽ってしまいました」
「私でよければお話をお聞きしますよ」
「そうですね……、では少しだけお時間を頂いても宜しいですか?」
「勿論です」
了承の返事を聞いてからここ最近考えていた事を清川さんに聞いてみる事にした。とはいえ、あまり踏み込まずに当たり障りの無い感じで行くべきだろう。
「ここ一月ほど頻繁にご来店頂きとても嬉しいのですが、毎回遅い時間に帰っているので大丈夫かなと思いまして」
「ご心配下さり有難うございます。帰りはタクシーで帰っているので大丈夫ですよ。流石に深夜に一人歩きは怖いので」
「そうですか。そう言う事なら余計な心配でしたね」
「いえ、佐藤さんからそう思って頂けていたと分かっただけで嬉しいです」
優しい微笑みを浮かべながらそういう言葉を言うのはズルいです。本当にこういうさり気無い言葉や表情一つでドキドキするとか俺は中学生かよと思うが、女性と付き合ったことがないからあながち間違いでも無いのがなぁ……。この世界に来て様々なタイプの綺麗な女性と接してきたが未だに慣れないのは俺がチキン野郎なだけなのか、将又女性に対する免疫が身に付かないタイプなのかそれとも別の原因があるのかは分からないが支障があるわけでも無いし当分はこのままでいいのかな?とも思ったりする。
そんな風に自分の中でそれとなく答えを出した所で清川さんが声を掛けてくる。
「あの、実は佐藤さんに相談したい事がありまして。少しお時間を頂いても宜しいでしょうか?」
「お力になれるかは分かりませんが私でよければ是非お聞かせください」
バーテンダーをしているとお客様から様々な相談をされたり、悩みを打ち明けられたりという事が多々ある。男女で対応がある程度変わるがほとんどの場合は誰かに聞いて欲しいだけだったりする。なのでこの時も俺は大した相談では無いだろうと高を括っていたんだがそれがすぐに間違いだったと気付かされる事になる。
「佐藤さんは私を見てどう思いますか?」
「ここ一月ほどの付き合いですがとても綺麗な女性だと思いますし、物腰も柔らかくて人間的にも好感を持てます」
「ふふっ、有難うございます。――佐藤さんにとって私はそのような女性に見えるのですね」
「はい」
「…………実は私が男だったとしたらどうでしょうか?同じような感想を抱きますか?」
「………………」
いきなり突拍子も無い事を言われて一瞬固まってしまう。清川さんは先にも言ったがとても美人な女性だ。どこを見ても男を思わせる部分は無いし、寧ろ非常に女性的である。だからこそ返答に困ってしまうのだが、取り敢えず思った事を言ってみるか。
「仮に清川さんが男性だったとしても私の意見は変わりません。先程も言ったようにとても綺麗な人だと思いますし、物腰も柔らかくて人間的にも好感を持てます」
「そうですか。――あの、これを見て貰っても宜しいでしょうか」
そういって清川さんが取り出したのは小型端末。その画面には戸籍情報が映っている。流石に個人情報を閲覧するのは拙いのでそっと返そうとしたが、彼女の真剣な表情を見て何か理由があるのだと思い覚悟を決めて端末の画面を見る事にした。
上から順に目を通していくが、ある部分で止まってしまう。そこには『性別:男』と書かれていたからだ。余りにも意味が分からず、頭が真っ白になる。だって目の前に居るのはどこからどう見ても女性であり、短い付き合いだが男を感じさせる行動は一度も無かった。それに確りとおっぱいもある。木っと俺の見間違いだろうと一度目を閉じ何度か深呼吸をした後改めて戸籍の性別欄を見る。……そこに記載されているのは『性別:男』という文字。何度も何度も見直したが結果が変わるわけが無く、このまま黙っていても埒が明かないので緊張で震える声で清川さんに問いかける。
「あ、あの。ここに書かれている事は本当なのですか?」
「はい。私の生物学上の性別は男性です」
ガラガラと俺の中で何かが崩れ去る音が耳朶を震わせる。本人の口からハッキリと自分は男だと言われたのだから間違いがあろうはずもない。だが、未だに信じられない気持ちがあるのも確かだ。
「信じられないかもしれませんが、れっきとした事実です。ただ、厳密に男性かと言われるとそうではありません。限りなく女性に近い男性と言えばいいのでしょうか……」
「それは心は女性ですが、肉体は男性という事ですか?」
「うーん……、そう言うのとも違っていまして。――少し長くなりますが私についてお話しますね」
カクテルを一口含んだ後に、清川さんが自身の生い立ちを話し始める。
「私は産まれた時からある病気を患っていました。病名は生成閉塞無精子症と女性ホルモン過剰分泌症候群と言います。生成閉塞無精子症は言葉の通り精子が一切作られない病気で、生涯に渡って子供を作る子が出来ません。また、女性ホルモン過剰分泌症候群は女性ホルモンが過剰に生成・分泌される病気で平均的な男性の約七百倍~八百倍もの女性ホルモンが体内で作られます。どちらも特定難病指定を受けていますが未だに原因の究明・治療法の確立には至っていません」
精子が作られない病気、女性ホルモンが過剰に分泌・生成される病気か。この時点でなんとなく見えてくるものがあるが、黙って清川さんが続きを話すのを待つ事にする。
「出生時診断で二つの病気を持って生まれた事が分かったのですが、この時点で男性として生きて行く事は不可能ですし、また男性としての価値も無いです。せっかく生まれた待望の男児がこの様な欠陥品だったという事で身内は勿論、医師や看護師含めかなり落胆したらしく母親に原因があるのではないかと厳しい言及がなされました。中には何の役にも立たない赤子など今のうちに処分してしまえと言う意見もあったらしいですが、それについては母が断固として拒否したと聞いています」
男女比が一:二百の世界という事を考えればそう言った暴挙に出るのも分からなくもない。このままいけば人類滅亡まっしぐらなのだから。とはいえ理解は出来るが、納得は到底できない。確かに男性としての機能が完全に消滅しているとはいえそれでも未来を担う大切な子供なんだ。大人の都合で生殺を決めて良いわけが無い。
腹の底から沸々と怒りが湧いてくるが、ここで清川さんに愚痴を言うのはお門違いだしそもそも話はまだ終わっていないのだ。最後まで話を聞いてから俺なりに結論を出すべきだろう。
「母の懸命な訴えの結果私の命は続く事になり男性としてではなく女性として育てると言う事で決まりましたが、そこからが大変でした。女性ホルモンの過剰分泌により体調を崩す事が多く、何度も危険な状態に陥りました。幼稚園に入る年齢になると大分良くなりましたがそれでも常に体調には気を使う日々でしたし検査入院も多かったです。また、この年頃では男女の区別が殆ど無いというのも女の子として育てられた私としてはとても楽だったのを覚えています」
確かに幼稚園に通う年だと男女関係なく遊んでいたな。身体的特徴の違いも無いし変に目立つ事も無かっただろうから楽だったと言うのも納得だ。
「それから小学校に上がり高学年になる頃には定期的に病院に行く事もなくなり、体調を崩す事も少なくなりました。と同時にこの時から第二次性徴期が始まり肉体的に大きな変化が表れ始めます。胸が大きくなったり、身体つきが女性らしくなったりという感じですね。本来であれば初潮を迎えたり女性器が発達したりするのですが私には当然ありませんでした」
そこら辺は肉体的には男性なので当然と言えばその通りだが、その年頃だと喉仏が形成されたり骨格も男性らしいゴツゴツした形になったり男性器が発達したりするのだがそう言う目に見える違いが出てくれば問題になるのではないのだろうか?ちょっとその点について聞いてみようか。
「小学校高学年ともなると男女で明確に違いが出てくる年齢です。例えば男の子だったら喉仏が形成されたり、男らしい身体つきになったりと言うような。――清川さんはどうだったのでしょうか?」
「私の場合は生まれながらに女性ホルモンが過剰に分泌されていたので肉体的には七割~八割程女性と同じになっています。主な違いは女性器と子宮の有無ですね。それ以外の肉体を構成する組織は骨格も含めて女性と何ら変わりません。なので喉仏が形成される事もありませんし、男性らしい身体になる事も無いです」
「…………今からお聞きする事はかなり踏み込んだ質問なので無理に答える必要はありません。それを前提に質問させて頂きたいのですが、男性器はあるのでしょうか?」
女性とほぼ変わらない肉体という事は膣や子宮が無いだけでは無く、陰茎もないのではないだろうか?と疑問に思ったのだ。それじゃあおしっこが出来ないじゃないかと一瞬考えたが、女性と同じ位置に尿道があれば問題は無い。今までの話を聞いていてその可能性は決して零ではないのだ。果たして清川さんの返答は如何に。
「明確に男性器と言えるかは難しい所ですが、一応あります」
これはまた判断が難しい返答が来たな。ある事にはあるが普通とは違うのだろう。何が違うかと問われれば分からないと答えるしかないのだが……。
「実際にお見せ出来れば早いのですが、佐藤さんにお見苦しい物をお見せする訳にはいきませんので。ただ女性に近い作りとしか言えません。上手くお答えできなくてすみません」
「いえ、こちらこそ不躾な質問をしてしまい失礼しました」
「とんでもありません。疑問に思って当然だと思いますし」
そう言って貰えて少し助かった。ナイーブな話だし嫌な顔をされても仕方ないと思っていたからこういった反応を返してくれたのは有難い。
「えっと、話の続きですが小学校高学年から身体が明確に変わり始めたのですが、中学生・高校生になるとまた別の問題が出て来まして……。小学校までは身体測定などは個別対応だったので大丈夫でしたが進学した先はクラス毎に纏まって測定する方針で下着姿で全員一ヶ所に集まるのです。身体は女性とほぼ変わらないので見た目でバレる可能性は皆無なのですが、どうしても他人から見て自分はちゃんと女性に見えているのだろうか?という不安が付き纏って精神的にかなり辛い時期でした」
「その辺りは学校側にお願いして個別で測定を受けると言うのは出来てなかったのですか?」
「無理を言えば何とかなったとは思いますが、そうなると変に目立つ事になり学校生活に支障が出そうで諦めました」
「あー、言われてみれば確かにそうですね。一人だけ特別扱いだと何かるのではないかと勘繰る奴もいますし。そこから男性という事が露見する可能性も無きにしも非ずですか」
「はい。なので他の人と同じようにするしかなかったんです。――それに関連する話で女性には生理が毎月ありましてプールや体育等は生理を理由に休むことが出来ます。ですが私の場合はそういうのは無いですし、友達同士で生理用品をあげたりという事もありません。そう言う女性特有の出来事を上手く誤魔化すのがとても難しくて中高生時代はとても苦労しました」
仮に清川さんが女性であれば何も問題は無かったが、男だと随分大変な思いをした事だろう。ましてや思春期真っただ中とくれば精神的にも肉体的にも不安定だから最悪精神疾患を患ってもおかしくは無いだろう。女性が圧倒的に多い世界で生きていくにはあまりにも過酷過ぎる。だからこそ思わず口からポロッとこんな質問が出てしまった。
「その様な生活をしていたなら学生時代は良い思い出があまり無かったのでは?」
「そうですね。普通の学生とは随分と違いましたし、大変でしたがそれでも悪い事ばかりではありませんでしたよ。今でも付き合いのある友人が出来ましたし、学園祭や修学旅行など今でも鮮明に思い出せるくらい楽しかったです」
「そうですか。今も付き合いがある友人と言うのは本当に宝物ですし良かったですね」
「はい」
学生時代につるんでいた友人も卒業したら疎遠になるなんてよく聞く話だし、俺も気が付けば毎日のように遊んでいた奴らともいつの間にか連絡しなくなり今は何をしているか分からない。バーテンダーになる為の修行で必死だったと言うのもあるが今にして思えばメールの遣り取りだけでもしておけば違ったのかなと考えたりもする。だからこそ、清川さんに仲の良い友人が居てその関係が今も続いていると言うのは羨ましいと思う。
学生か……。そう言えば清川さんってbarに来ているんだから成人はしているはずだけど社会人なんだろうか?大学生がお店に来るというのは基本的に無いからな。俺が確認した中で大学生なのは小百合さんくらいだろうか。今更ながらに気になってしまったので聞いてみよう。
「そう言えば清川さんは学生さんですか?それとも社会人ですか?」
「えっと……どちらでもないです。今は実家で家事手伝いをしています」
「そうなんですね。じゃあ今は将来に向けてじっくり考える期間を過ごしていると」
「お気遣い頂き有難うございます。正直な話をすると大学に行ってまでやりたい事が無かったのと、就職するにしても私の場合色々と難しくて」
「大学は無理していく必要はありませんし、やりたい事がないなら尚更なので良いと思いますよ。でも就職なら特に問題になる様な事は無いのでは?」
「会社に就職する場合必ず戸籍抄本が必要になります。その時点で私の性別が男であると分かってしまうので見た目は女性なのに男性?となりますし、理由を説明しなければいけません。そうすれば男性として欠陥があると判明しその様な人を雇うには余りにもリスクが高いのでどの企業もその時点で不採用という判断が下されます」
そう言う事か。確かに就職する場合会社に色々な書類を提出しなければいけないし、勿論その中には個人情報も含まれているからその時点でアウトという訳か。となると普通に就職するのは絶望的だし、事情を知っている人の会社にコネで入社する位しか方法が無いんじゃないだろうか?もしくは実家がお金持ちなら親の脛を齧って生きて行く事も出来るが恐らく清川さんはそれは選ばない様な気がする。
んっ?待てよ。生物学上は男性という事なんだから国から補助金が支給されているはずだし、現状より多少生活が苦しくなるかもしれないが生きていくことは出来るのではないだろうか?
んー……しかしそれも血税を無駄にしていると非難されそうだし、なるべくリスクは避けた方が良いから駄目だな。となると一番現実的な方法はこれくらいしか思い浮かばない。
「そうなると清川さんのご両親が勤めている会社に捻じ込んでもらうのが一番無難かなと思いますがやはり難しいのでしょうか?」
「母にお願いすれば可能ですが、私としてはそれは避けたいと思っています。――実家が名家と呼ばれる家柄でして国内でもそこそこ有名なので私のせいで家名に疵をつけたくないのです」
「そう言う事情でしたら仰る通りこの手段は取らない方が良いですね。お話を聞く限り清川さんは早く手に職をつけて自立したいように感じたのですが、何か期限などが設けられているとかですか?」
「母からは大学を卒業する年齢までは面倒を見るけど、それ以降は独り立ちして下さいと言われています。別に私の事が鬱陶しくてそう言っている訳では無く、もっと成長して欲しいと思っての事で母からは何か困った事があればいつでも言いなさい力になりますからと話し合いの中で言われてます」
「確りしたお母様なのですね」
「はい、自慢の母です」
事情を抱えている子供に自立を促すのはとても勇気が居る事だし、ましてやこの世界で男でありながら女性として生きていくと言うのはとても難しいし困難だろう。でも、過保護になる事なく本人の為にハッキリと言ってくれるというのはとても素晴らしいと俺は思う。それに清川さん自身も将来について考えているし、今は悩みが多くて苦しいだろうけどきっと良い未来が待っているはずだ。俺も彼女の為に出来るだけ力になってあげたいし、同じ男同士だからこそやれる事もあるだろう。
――しかし就職先か。彼女の事情を知っていて、かつ受け入れてくれる職場。一人で生きていくならそれなりにお給料も良くないと生活できないし、何か問題が起きた場合に守ってあげられる人も必要だろう。そこまで考えた時頭に閃きが浮かんだが果たしてそれは押しつけがましくは無いだろうか?同情でそういう提案をしたのではないか?と疑問が浮き上がってくる。
今はまだ切り出すべきでは無いのかもしれないな。もう少し話を聞いてから決めよう。




